幽霊や怨霊は存在しますか?
拘置所に勤務する刑務官の話
私は直接聞いたのではなく知人を1人挟んでの又聞きです
とても怖い話になります
凶悪事件を起こして死刑執行を待つだけの死刑囚が収監されている棟の話
死刑執行がある日もない日も 刑務官の隊列が廊下を通過する
その時に、死刑囚はいつも自分の番が来るんじゃないかと怯えて
「無事に隊列が過ぎ去ってほしい」と祈る気でいる
死刑執行がない日はそのまま隊列は素通り
靴音か遠のくとホッとする
そんな毎日を過ごしている
法務大臣が命令書にサインして死刑執行がある場合
現在は自殺予防のために死刑囚に事前に知らせることなく
面会が許されることもなく突然やってくる
隊列がその死刑囚の部屋の前で止まって鍵を開けて
「〇〇だな」と話しかけて そこで死刑囚が自分の番が来たことを悟る
逃れられない運命を悟って、ここで取り乱す人はあまりいないそうです
そしてすぐ連れ出されることになる
ところが・・・
中には隊列が廊下に入る前から、あるいは廊下に入って靴音が聞こえてから
「俺だ。俺の番が来た。うわ~」と半狂乱になったり絶叫したりする死刑囚がいるとか
実際叫んでしまう死刑囚は本当にその日に執行する人だけだそうで
そんな人が今まで何人もいたそうです
その日に執行がない人が勘違いなどで叫ぶことはないそうです
この話は又聞きなのですが
本屋で立ち読みした大塚公子著の死刑囚に関する書籍でもそんな記述が実際にあったように思います
事前に刑務官の情報漏洩はありえません
これって 何か事件の被害者の幽霊・怨霊が存在して死刑囚に宣告でもして
できるだけ長い時間恐怖を味あわせようとしているのではないか?
と思えてきます
どうお考えでしょうか?
あともう一つ 聞きたいのですが
極楽・あの世に行けないで恨みを残している人が 怨霊になるのでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
なるでしょう
拝読させて頂きました。
あなたの文面を読ませて頂きました、私もその様なお話を伺ったことがありますね。
その日が来るまでの長い筆舌に尽くし難い恐怖は怨霊や幽霊のせいではなく現実世界で起きていることです。様々な罪悪が犯されて刑が定められたことは事実ですから現実世界の事実としての恐怖や苦しみです。
その人が本当に大きな罪を犯して定められたものなのか、全くのえん罪として濡れ衣をきせられてしまったのかどうかもあるでしょうし、本当に死刑を宣告して実施していいのかも疑問が残ります。
私達は生まれてから誰一人として罪を犯していない人はいません。罪を犯した者が裁いて死刑を言い渡すことができるのか、死刑を命令することができるのか、死刑を執行することができるのかどうか考えてみることも必要かもしれませんね。
極楽・あの世に行けないで恨みを残している人が怨霊になるか?はやはりその心がどうかによると思います。
ある人がどうしても誰かに対して怒りや憎しみやうらみやのろいや殺意を抱えたままで亡くなったとしたら、その人の心はやはりその怒りや憎しみやうらみやのろいや殺意に支配されてしまうでしょう。
その復讐を果たさなければ納得しないとするなら極楽やあの世に行くことを拒否してひたすら怒りや憎しみやうらみやのろいや殺意をもったままさまよい続けるでしょう。
逆にその様な怒りや憎しみやうらみやのろいや殺意を捨て去って心安らかに仏様に救われたいと望んで仏様に心からお願いしお念仏おとなえするならばその魂は速やかに仏様に導かれて一切の迷いや苦しみや怒りや憎しみやうらみやのろいや殺意から解放されていくでしょう。そして極楽にてご成仏なさっていくでしょう。
質問者からのお礼
お忙しいところありがとうございました。