夢にむかって行動できない苦しみ
私には10代の頃からの夢がありました。
しかし、その夢を叶えるために必要なことを調べようとしたり、夢を叶える為の道のりを具体的に考えようとすると怖くなり、何もできなくなりました。
今20代の後半になりましたが、相変わらずです。約10年の間、私は夢を見続けるだけで、殆ど何もしませんでした。
夢を叶えたり、諦めて地に足をつけて生きている過去の友人達を見ると、自分だけ10代で時間が止まってしまっているかのようです。
年齢のことなどを考えると既に遅い事もあり、焦っています。
少し重い話になりますが、先日、このまま何もできず歳を重ねる自分を不憫に思い、命を捨てる為に自傷行為をしようと決意しました。
しかし、そんな時でも恐怖が私の行動を阻み、自傷行為も、怪我一つ残らない程度の中途半端で終わりました。終わった後、恐怖に敗北した自己嫌悪と命のある安心感がありました。また、そこで安心している自分に煮えくりかえる程腹が立ちました。
やりたいはずなのに、恐ろしくて行動できません。その事についての自己嫌悪や、成功された方々への嫉妬も年々大きくなってゆきます。
恐怖をふりきって行動できる方法や、身に余る夢の殺し方などでも良いです。アドバイスいただきたく存じます。
ちなみに恐怖を感じる時に頭に流れる言葉は「失敗したら」「周りにどう見られるか」「バカにされる」「もし、自分から発信しても誰にも見られなかったら」「どうせ無理」「カッコつけ」「キモい」などです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
諦めるとは、挑戦した者の言葉
この世の全ての道において、失敗せずに成功し続けることはできません。
あなたは何も諦める必要はありません。
なぜなら、なにもしていないからです。
まだ志すら立てていません。
まだ夢と呼べるものも持っていません。
恐れとは、何かを失うときに伴うものです。
しかし、あなたには失うものがないことに早く気づくべきでしょう。
でも、こうやって厳しいことを言われても、夢を馬鹿にされても、きっとあなたは何もしないでしょう。
そもそも何もしていないのに、夢があると言ってしまう時点ですでにあなたは妄想の中に生きてしまっています。
一度くらい、「失敗しよう」と思って失敗してみなさい。