働けない自分と、親への憎しみ
働けない自分と、親に対する負の感情について悩んでいます。
小・中学校は不登校の年を挟みながら、そして高校は通信制へ通っていました。
昔からすぐ体調を崩し、高校時代にようやっと、軽度の発達障害と自律神経の弱さから来る不調だろうということが判明しました。
卒業後はアルバイトを2年、別の場所で1年、どちらの職場も幸い優しい方々に囲まれ小遣いを稼げる程度に細々続けてきました。しかし今年に入って労働時間を増やした途端みるみるうちに体調は悪化、仕事を辞めざるを得なくなってしまいました。
両親も若くないため自立しなければと気ばかりが焦っています。
また、学生時代のトラウマから対人恐怖症を患っており(職場の人間とは報連相程度ならできる)、選べる職種も限られています。何にせよ、今すぐ独り立ちというのは難しいとは思うのですが、どうしてもこのような体に産み落とした両親への憎しみが拭いきれません。
こんな子供でごめん、そう思う反面生まれなければ苦しむこともなかったと考えてしまい辛く当たってしまいます。
彼らに幼い頃仮病だと貶されたことが何度もあり、許せないと思う気持ちもありますが現状でも決して焦らせたり、追い出そうとしたりしないでいてくれるのでどうにか憎悪を払拭したいです。
・親への負の感情の拭い去り方
・対人恐怖を和らげるような考え方、または共存していく上で大切な心構えや罹患したままでも勤めやすい職種など
上記を教えて頂けますと幸いです。週40時間労働が基本の世の中ですが、私のように稼げない者は生きていけるのか?とても不安です。
長々と乱文で申し訳ありませんでした。ここまで読んでいただき感謝いたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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天上天下唯我独尊
お釈迦さまは「天上天下唯我独尊」とおっしゃいました。これはこの世の中の全てのいのちは尊いという意味です。
何故お釈迦さまはこのようにおっしゃるのか考えでみますと、例えばあなたにはご両親が居ます(2人)。そのご両親にはそれぞれご両親が居ます(4人)。更にそのご両親は16人、更に64人、更に252人、更に1008人、更に4032人、更に約16000人、更に64000人、更に25万人、更に100万人。遡ると10回で約100万人のご先祖がいらっしゃいます。その100万人のたった一人でも欠けたらあなたはこの世に存在していません。これは奇跡的な事です。ですからいのちは尊いのです。あなたのいのちも私のいのちも尊いのです。
そう考えたら親には感謝しかないのです。
世の中に完璧な人など存在しません。だからあなたの親も良いところもあれば悪いところもあります。でも家族って近くに居るから客観的になかなか見る事が出来ません、そうすると憎しみとか嫌いとかの感情が出てきます。ですから、あなたは親を個別の人間として観察したらどうでしょう。
そうして見ると全否定は出来ないですよね。
仕事にしても、仕事自体よりも仕事先の人間関係で私たちは悩みます。
でもあなたは「報連相」ができるとおっしゃいます。それが出来たら充分じゃないですか。あとはあなに合った、あなたにしか出来ない仕事を見つけましょう。焦らなくても良いのです。あなたは、あなたの体調に合わせて必要な医療にも頼ってあなたのペースで前に進んでください。きっと大丈夫です。何故ならあなたは尊いいのちの持ち主だからです。そして、辛いと感じたらいつでもhasunohaに来てください。あなたを心から応援します。合掌
質問者からのお礼
宮本龍太様
まず、私の相談に回答して頂きありがとうございます。自分のために真摯に考え文を連ねて下さった方がいるだけで手をさしのべられた気持ちになりました。
親や自分自身について、ご先祖の人数を考えたことは今までありませんでしたので、良い意味で1つの命とは小さいものであると感じました。また、その中での悩みというのもまた、私が思っているよりももっと簡単なものなのかもしれません。
何事にも全てサッパリとした気持ちで臨めるようにすぐにはなりませんが、教えていただいた考えを元にゆっくりやっていこうと思います。