お墓参りについて教えてください
法事やお墓参りについて詳しくないので教えて欲しいです。
私は実母のお父さんに会ったことがありません。母のお父さんは、母が学生の頃に離婚し、自殺で亡くなっています。 色々複雑な家庭だったと話を軽く聞いたことがあります。私は母のお父さんのお墓参りは一度しかいったことがありません。
このお盆に、私は2児の母になりしばらく母のお父さんのお墓参りにはいけていなかったので、ひ孫の顔を見せてあげたいと思い、
実母にどうかな?と聞いてみました。
母は、「うちの両親は離婚してるから、向こうの家族とかに会ったら嫌だからお盆が終わってから行くか、もう行かないようにしている。もし行くから日にちをずらして行きなさい」と言われました。
私は詳しく事情を知らなかったので
そうなんだ、ならやめたほうがいいかな。と言いました。
実はこのお盆に入る前、私の娘が病気にかかってしまい、病気になる前も悪いことが立て続けに起こっていて、最近災難なことが多いからお祓いとか行きたいわ〜と、お墓参りについて話すちょっと前に母と話していたのです。だからなのか分かりませんが、
「うちは親が離婚してるから色々複雑なの。もしうち(母)のせいで病気になったと思っているなら勝手にいけばいい」と怒られました。
私はそんなつもりは全く無くて、
ほんとにひ孫をみせてあげたくてどうかな?って相談したつもりだったので
キレられたのがちょっと分かりませんでした。
話す順序が悪かったのかな、複雑な家庭にひ孫を見せるのがそんなに悪いことなのかな、
そんなに私悪いこと言ったかな?と思ったけど、なんでお墓参り=お祓いになるのかな?と思いました。
お墓参りとかについてあまり詳しくないのでわからないのでどうなのか教えて頂きたいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
死者を恐れる日本人的な感覚
日本では、死者を恐れる文化があります。
自称霊能者や占い師から
「成仏していないご先祖の霊が見える。お墓参りを怠っているからご先祖が怒り、そのせいで家族に災いが続いているのじゃああ!」
と言われたら、なんとなく不安になる人もいます。
実際、「最近家族に病気が続いており、気になってお墓参りに来ました」という人もいます。
そういう人にとっては、お墓参りも災いを祓う行為の一種なのでしょう。
ただし、仏教的には、そのような考え方を推奨していません。
お墓はあくまで記念碑であり、お骨は遺品の一つにすぎません。
お墓は故人に想いを馳せるきっかけになるツールですが、たとえるなら、何何記念館に行かなくても「何何」のことを忘れないことは可能です。
一方で、世の中に何何記念館が多数存在するのは、「何何」を知ってもらうのに役立つから。
お子さん(ひ孫)にお墓参りをさせるのは、ご先祖からの命のリレーを知ってもらう良い機会になります。
時期はずらしても良いと思いますよ。