過去の経験で性癖が歪んでしまった
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有り難し 14私は子供の頃母親から虐待され、兄弟間での差別や人格否定、体罰をされていて、父親は見て見ぬ振りをしていました。
学校では、友達に裏切られ小中高の7年間いじめられました。
小学生と中学生の頃に知らない男の人に無理やり体を触られ、そのことを親や先生に相談してもまともに取り合ってくれませんでした。
そのせいか、動物を恋愛的に好きになってしまうようになってしまいました。
動物なら誰でもいいというわけではなく、高校生の頃から同じ動物にずっと片思いをしています。
何かの間違いだと思い人間の男性とも恋愛をしてみたのですが体を触られるとどうしても気持ち悪くなってしまいます。
彼に恋する前はずっともう死んでしまおうと思っていたのですが、彼に恋してからは生きる希望を持つことができ、なんとか対人恐怖を克服し、内定ももらうことが出来ました。
しかし、私の気持ちは相手からしたら知ったことではないですし、そのことをもし知ったらきっと気持ち悪いと思います。
彼と同じ動物に生まれていても彼と結ばれるとは限りませんが、人間でいるよりはまだチャンスはあったのかなとずっと思ってしまいます。
私は性的に嫌な思いをしてきているので、彼にもおなじ苦しみを感じて欲しくありませんがどうしても好きな気持ちを抑えることができません。
正直もう我慢の限界です。人間になんて生まれてこなければよかったです。この気持ちとどう向き合えばいいかわかりません。
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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恋に溺れないように
それは恋愛感情という一過性の気持ちの揺らぎです。
恋というのは燃え尽きたらおわりです。
つまりリアルを歪ませる力がある強い感情です。この感情に振り回されると恋に溺れます。盲目になるのです。
大切なことは信頼関係、お互いをリスペクトしあい支え合えるパートナーになることが、大切です。これは人間同士でないと築くことができません。
慈愛という関係をお互いに持つことができるのが人間の素晴らしさです。
過去の経験により人を信用できなくなってしまったのかもしれません。信用できる人との出会いと、時間をかけてより良い方向に導いてくれる専門的な医師との出会いも必要かもしれません。
僧侶は自分自身と向き合うことをサポートすること、真理を示すことが役目です。
今感じていることは真ではないです。思っただけの一過性のものだと捉えてください。あまりとらわれずリアルに目を向けてください。
感情や思いより、見る、香る、聞こえる味わうなどの感覚にシフトした生き方が人を救います。
心から慈しみましょう
拝読させて頂きました。
あなたか幼い頃から周りの方々からひどいことをされてとても辛い思いをなさっていらしたのですね。そして今もそのことで性格も変わってしまったのですね。詳細なあなたのその辛い思いはわからないですけれども、あなたが今尚その辛いを抱えておられることは伝わって参ります。あなたのそのお気持ちを心よりお察しします。
あなたは彼のことがとても好きになっており、その彼への思いを抑えられなくなっているのですね。あなたがその様に思われることはとても尊いことだと思います。具体的な状況はわからないですが、あなたはそのお気持ちを抑え込むのではなく彼を慈しみ愛情を注いでいかれても宜しいのではないかと思います。他者との出会いやご縁によって私達は共に生きていくことができるのですからね。
また宜しければあなたのそのお気持ちをここでもおっしゃって下さいね。あなたと私達は今も既につながっているのです。あなたの思いつくことを可能な範囲でお話なさって下さい、あなたを心よりお待ちしております。
そしてあなたがこれからの未来を心穏やかに大切な方と思いやり慈しみ合いながら健やかに生き抜いていかれます様に切に祈っています。そしてあなたを心より応援しています。
