相談できる人が周りにいません。
ドイツで修士課程にいる者です。
私の留学をサポートして下さった大学時代の指導教官と、研究室の先輩に近い日に会うことになりました。
問題は、私が過去にその指導教官に人格否定のようなことを言われてしまいそのことが頭から離れないことです。私は留学の際周りの方々に迷惑をかけてしまいました。当時の私が大人の常識のようなものを全く分かってなかったことが原因です。そのことは反省しております。しかし、先輩や同期の前で心理テストのようなことをされ、私だけ間違えたことを理由に、その場にいる先輩にボソッと、"こいつ病気だよな?"とか、他の同期にも、"君はこいつよりもひどくはない"。また先輩が答えを間違えても、"まあ大丈夫。"など意味の分からないこと。僕の目からは、まるでみんなの前で僕を公開処刑して、いかに僕がやばい人間かを知らしめるかのような言動でした。
私は幸運なことに、海外で研究者として生きていきたいと思える環境にいます。しかし、その道に行く限り、その指導教官や先輩方と付き合っていかなかくてはなりません。
今こうして相談を書いている時も手が震えております。友達に相談してはいけない、まるで黒歴史みたいに。
ここ1年間、研究者になることにこだわる必要はないと考えております。いつでも帰ってきて良いと言ってくれた母のいる日本へ帰り、彼らと関係を断ち、新しい人生を探す道はないのかと考えています。
このままだと、彼らに対して復讐しようと思う悪の心が育ってしまいそうです。そんなもの乗り越えろ、甘えるな、素直に指摘は受け入れないと研究者にはなれないと神様が僕を試しているような気がします。でも、私の心は指導教官にそのことを言われた頃から枯れてしまっており、過去の情熱がすっかりなくなってしまいました。空虚です。
こんな情けない私ですが、私の将来の人生に関して、皆様のお言葉頂ければ幸いです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
別のところで活かす、再チャレンジ
タカさん
拝読しました。
前回のご相談よりも帰国の道が見えてきたのではないでしょうか。
人間的に尊敬できない人との研究、進みますかね。気が。
これまでの学びを、他の仲間との研究に活かしたり、少し近い分野に転科したり、体力気力をすり減らして良い研究ができるとは思いません。
タカさんのことを求めている場所はあると思います。これまでの学びを日本に限らず、世界中の人と結びつけて、何が生まれるのか?私は楽しみです。
元気でさえいれば、どこにいてもやり直しはきく。ご自身の研究テーマを世の課題とぶつけてみてください。
縁を切る先生方には、ごめんなさい。でいいんですよ。
拝