流産後の心の持ち方。
今年の6月に初めての妊娠がわかり、その後、8月に稽留流産と診断され、手術をしました。
心拍も確認し、母子手帳ももらってからの流産でした。夫や母親も大変喜んでくれた妊娠だったので、自分自身が辛い上に、周りの人を悲しませることもとても辛かったです。
でも、いつまでも悲しんでいてはいけない。私より辛い人もいる。何度も流産しても前向きに妊活している人もいる。
そう思って気持ちを切り替えたのですが、知らず知らずに無理をして、心が疲れてしまいました。
前向きに頑張ろうと思っていたはずが、人に優しくできなくなり、味方であるはずの夫や身内にも冷たい態度を取ってしまい、自己嫌悪に陥ります。
体のために我慢することも多く、自分で納得してやっていることなのに、結局は他人に八つ当たりしている自分に気づき、こんな気持ちで過ごしても自分も人も幸せじゃないのに、と苦しくなります。
接客をしているので、子連れの方を見るたびに思い出したり、その方たちには何の非もないのに、どこかで憎らしく思ってしまう自分も人間として最低だと感じます。
今の自分がすごく嫌です。
これから次の妊娠に向けて、自分も周りも幸せに過ごしていくにはどうしたら良いでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
大切ないのちと向き合う合掌。あなたを支え、救ってくださる
お辛いですね…
この手に抱くことも叶わなかった…会いたかったですね…
あかちゃんを想うと、ごめんねとずっと謝っているのではないですか。自分を責めているのではないですか。妊娠してからの日々を後悔しているのではないですか、もっと気をつけて過ごしていれば…と。
誰も悪くないし、あかちゃんもしっかり ママの中で生きてくれましたよ。あなたは、ちゃんと あの子のママだったわ。
いろんな慰めも、今は辛く虚しいだけかもしれないわね。自分がまだ、受け入れられないでいるのだものね。
あかちゃんを想って、一緒に手を合わせませんか。オンライン個別相談もありますから、あなたの気持ちも涙も、仏様に聞いていただきませんか。
大切ないのちと向き合う合掌。そんな時間が、あなたを支え、仏様があの子を救ってくださるわ。
感謝をしていきましょう
RU 様 相談ありがとうございます。
悲しいことですね。おなかに宿った赤ちゃんが、先に逝ってしまうなんて。
もっと、辛いとか悲しいとか、苦しいとか、声に出して泣いて、叫んでいいんですよ。心の哀しみを一度吐き出すことも必要なのです。
混乱して、怒って、でも落ち込んで、何となく諦めて。
感情はぐるぐる回るものです。
それはあなたのせいではありません。あなたの心と体を守るために起こしている
感情とその反応なのです。
自分を責めずに、
お腹に宿ってくれた赤ちゃんに、「来てくれてありがとうと伝えてみましょう」
赤ちゃんはきっとこう言うでしょう「短い間だったけど、お母さんのおなかにはいって嬉しかった。ちゃんと優しさや愛情が伝わったよ」って。「今度あなたの中に入るかもしれない、命に、素晴らしいお母さんだから行っておいでと自慢しています」と言っているかもしれませんね。
そうしてあなたは、感謝をしていきましょう。何でもいいので、小さなことでもいいので、感謝をしていきましょう。「表面的に優しく・・」ならそれでいいので、優しく出来たら、出来たことに「ありがとう」と感謝をしていきましょう。
自分の些細な出来ことに、ごくあたら前のことに「ありがとう」の感謝を伝えて過ごしていくことで、温かく優しい雰囲気となり、あなたが自己嫌悪に陥るようなことが減っていくでしょう。出来れば毎日3つ、感謝を書き留めてみましょう。
きっとそれで大丈夫になると思います。
参考にしてください。一礼
追伸:辛い状況の中、お礼メッセージありがとうございました。感情が行ったり来たりする時期だと思いますので、話を聴いて欲しい、気持ちを出したいときは遠慮せずどうぞご相談ください。暖かく見守る場でもありますので。
この度のご縁に感謝申し上げます。再礼
質問者からのお礼
回答を下さり、本当にありがとうございました。
失ったものや無いものばかりに目がいき、今あるもの、今周りで支えてくれている人たちに、感謝ができていないことに気付かされました。
一度お腹に来てくれた赤ちゃんにも、ごめんねじゃなくありがとうと伝えようと思います。
手を合わせ、日々感謝して、温かい人間になれるよう努力します。ありがとうございました。