家族との関係が辛いです
実家の家族の言動に傷ついてしまい、どうしたら良いかわからなくなってしまいました。
十数年前から兄が精神病で引きこもっております。それが数年前に母が脳梗塞で倒れ施設に入ってから、家族仲が悪化して実家に帰ることが嫌になってしまいました。
それまでは病気の兄を迷惑だと思いつつ良くなればいいなと願う程度には想ってやれたのですが、母が倒れた時の心無い一言で完全に愛想が尽きました。
父も母が倒れたショックと兄への苛立ちで私に八つ当たりをするようになり、実家から更に足が遠のきましたが、それでも少しずつ歩み寄って落ち着いてきました。そして父が退職し、とうとう兄を実家から追い出すと言い始めたのでそれを信じて支えてきましたが、やっぱりもう少し面倒みると言い出します。
これを何度も繰り返してきました。
その度にまたかよ!いい加減にしろよ!と両親に訴えながらも次こそはと信じていたのに、先日は「長男は跡取りだから」とまだ養う気のようです。
それを聞いてもうなんだか絶望してしまい、衝動的に連絡先をブロックしてしまいました。流石に音信不通は…と思ってブロックを解除しようと思うのですが、全く指が動かなくて。
実家のことを思い出すだけで涙が止まらなくなり、頭も胃も痛い。食事をしても吐いてしまいます。
思い返せば両親はいつも兄のことばかりでした。私は両親の関心が欲しくていい成績を取ったり有名大学に進学したり、母が喜ぶ振る舞いをして、父の趣味と同じものを学んで…。
でもそれが全部無駄だったと思うと虚しいです。若い頃は結婚したら子供が欲しいと思っていたのに、両親のようになりたくない、兄のような子どもを得たくないと考え、子なし家庭で生きていくことにしました。本当は子供が欲しかっただろう夫には申し訳ないです。
両親への執着を無くそうと考えるのに、怒りと罪悪感に悩まされます。もうどうしたら良いかわかりません。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
苦しみも辛さも自分の心が決める
ご相談読ませていただきました。あなたのご家族対する複雑な感情が心理的な負担となっているのですね。お辛いこととお察しいたします。このような感情に対処することは容易ではありませんが、一歩ずつ進んでいくことで、回復へ向かうことも可能です。
まず、自分自身を大切にすることが必要です。感情を表現し、あなたが今感じている苦しみや困難に向き合い、受け入れることが重要です。自分の感情を否定せずに、それを認めることで少しずつ整理しやすくなるかもしれません。
また、過去に遡ってご家族の関係性やコミュニケーションについて理解を深めることも有益かもしれません。家族の中には葛藤や誤解があり、それが今の状況に繋がっている可能性もあります。過去を振り返り、自身の価値観や感情について気づきを得ることで、自己の立ち位置を見つけるのに役立つかもしれません。
自分自身をいたわり、自身の感情やストレスに対して優しく接してあげてください。焦らずに少しずつ前に進むことが良い方向への第一歩となります。時間をかけて自分を癒していく過程に感情的な山あり谷ありかと思いますが、徐々に癒しへの道が開かれていくことでしょう。
喜怒哀楽は結局は自分の心が決めています。ご自分のお気持ちが落ち着いてくればご家族への対応にも余裕が出てくるのではと思います。あなたを応援します。合掌
あなたの人生を大切に
拝読させて頂きました。
あなたの思いやご両親様やお兄様とのことを読ませて頂きました。詳細な今までのことはわからないですけれども、あなたのお辛い状況やお気持ちを心よりお察しします。
宮本師もおっしゃるようにしばらくはご実家のことはさしおいて先ずはご自身のことや夫さんとのご生活を大切になさってみてはいかがでしょうか。
お兄様のことは第三者からのサポートにお願いなさり、お父様のことはしばらく離れてみて、お母様のことも施設の方々にお任せしましょう。そしてあなたのことを優先なさってみましょう。
夫さんともこれからどんな風に生きていきたいのかゆっくりとお向き合いなさってお話しなさってみて下さいね。
あなたには夫さんと一緒にこれからの未来を幸せに生きることができるのですからね。
あなたが夫さんとこれからの未来にしっかりとお向き合いなさり心豊かに生きることできます様に切に祈ってます。
またお兄様やお母様やお父様も沢山の方々に支えられながらそれぞれの人生をしっかりと生きることできます様に心よりお祈りさせて頂きます。
そして皆さんを心より応援させて頂きます。至心合掌
質問者からのお礼
ご住職様方、ご回答ありがとうございます。
体調が戻るまでは、実家とは関わらず休養に専念しようと思います。
幼少期から「お前は手がかからなくて楽」「何かあってもお前がいるから安心だ」と言われ続けていたので、自分がこの家を支えていくのだとずっと思っていました。
今は一旦、その重荷を下ろそうと思います。休めと言ってもらえて、大変嬉しかったです。ありがとうございました。