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私事ですいません

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有り難し有り難し 3

私がお付き合いしている方には余命僅かな親御さんがいます。
来月初めてお会いするのですが、もしかするとそれが最初で最後になるかもしれません。

ご相談といたしましては、その時何をお聞きし、何を語るべきなのか、どういう心持ちでお会いするべきかということでしょうか。。

2024年5月26日 23:50

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

小太郎 様 相談ありがとうございます。

余命いくばくもない方にお会いするときに、
頑張ってくださいなんて、励ましたりすると
精一杯、病と闘っているのに、なんでそんなことを言うのか
と思われたりします。
その人の苦しみをとってかわることはできませんので
温かい優しい眼差しで、思いやりを持った態度で
ただその方の辛い感情、苦しみを、
ゆっくりと相槌をうちながら、
ただ聴いてあげることが大切です。

もし何かご自身のことで問われたら、
誠実にゆっくりとお答えするのが良いでしょう。

何か希望や前向きな言葉が聴き取れましたら
それは「いいですね」など、しっかりと同調するようにしましょう。
希望の光は最後まであると
心の中では思っていることも大事ですから。
参考にしてください。
一礼

2024年5月27日 9:02
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有り難し
おきもち

お寺の法務(法事などのご先祖の供養)と 唱題行・写経・法話・カウンセリン...
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質問者からのお礼

非常に参考になるコメントありがとうございます。
実際に死を前にした時に感じだろう恐怖やストレス、それが人の心に及ぼす影響に対して自分はどう向き合あっていけばいいか。こういった難しい問題だけでなくて、他者と接する時に大切な事だと感じました。
割と早口なので、話を聴く姿勢と落ち着いてゆっくり話すことは特に気をつけたいと思います。

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