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病院の付き添い回答受付中

回答数回答 3
有り難し有り難し 6

いつもありがとうございます。
婚活で知り合った男性でお付き合いして半年になる方がいます。
私はバツイチで相手は初婚です。
彼は定期的に内科、皮膚科でお薬を貰っていて私が仕事で遅い時は1人で行くのですが(電車で内科は5駅の所、皮膚科は3駅)私の休みに合わして病院によくいきます。
正直病院位1人で行ってほしいのですが、今日も私仕事が休みで、昨日行けばいいのに今日行くから付いてきてほしいとの事。
結婚してた時、旦那の病院付き添った事等ありません。
私が冷たいのか、子供もいないし彼女なら付いていくべきでしょうか!?

2025年11月19日 11:16
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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

本音で話せばいいのでは

病院ぐらい一人で行って欲しいと思うのであれば、正直に一人で行ってねって伝えればいいと思います。
ただ、病院ぐらいのぐらいが相手にとってどれほどの価値があるのかわかりません。

「言っていいこと」と「言ってはいけないこと」の間に、あなたとの価値観のズレがあると思うので、耳を傾けてみてから判断すればいいのでは?

2025年11月19日 13:50
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有り難し
おきもち

そうですね…

拝読させて頂きました。
なるほどね…あなたも一緒に病院について行っているのですね。彼の病状がどのようなものかわからないので、どうなのだろうか…とは思いますが、それほど重い病いや症状でないならば、彼一人で病院行ってもいいでしょうし、あなたのお休みばかりに予約して行くのもいかがかとは思いますよね。
付き添いが本当に必要であるならば病院からも言われるでしょうからね。
彼の常識とあなたの常識は違うかもしれませんから落ち着いてゆっくりとお二人でお話し合いなさってみましょう。
そうしていきながらお互いのことを理解深めていきましょう。

2025年11月19日 13:45
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有り難し
おきもち

個別相談可能
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラーメンが有名な処です。)これからも皆様のご質問に対して誠心誠意回答させて頂きたいと存じます。まだまだ修行中の身ですので至らぬ点あろうかとは存じますが共に精進して参りましょうね。お寺にもお気軽に遊びに来てください。
ご相談は朝から午後5時まで受け付けております。 人間関係や恋愛のお悩み、自殺願望、大切な方の死に直面した苦しみなど、どんな内容でも構いません。一人で抱え込まずに、ぜひお辛いお気持ちを吐き出してください。 仏様や神様、ご先祖様は、いつもあなたを見守り、聞いてくださっています。あなたが少しでも穏やかな気持ちになれるお手伝いをさせていただきます。

「優しさ」と「境界線」は両立します

文面から、あなたがとても思いやり深く、相手を大切にしようとする方だと伝わってきました。
そしてその優しさゆえに、「そこまで付き添うべき?」「冷たいのでは?」
と自分を責めてしまっているのだと思いました。

結論からお伝えするとあなたは冷たくありません。
むしろ“境界線を越えない優しさ”を探しているだけではないでしょうか。

■ 1. 病院に付き添う=愛情の証 ではない
仏教では
「愛は、相手の自立を妨げてはならない」
と言われます。

彼があなたに寄りかかりすぎている部分があるのなら、
それは“彼の不安”であって、
あなたが背負うべき義務ではありません。

あなたはパートナーであって、“お母さん”ではありません。

■ 2. あなたの感覚はごく自然です
・通院は1人で行くのが普通では?
・毎回ついてくることを求められるのは負担
・「私の休みに合わせないで」と思う

これらはすべて自然な感覚です。
結婚していたときに付き添ったことがないという経験も、
あなたの中での“普通”を形づくっています。

それを否定する必要はありません。

■ 3. 大切なのは「距離の取り方の相談」
あなたの優しさは、
「全部やる」か「全部やらない」かの二択ではありません。

中間地点があります。
たとえば
・月1回くらいなら付き添う
・どうしても不安な時だけ声をかけてほしい
・基本は自分で行ってもらう
・あなたの時間も大切にしたい

こんな風に、あなたの“心の余白が保てるライン”を
率直に伝えることが大切です。

■ 4. “支え合い”は、過剰に背負うことではない
支え合いとは、
相手の人生を丸ごと背負うことではなく、
相手が自分で歩けるようにそっと寄り添うこと。

あなたにはその力があります。
だからこそ、疲れすぎない距離が必要です。

◆最後に
あなたは冷たくありません。
ただ、優しいからこそ “どこまで支えるか” に悩んでいるだけ。

どうか自分を責めず、あなたらしいペースで関係を育ててください。

合掌

2025年11月19日 13:05
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有り難し
おきもち

個別相談可能
仏教×対話×ビジネス。僧侶・理学療法士・プロファシリテーター。死生観から整えるコンサルタント。仏教と対話で導く、リーダーのための内省と再構築。ビジネスという営みを通じて、人が本音と出会い、本来の個性で生きる場をひらいています。 ※お坊さん回答の中に「鈴木光浄」がおりますが当初諸事情がございまして私が回答したものでございます。そちらもあわせてご参照ください
職業柄、人生相談はこれまで多数受けてきました。 ぜひご自身の本音を出してください。向き合ってください。私は伴走させていただきます。 理学療法士でもありますので、これまで急性期から終末期まで患者さんを担当。 町の診療所から在宅までキャリアを築く。2歳から108歳まで患者さん担当。 また、コンサルタントでもありますので メンタルヘルスから新規事業、マネジメント、チームビルディングまで相談並びに研修対応可能。 現在、顧問契約募集中!

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