幼少期に制限の多い環境で育った影響回答受付中
幼少期から思春期にかけて、母の意向でやや制限の多い環境で育ちました。
虐待や極端な禁止ではありませんが、振り返ると影響はあったのかなと感じています。
具体的には、
・クレヨンしんちゃん等の少し下品なアニメや、母が面白くないと感じるバラエティ番組はあまり見せてもらえなかった
(クイズ番組などはOK、夜はNHKやニュースが多かった記憶)
・ショートパンツやミニスカートなど露出の多い服は禁止気味(痴漢防止目的)
・少しませた内容の少女漫画は没収されたことがある
・着色料が多そうな駄菓子や知育菓子は基本的に良い顔をされなかった
・メイクは大学生になるまで禁止(日焼け止めはOK)
・小学生の頃は放課後に遊びに行くのもあまり歓迎されず、親に聞くのが怖かった
家が遠い子とは遊ばせてもらえず、結果的にいつも用事がある子だと思われていました
(中学生以降は多少緩和)
・一人で自転車に乗るのも中学生からで、それまではバスで習い事に通っていた
・高校生のお小遣いは月2000円
最低限の生活費は出してもらっていましたが、服や遊びにはあまりお金をかけられず(遠慮?してしまった)友達の誘いを断ったことも
・お年玉は一部だけ手元に渡され、残りは将来用に貯金してもらっていました(これは感謝している)
ゲームとかは普通にさせてもらえていました。
現在は大人になり、実家暮らしですがある程度自由があります。
昔禁止気味だったお菓子やバラエティ番組、アニメや漫画、服装も自分のお金で選べるようになりました。
ただ、なぜか心が満たされません。
本来なら小中学生の頃に体験していたはずの楽しさを、大人になってから取り戻そうとしてもワクワクできないのです。
ジブリやディズニーも、興味があった時期にはあまり見られず、今見ても感動はしますが今じゃない感が拭えません。
服やメイクも、10代の頃にこそ楽しめたものがあったのではと思ってしまいます。
友人関係も、もっと遊んでいれば広がっていたのでは…と考えてしまいます。
もちろん今からでも巻き返せると頭では分かっていますが、
それでも失った時間が戻らないことにやるせなさを感じます。
この気持ちは、どうすれば昇華できるのでしょうか(母とこの手の話をすると揉めるためNG)。
気持ちの整理の仕方についてアドバイスをいただけたら嬉しいです。
お坊さんからの回答 3件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
「現在」「過去」「未来」。これからの自分です。
はじめまして。僧侶の釋聴法と申します。
「お母様の意向でやや制限の多い環境で育った」との事。
その影響で現在モヤモヤした気持ちが晴れないようですね。
文面から、色々な制約を受けていたことが伺えます。やや、お母様の性質は「過干渉」「過保護」が強いとも見受けられますが、多かれ少なかれそのような事は往々にしてあります。これ自体は、お母様があなた様の将来を案じて行ったことと、また、お母様自身の考え(方針)で行ってきたものと推測されます。
「友人関係も、もっと遊んでいれば広がっていたか?」これは過去の仮定の話となりますので何とも申し上げられません。仏教の考えでは、「諸行無常」といって、日々刻々と状況は変わっていきます。「もし?...」であればもっと良い自分があったのではないか?ということを想像することは得策ではないでしょう。
一番大切なのは「今の自分」です。まだ20代、10代の時の状況が大きくマイナスに働くことはありません。「今現在」と「これから」が大切なのです。力強く生きて、生き生きとした毎日をお過ごしください。
拝
縁起寺 釋聴法
理由に納得できれば
私は裕福な家庭ではなかったため、例えば高校生まではお年玉以外の小遣いはありませんでした。(部活の遠征で昼食代が必要など、イベント時にのみもらえる。)
その他にも色々と制限がありましたし、子供ながらに金銭面を慮って、友達と遊ぶのも自分から避けていました。
中学の音楽の授業で、毎回生徒が一人ずつ好きなアーティストのCDを持参して、先生が、授業前に1曲流すという取組がありましたが、私はCDプレイヤーを持ってらずCDもなかったので、自分が持参する日の直前に親に頼んで、当時は売っていたカセットテープのアルバムを買って、それまで聞いたこともなかった曲を「好きな曲」として授業で紹介するはめになりました。
(カセットテープを聴けるラジカセは家にありました。)
当時の私は、貧乏であることを他の人に知られたら恥ずかしいという思いが強かったです。
ただ、社会人になってから、日本においても私よりももっと困窮している家庭があるし、海外に目を向ければ衣食住も安定しない人々がいると視野が広がり、「それに比べれば私はまだマシだった」と、少なくとも頭では理解できるようになりました。
ということで、視野を広げて、発展途上国や紛争地の生活よりはマシ、江戸時代の生活よりはマシと思えたら幸せを感じられるかも知れません。
また、親がなぜそのような制限をあなたに強いたのか、理由に納得できれば多少はすっきりするかも知れませんね。
様々ね生き方
拝読させて頂きました。
お母様があなたの成長期に様々な制限をされてあなたはその時期を楽しむことができなかったのですね、今やったとしてもなんとなくスッキリしないのですね。詳細なあなたやお母様や家族内のことはわからないですけれども、あなたのそのお気持ちわかるように感じます。お気持ち心よりお察しします。
その当時のお母様の思いはわからないですけれども、お母様があなたの成長の為によかれと思ってそうなさったのではないかと思います。確かに親目線で大人目線でしつけの一環であったのかとは思います。それはそれでお母様があなたを思えばこその愛情であったのではないでしょうか。
あなたが今もそのことを思うとモヤモヤしてしまうのかもしれませんが、どうでしょうね、答えはそれぞれでしょうし正解は沢山あると思います。
少なからずあなたが今生きていらっしゃる中で価値観や生活感や金銭感覚や公序良俗に関わることや正しい生き方にも反映されているのではないかと思います。
楽しめなかったこともあるでしょうがそれ以上に大切なこともあるように私は感じます。
またあなたの人生はこれから一層開けていくでしょう、どうかあなた自身の人生を自ら選択なさり健やかに豊かに生きていって下さいね。
あなたを心より応援させて頂きます。



お悩みの相談は全般的に対応します。(不安や人間関係など)
元高等学校教員ですので、将来の進路に関する相談などにも対応いたします。
現在も非常勤講師を行っているため、少々対応にお時間をいただく場合もあります。
◆職場や学校での人間関係がうまくいかない
◆ストレスや不安で日々の生活に支障がある
◆無気力で、人生の目標を見出せない
◆卒業後の進路を決める事ができない
◆別れた交際相手の事を忘れる事ができない
◆家庭不和で毎日の生活が辛い
◆家族や大切な人を亡くして心の整理がつかない
◆何事も悪い方向に捉えてしまい、自己嫌悪に陥っている
◆ついつい他人に辛くあたってしまい、後悔を繰り返す
◆毎日充実した日々を送れるように、仏教の勉強がしたい
など、上記はこれまでの相談の例(ハスノハ以外を含む)です。