すぐ逃げる義弟回答受付中
42歳になる義弟の話です。
何か嫌になることがあると、すぐ逃げます。その時に思いついたことを返事するので結局続かず嘘になります。
お金にもルーズ。いつも逃げて数ヶ月してから、ご飯食べれない住むところがなくなったと夫(実兄)に泣きついてきます。
私は助けない方がいいと何度も言いましたが結局、毎回助けて裏切られてを繰り返しています。
今回もハロウィンの日に連絡があり迎えに行くとボロボロの姿でおり居候させて3食満足に食べさせタバコも酒も与えていましたが、また昨日ふっと居なくなりました。
今日、私が仕事から帰るとポストに手紙が入っており 世話にはなったが毎日、迷惑をかけているのではと思うだけで苦痛だった。仕事も自営なので手伝わせていたのですが接客業は無理だのいい歳して食事の面倒見てもらったり情けない、など言い訳ばかり書き連ねてありました。
夫は2度と助けない!と怒り心頭ですが(当たり前ですよね)こういう人は一生直らないのでしょうね。病気みたいなものでしょうか?
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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厳しく突き放すという慈悲の形もあります。
はじめまして。僧侶の釋聴法と申します。
義弟さんの振る舞いに、これまでどれほどの忍耐と慈悲を注いでこられたか、そのご苦労は察するに余りあります。あなたは「見捨てない」という仏のような慈愛で接してこられましたが、今の状況は、その優しさがかえって義弟さんの「自立の芽」を摘み、執着を深めさせてしまったのかもしれません。
僧侶の視点から、三つの心得をお伝えします。
①「慈悲」の形を変える
仏教には、優しく包むだけでなく、厳しく突き放すという慈悲の形もあります。今の彼に必要なのは、衣食住の提供ではなく「自分の業(行い)の結果を自分で引き受ける」という経験です。彼を突き放すことは冷酷ではなく、彼が人間として立ち上がるための「最後の教育」だと心得てください。
②「境界線」を法(ルール)とする
ご主人が「二度と助けない」と決意されたのは、非常に正しい判断です。これを感情的な怒りで終わらせず、家族の揺るぎないルールにしてください。再び泣きつかれても、「情」という迷いに負けてはなりません。情に流されることは、共倒れという「無明(むみょう)」への道です。
③あなた自身の平穏を守る
手紙の言い訳に心を痛める必要はありません。それは彼の心の中にある「迷いの反映」に過ぎません。あなたは十分に尽くされました。その功徳は消えませんが、これ以上、彼の業に巻き込まれる必要もありません。
これからは彼を「一人の大人」として放っておく勇気を持ってください。彼が本当の意味で自分と向き合えるかどうかは、彼自身の問題なのです。
拝
縁起寺 釋聴法
人は本当に困らないと変わらない
助けがあるからそこに甘えるのです。
私の友人は父親が亡くなったときに火が付きました。
それまでは甘えがあって、甘えられる存在が無くなると、自分でやらなきゃいけないのか!と気が付いて自分で仕事を探すようになりました。
身内で経済的に大変だからという理由でお金を要求されるケースは世の中に数多く存在しますが、あなたの態度で正解です。
あなたの家庭であなた達が蓄えた財をあっという間に持ち去ってしまうということはあなたの家庭にとっても大きな負担です。
与えるのは情報だけにしましょう。
考え方を変えさせる、価値を見出させる、できることがある、役立てることがあるということを学んでもらえばいいのです。
いざとなったら、ダンナにも厳しい態度で、接する必要がありましょう。
例
私にもこの家を守る義務があります。
あなたにとって弟さんは大切な存在であるというのはよくわかります。
ですが、私はあなたの妻です。一生、添い遂げる覚悟でこの家に参りました。
わたしの親戚にも身内にお金にだらしなくて、家を潰したひとがいます。
妻として、この家の家族として(子供たちを送る親として)これ以上、誰かのためにどんどんこの家のお金や時間やエネルギーが搾取されていってしまうことを黙ってみているわけにはまいりません。
仏の顔も三度まで。人助けも限界があります。
経済的に貧しい人を支援するのは、支援の専門がやるべきことです。
私が勝手に使うことはいたしませんが、家のサイフ、家計を守る為に、通帳をお預かりさせてください。
などと、夫の目を覚まさせる気持ちをあなたが持つことです。
家族・親族だからこそ縁を切り難いものがある。
家を守るためにもみんなで真剣になることです。
慈悲心でもって、本当に弟さんを困らせて、危機感を与えて、仕事を探さなければならない、自分がやらなきゃダメなんだと思わせることです。
質問者からのお礼
ありがとうございました。
お陰様で2度と助けない!という強い気持ちを持つことが出来ました。
自分自身で、しっかりと自分自身を見つめ直す時が来れば良いと思います。



お悩みの相談は全般的に対応します。(不安や人間関係など)
元高等学校教員ですので、将来の進路に関する相談などにも対応いたします。
現在も非常勤講師を行っているため、少々対応にお時間をいただく場合もあります。
◆職場や学校での人間関係がうまくいかない
◆ストレスや不安で日々の生活に支障がある
◆無気力で、人生の目標を見出せない
◆卒業後の進路を決める事ができない
◆別れた交際相手の事を忘れる事ができない
◆家庭不和で毎日の生活が辛い
◆家族や大切な人を亡くして心の整理がつかない
◆何事も悪い方向に捉えてしまい、自己嫌悪に陥っている
◆ついつい他人に辛くあたってしまい、後悔を繰り返す
◆毎日充実した日々を送れるように、仏教の勉強がしたい
など、上記はこれまでの相談の例(ハスノハ以外を含む)です。