生成AIの出現にうんざりしています。回答受付中
私は昨今の生成AIによる世の中の変化にうんざりしています。
インターネット上や町中の画像は大体AI、可愛い動物の動画かと思ったらAI、広告が出てきたと思ったらAI、何か調べたらAIが得意げに聞いてもいないのに教えてくる。このような状況が死ぬまでの長い間まで続くと思うと辟易してきます。
近い将来、面白い小説や漫画だと思ったら作者はAI、俳優もAI、なんてことになるんでしょう。
仕事に関しても、AIによって突然無くなるのではないか、仮に奪われない仕事に転職してもそれすら奪われるのではないかと、不安と焦りが異様に募っていきます。その悩みに対して色々調べても、「AIを使う側に回る人間が成功する」などという言葉ばかりで、「なんでそこまで必死になって使いたくもないAIにしがみついて生きていかないといけないのか」「そもそもAIを使う仕事すらAIに奪われたら?」とさらに不安と怒りが募ります。
このような事をいうのは正しくないのでしょうが、こんな面倒で予測もつかない不安と気持ち悪さだらけの世の中であと数十年生きるくらいならいっそ……というような考えすら頭に浮かんできます。
どのような考え方を持てば、この不安と気持ち悪さから抜け出し、すっきりとした生き方がまた出来るようになるでしょうか。
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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体験を大切に
やはり、リアル(現実)を大切にするのがいいのではないでしょうか。人とリアルに会って話すことや、現場でリアルに仕事をすること、外に出たり旅行したりしてリアルな風景を見て、コンサートに行ってリアルな音楽を聴く。食事もネット通販で買うよりもリアルに料理してリアルな味を楽しむ。このようなリアルな体験はAIは提供してくれませんからね。
苦しみと喜びの形が変わっていくだけ
私達は、生きている限り苦しみや不満は無くなることはなく、ただ瞬間瞬間の苦しみの形、苦しみへの対処(宿題)の形が変わってゆくだけなのです。
電子メールの普及で郵便局はハガキの売上が減ったでしょう。
家庭用プリンターが普及し、年賀状の手書きの温かみも失われつつあります。
しかし、楽になって喜んでいる人も多い。
苦しみの形も喜びの形も毎秒毎日毎年変わっていくのです。
失われるものもあれば、新たに得られるものもきっとあるはずなので、悲観的になる必要はないと思います。
80歳の人でもスマホを使っている時代ですし、発達障害等のハンデのある人でもAIのサポートで、今までよりもできる仕事(職業の幅)が増えたというニュースもありましたので、面白い未来が見られる可能性もありますね。


