借金の上手い断り方回答受付中
付き合って十年以上経つ友人に先日、借金の申し出をされました。25万です。
友達に気軽にお願いしていい金額ではありません。
友人は統合失調症もち、医者から働くことを強く禁じられ、先日もこっそりバイトの面接を受けにいって、決まりかけていたところ、マイナカードで病歴がばれ、結果ダメになりました。
私の他だけでなく、心当たりをすべてあたり、すべて断られたそうです。理由はそれぞれ違うでしょうが、この手の借金はほぼ返ってこない、それが理由と思います。
何に使うのか聞くと、iPadProのフルセットが欲しいとか。彼女は私と同じくお絵描きとゲームが大好き、働けない体ですので、娯楽といえばその2つしかありません。
他の人にもこのことを聞いてみると、それはパチンコで遊びたいからお金を貸してくれと言っているのと変わらない、そして内容があまりにも甘すぎると。確かにそんな高価なものは、無ければ命にかかわるものではありません。彼女は生活保護と障害年金で暮らしているものの、毎月やりくりすれば、貯金して、時間はかかっても手に入らないものではないと思います。欲しいものは自分の力でどうにかすべき、私もそう思います。
私はもともと、たとえどんな親しい間柄でも、お金の貸し借りはしない主義です。もちろん断るつもりですが、あまりきつい言い方をすると、彼女を傷つけてしまいます。
そして何より、友達と思っていた人が、私をお金のあてにしてきたことががっかりです…私は彼女にとって、その程度に思われていたのかと。
彼女も他意はなく、藁にもすがる思いで私に話をしてきたのだとも思いたいですが、こういうお金の話をされると、一気に興ざめです。
どうしたら、彼女を傷つけずに、上手くお断りできるでしょう?今日、メンタル医にこのことを相談したら、300%返ってこない、絶対貸してはダメだと念を押されました。
ご意見お待ちしております。
お坊さんからの回答 1件
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与えないことが真の慈悲
ご相談の内容、よく分かります。長い年月を重ねたご友人だからこそ、断ることにも胸が痛み、同時に「お金の対象として見られたのか」という寂しさも感じておられるのですね。そのお気持ちはとても自然なものです。
仏教では「縁」によって人は出会い、支え合うと説きますが、同時に「自他の境界」を大切にすることもまた大事な智慧とされます。どれほど親しい関係であっても、越えてはいけない一線を守ることが、結果としてお互いを守ることにつながるのです。
今回の件については、無理に優しく取り繕うよりも、誠実に、そして静かにご自身の原則を伝えることが何よりの思いやりになるでしょう。例えば、
「大切な友達だからこそ、お金の貸し借りはしないと決めているんだ。これはあなたに限らず、誰に対しても同じなんだよ」
といったように、「あなたを信じていないからではない」「自分の生き方として決めていること」として伝えると、相手を否定せずに線を引くことができます。
また、もし余裕があれば、
「応援したい気持ちはあるから、別の形で力になれることがあれば言ってね」
と添えることで、関係そのものを大切に思っている気持ちはしっかり届くでしょう。
ご友人は病を抱え、不安や孤独の中で「すがれるもの」を探しておられるのかもしれません。しかし、その苦しみを埋める手段がお金であるならば、それは一時しのぎに過ぎず、かえって関係を壊してしまう縁にもなりかねません。
「与えること」が必ずしも慈悲ではなく、「与えないこと」が真の慈悲となる場合もあります。今回のご判断は、決して冷たいものではなく、むしろ長い目で見てお互いを守る大切な選択です。
どうかご自身の中の違和感を大切になさってください。その感覚こそが、これまで誠実に人と向き合ってこられた証でもあるのです。合掌



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