阿弥陀如来のタトゥーについて回答受付中
私は浄土宗を信仰している24歳の男性です。
現在、阿弥陀如来を表す梵字「キリーク」を、左胸の鎖骨下にタトゥーとして入れることを真剣に検討しています。
私は不安障害を抱えており、特に病気や死、将来に対して強い不安を感じることがあります。そのような中で、阿弥陀如来の慈悲や、あらゆる衆生を救おうとする本願の教えは、私にとって大きな心の支えとなっています。
これまでタトゥーを入れたいと思ったことはありませんでしたが、キリークについては、自分の身体に刻みたいという強い思いがあります。
その理由は、単に御守りとして安心感を得るためだけではありません。むしろ、阿弥陀如来の慈悲を常に忘れず、自分自身も他者への慈悲を大切にして生きていきたいという思いからです。
不安に心を支配されそうになったときや、他者への慈悲を忘れそうになったとき、自らの信仰と生き方を思い出すための証としたいと考えています。他人に見せることが目的ではありません。
本来であれば菩提寺のご住職に相談すべきところですが、地域や家同士の近所付き合いもあり、タトゥーという個人的な事柄については相談しづらく、こちらで質問させていただきました。
そこで、以下の点についてご教示いただけますと幸いです。
1. 阿弥陀如来の種子字を身体に刻むことは、浄土宗の教えに照らして問題があるのでしょうか。
2. 信仰の証や自戒を目的としていても、仏様に対する不敬にあたるのでしょうか。
3. 不安障害を抱える者が、心の支えの一つとして種子字を身体に刻みたいと願うことを、仏教的にはどう捉えるのでしょうか。
信仰を大切にしたいからこそ、仏様に対して失礼な行為は避けたいと考えています。
ご多忙のところ恐縮ですが、率直なご意見をいただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
「あなたを離さないよ」南無阿弥陀仏に込めた願い、お念仏しよう
阿弥陀さまを頼りにし、信仰していく尊さ。そこに、あなたの安心があるのですね。
私も同じように、阿弥陀如来を信仰する身。あなたというお仲間がいてくださることは、喜びだわ。
阿弥陀さまを心の支えに、刻みたいのですね。
阿弥陀さまは、南無阿弥陀仏というお念仏となり、常にあなたのそばにいてくださいますよ。お念仏を申しておくれと、喚びかけてくださいます。あなたを救うよと、はたらいてくださいますよ。そのよび声に応えていく、御恩報謝はお念仏を申すことなのです。
身体に刻むことは、あなたの身体に痛みが走るでしょう。阿弥陀さまが、あなたのいのちを救うと願ってくださる、その身にです。
この身、この「心」に、阿弥陀さまを感じていきませんか。
あなたが抱える不安を、阿弥陀さまならご承知でしょう。だからこそ、ますます、「あなたを離がないよ」と願いをかけてくださる仏様なのです。痛みを伴う選択ではなく、御本尊をあなたのお部屋にご安置なさり、日々にお念仏して参りませんか。あなたが刻むよりも先に、もう おそばにいてくださっていますよ。
念仏の助業になるなら
法然上人は、「現世の過ごし方は、念仏できるように過ごしなさい」と言われ、「結婚した方が念仏できるなら結婚し、独りの方が念仏できるなら独りでいなさい」等と言われました。
ですから、回答1、
あなたがキリークのタトゥーを入れた方が念仏できるなら、それも念仏の助業(念仏の励みになる行動)となるでしょう。
浄土宗的には問題はないと私は考えます。
回答2、
梵字はあくまで文字であり、あなたが阿弥陀如来ご自身への恭敬(くぎょう)の思いを持っていれば、不敬にはあたりません。
回答3、
タトゥーは一度入れてしまうとなかなか消せませんので、不安症のあなたが後から「やっぱりこのようなタトゥーを入れたことは良くなかったのではないか」等の不安を生じる恐れがないか、よくよく考えてください。
タトゥーの上に蚊がとまって殺してしまったり、たまたま事故や病気の手術でタトゥー部分にメスを入れる必要があるかもしれません。
まぁ、いずれにせよ、タトゥーを入れても入れなくても念仏すれば往生できますし、仮に後から後悔してもしなくても念仏すれば往生できます。
南無阿弥陀仏



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