真言宗各派の法衣について…回答受付中
摩訶伽羅男性/10代
こんにちは
先日高野山でお坊様を見ていてふと気になった事なのですが、高野山真言宗の黒衣や如法衣、白五条などは他の古義真言宗の宗派でも得度の際や修行の際に同じものを用いることは可能なのでしょうか?また高野山真言宗の袈裟や衣は新義真言宗では使用できないのでしょうか?
ご教授お願いいたします。
2025年12月9日 12:41
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お坊さんからの回答 1件
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同じ真言宗といえども
摩訶伽羅さん、はじめまして。
お答えさせて頂きます
基本的に同じ真言宗といえども法衣には差があります。
下着に当たる白衣や足袋、略服に当たる改良服(改良着、改良衣)は同じですが、その他の衣や袈裟、そしてその色は各派、各本山、各宗派毎に規定があり、異なります。勿論、ものによっては一部重なるところもあります。例えば如法衣(七条袈裟)などはおおよそ共通です。
また同じ「黒衣」でも空衣、直裰、褊衫、素絹等、色は同じであっても衣の種類が異なったりします。
お尋ねの得度や修行の時に使えるかは、ケースバイケースです。師匠、師僧、戒師になられる阿闍梨様のお沙汰(判断)次第です。
もし、お尋ねのような場面がありましたら、師匠となられる方の指示を仰がれてください。
合掌
2025年12月10日 23:29
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有り難し
質問者からのお礼
慈蔵房様 こんばんは
丁寧なご回答頂きましてありがとうございます。同じ真言宗であれ、各本山によって細かな違いがあり、師僧の判断によるということ。大変わかりやすく勉強になりました🙏最近その事が❓状態でしたので助かりました。ご教授下さりましてありがとうございます。またご縁に感謝致します。合掌



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