後悔と生きていく
離婚をして今日で2ヶ月になりました。今月の始めに子宮筋腫の手術(腹腔鏡と開腹)を受けて、今は自宅療養をしています。
婚姻の際に失職をしていて、また仕事探しをしなければいけません。1年近く社会から遠ざかっていて自信もないし元気もまだないし、術後の体でもあるので最初は短時間のパートとかにしようかなぁと考えています。
でも、求人情報を見ていると、とても悲しい気持ちになってしまいます。
こんなことになるんだったら、我慢して歯を喰いしばって、元夫の家にずっといればよかったのかな…と。
元夫は元夫なりに、私を姑から守ろうと、逃げ出さないようにしようとがんばってくれてたのに、私はそれに応えることができず、逃げ出してしまいました。
元夫はアパートを借りてくれて姑と別居もしてくれたのですが、私は精神的に不安定になることが週1くらいであり、元夫を困らせてしまいました。自分でも、どうしたんだろう?と思っていたところ、子宮筋腫が見つかり、その影響で重度の貧血になっていることがわかりました。すると元夫は「がっかりした」「自分は自営業者だから、そもそもアパートに出るなんてできないんだ」と言って、姑の元に帰って行ってしまいました。
でも先日、友人に後悔の気持ちを話すと、人は迷うものであり、後悔するのが通常だと言ってくれました。その通りだと思います。
元夫と一緒に居られなくなってしまったことを悲しく思ってはいますが、産後うつになった人の話などを聞いたりして、子供を生んだとしてもあの姑のいる家では子育ては難しかっただろう…とも今は思っています。
気持ちがモヤモヤしていますが、後悔とともに生きていくのかな…と今思っています。お坊さんのお立場から、何か一言いただけないでしょうか?
よろしくお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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おっしゃる通り
れこたん様はじめまして、ご相談拝見しました。
おっしゃる通り後悔を含め、色んなものを引っ提げて生きていくのが人間だと思います。
もやもや、もんもん、後悔、未練、迷い…
スッキリしないものを抱えていくのが人間なのでしょう。
スッキリしたいのはみな一緒です。しかしそれは自分中心の思いでしかありません。スッキリするということは思い通りになることです。
ちょっと考えればあり得ないことだとわかりますね。このどうにもならないという事実をきちんと受け止められる人が、何が起ころうと今をしっかりと生きていける人だと思います。
れこたん様の離婚のこと、ご病気のこと、色々な思いがあることと思います。
あの時ああしていたら、そんな風に考えてしまうのは当然です。後悔はありますよね。
時には過去を振り返る時間も良いかもしれません。しかし、縛られてはいけませんね。
モヤモヤしたスッキリしないものを抱えてともに今を生きていきましょう。
過去があるから今があります。モヤモヤした気持ちも過去も、今どうしていくかで受け止め直すことができますよ。
お体に無理せず、一歩一歩新生活を歩んでいきましょう。