信じること、信頼されること
以前のご相談から、私の環境もさまがわりました。その節はありがとうございました。
御縁もあり、ありがたいことに数ヶ月前から、私に好意を持って下さる方が現れまして、親しくお付き合いをさせていただいております。
今回は、その方との向き合い方についてご相談をさせていただければと思い、ぜひご意見を賜われれば幸いです。
ある事がきっかけで、私がすごく落ち込んでいる時に「そんなに、マイナスオーラを押し付けるな」「そんな人はつまらない」「重い、依存しすぎだ」と言われました。様々な意見を交わした後、「自分がいるから大丈夫、信じて」と言われたたので、「全力で信じてる!」と伝えました。その後、「軽く信じてくれるだけでいい。自分は信頼してるから」とも言われました。
実際、信じていると言う私の言葉には過去の体験による不安感から、自分に言い聞かせる為の「信じる」だったのかもしれません。彼を信じているようで実は私のことなんて別に…と疑って、不安感に苛まれてしまっているのが、実際なのかもしれません。
信頼しているという彼の言葉をどう受け止めたら良いのか、自分はどのような心構えでいるべきなのか…かんがえれば考えるほど、不安が強くなり、このままでは呆れられてしまうのではないのかという、弱い心に負けてしまいそうです。
信じるとは一体なんなのか、
信頼しているとはどういうことなのか…
何もみえなくなってしまいました。
彼に対して、自分はどのような心で接したら良いのでしょうか…
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
信じるとは自分を信じること!
他人だと、信じていても、裏切られた場合に、その人を恨むのです。絶対に許せない!となります。同時に、自分を責めますよね。なんであんな人を信じたんだと。後悔しきりです。後悔とは、自分のなかで思っていたことを、公開して、明らかにして、それを何度も何度も振り返るだけで終わっていまいます。理由は過去には絶対に戻れない?誰も戻れません。加えて、あなたを裏切る、または、騙した方の気持ちはあなたのものではないから、これも絶対に変えられません。まさに、いまさらどうしようもないことを繰り返し繰り返し、考えていらっしゃるようだし、そうした言動が言葉の端々にでてします。あなたにとっては心から離れない忘れられない執着かもしれませんが、聞かされた相手にとっは、気持ちが滅入る、今更どうしようもないことを、考えたり言うのはやめようよ!と、とても前向きで素敵な方ですよ。でもそんな彼さえ、信じきれない。そして、信じても裏切られたらどうしようという、全く荒唐無稽なループにはまる。そんな人、魅力ありますか?お分かりになりますよね。そんな自分を信じるんです。自分だから誰も責めない。そして、経験を積んだと前に進んだら、いいです。いまは、彼を愛し、自分を信じてついていきなさい。明るく素敵な人からは、人は離れません。お幸せを祈っています。浄光寺
質問者からのお礼
ご回答いただき、有難うございました。
お礼のコメントが大変遅くなってしまい、申し訳有りません。頂いた回答を何度もなんども見返しました。
自分の弱い心に負けそうになった時、なんども読み返しました。
少しずつですが、変われてきた気がします。正直、裏切られるのではという恐怖心が完全に無くなった訳ではありません、不安になるようなことを考えてしまうこともありますが…でも、それよりもどんなことが起こったとしても、彼を信頼したい気持ちが勝ってきてるのは私の中で大きな前進のような気がします。彼と出会えたことに感謝し、心から信頼する。ただ、ただ信頼する。その為に、彼を信頼する自分を信じる。彼を好きになった自分を信じようと思います。長くなってしまいましたが、有難うございました。
回答を読み返す日が来ないよう、前を向いていこうと思います。