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主人の子供っぽさに疲れてしまいました

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有り難し有り難し 18

新車の購入で主人と揉めています。主人の欲しい車は400万以上する高い物で、私としては300万くらいで抑えたいです。
払える貯金は一応あるのですが、そんな大金を使ってしまう事の不安、子供もいる事、それにもうすぐ2人目も産まれる事。等ありちょっと高すぎるのではと言いました。
家族がいるのだから、我慢する事もある。今はその時期じゃないのか、7〜8年後また買い換える時にはお金を貯めて欲しい車を買えばいい(ここは義母の受け売りです)と言った所、好きじゃない車に乗っても楽しくない。と主人から言われ、だから我慢する時期でと、お互い言い合いになりました。我慢して少しランクを下げた車に乗るか、どうしても欲しいのなら何かしら節約をしなくてはいけない。それを一緒に考えてと私としては折衷案を出したつもりでした。でも、じゃもう軽自動車でいいわ!と主人がキレ気味に言ってきたので私もカチンッときて、じゃそうすれば‼︎とキツイ言い方をしてしまいました。
その後はお互い何も話さずだったのですが、少しして主人が出て行きました。タバコかなと思っていたのですが、1時間程帰ってこず様子を見に行ったら駐車場の隅で座って項垂れていました。
夜も遅いから中に入ったらと声をかけても返事はなく、何度か話しかけてやっと家に入りました。
その態度が、おもちゃを買ってもらえず拗ねている子供にしか見えなくて、どっと疲れてしまいました。
今代車を借りている状態なので、早く決めなくてはいけないんですが、我慢できない、拗ねて投げやりになる、黙り込む、と話し合いにならない感じで、私も気力も体力も削がれてしまい、どうしたらいいのかわからない状態です。
もう投げ出したいです。
私はどうしたらいいでしょうか?


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

怒りは悩み苦しみの原因

400万の車か300万の車か、仏教的にはどちらでもよいのです。(買える能力があるなら。)
景気回復のためには、高い車を買ってもらった方がよいかもしれません。

ただ、仏教的に言えることは、怒りは悩み苦しみの原因だから善くない、ということです。
お互いに怒らず、例えばくじ引きかジャンケンででも、明るく楽しく決着をつけ、恨みっこ無しにしましょう。

夫婦も所詮は他人です。
他人の心を思いどおりにはできません。
「子供っぽくて嫌だ」というのはあなたの側の感情です。
世の中は、期待どおりにいかないのが普通なのです。
いちいち怒っていたらストレスの原因になります。
「べつにどちらでもよい」という身軽な心が幸せのエネルギーになります。
それは、旦那さんにも言いたいことです。

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質問者からのお礼

恨みっこなしという言葉にドキッとしました。主人が折れても私が折れても、何かしらのシコリが残ると思います。
どちらでもよい。そう思えるようになるまではまだまだ考えてしまいそうですが、出口が見えたような気がします。
ありがとうございました。

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