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ご遺骨をどうすべきか

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今年の春に、最愛の夫を亡くし2人の小学生姉妹のいる母子家庭となりました。

お寺さんとの付き合いなどはなく、また、遠方の義母の方にもお墓はなく、亡き義父は永代供養墓で合祀されています。主人の葬儀と49日の法要はネットで見つけた葬儀社さんに寺院派遣もセットでお願いしました。
葬儀手配の際に宗派などを問われ、無宗教・戒名無しでも葬儀ができることを知らなかった私は、1番自宅に近いお寺さんの宗派(臨済宗妙心寺派)でお願いしました。

ですが、お墓を検討しはじめてすぐ、
自宅に1番近いお寺さんではお墓が持てそうにないことがわかりました。姉妹の将来や経済的な不安もある中で、数百万のお墓など負担が大きすぎます。

義父の眠る永代供養墓に入れてもらうことを考えたのですが、宗派が違い(浄土真宗本願寺派)、他宗派は埋葬できないという規約があるそうです。

改宗することは可能なのでしょうか?
また、改宗してそちらに入れてもらうとなった場合
今の自宅にある仏壇やお位牌は、全く意味のないものになってしまうのでしょうか。
できれば別で大切に供養したいです。

他にどうすべきか、ご指導いただきたいです


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

合祀墓はいかがでしょうか?

お骨は、他の方々と一緒になってしまいますが、合祀墓、合同供養墓に埋葬させていただきます。お骨のお引き取りに伺いますよ。お子さんもいらっしゃるようですし。そちらでご供養させていただいたのちに、お骨はお引き取りしまいす。そして自坊にて再度供養させていただいたのち、提携します寺院の合祀墓に埋葬させていただきます。拙寺はお布施にこだわららませんので大丈夫です。納骨志納金は、ホームページをご覧ください。それ以外、こちらからお求めすることはありません。また、すでにお使いのお位牌やお仏壇はそのままになさいませ。同じ仏教です。宗派が変われば一新しなさいというようなことは、拙寺は一切言いません。大事になさいませ。阿弥陀さまは、すべてを絡めとってくださいます。大丈夫です。ホームページを見てよかったら、ご連絡ください。浄光寺

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浄光寺の三浦康昭です。 くよくよと考えてもしかたがありません。明るく前向きに楽しく愉快に生きていくためのヒントを自分自身も考え続けながら、また少しでも皆さんのお役に立てればと考えています。できるだけ、わかりやすく簡単にお答えしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。現在も整骨院をやっていますが、医療福祉関係の仕事に長年従事してきました。他に、知的障がい者施設の仕事に関わらせていただいています。また、イジメや引きこもりなど子どもたちのために何かできることがないか、現在模索中です。フリースクールをお寺で開講予定しています。仏教特に浄土学は死ぬまで研鑽だと思っていますが、居眠り専門なのが、課題です。

ご遺骨をどのようにしたいか

ご主人さまを亡くされて、気が動転する中でのさまざまなご対応とても大変でございました。今後のこともありいろいろ不安を感じるお気持ちよくわかります。

お墓のことですが、あなたがご主人のご遺骨をどうしたいかという思いが大切です。

なるべく近くのお寺に供養してもらいたいのか・遠くても良いのか、永代供養でも骨壺のままの個別タイプが良いのか・合祀(骨を他の皆さまと一緒に入れる)タイプが良いのかなどです。今なら、宗派を問わない永代供養を行うお寺はたくさんございます。

改宗は可能です。
ご仏壇は改宗によりご本尊(中にお祀りする仏さま)を変える必要はありますが、仏壇はそのまま使えます。お位牌は戒名があるのであれば、改宗により再度戒名を付け直された場合は変える必要があるかもしれません。いずれにせよ、大切なご主人のご遺骨を預けるのですから、しっかりと管理供養するお寺さまに託していただきたいです。どのように永代供養してくれるのか、お参りに行けるのか、仏壇の祀り方、宗派の教え等をしっかり教えてくれるお寺さまが宜しいですね。あなたが心を寄せられる教え、お寺に巡り合っていただきたいです。

私のお寺も永代供養行っております。一定期間、供養塔にて納め期間明けに合祀させていただく形です。希望があれば、供養塔の脇にご戒名を彫ることもできます。毎朝、住職が供養塔の前にて読経し、お勤めにて供養帳に載っている命日の方の読み上げ供養も行っております。宣伝するつもりはございませんが、いろんな供養の仕方があることを知っておいてください。

参考になれば幸いです。

もし質問や何かお役に立てそうなことがありましたら、ご連絡くださいませ。

南無妙法蓮華経

合掌

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人生は苦しみや悩みで満ちあふれています。その苦しみや悩みに明るい光を射してくださるのが、仏さまの教えです。その光が少しでも多くの方々に届きますように。 「善い行いをし、悪いと思ったことはすぐにやめる、人に親切にする」 日々私が心がけていることです。 日蓮宗僧侶で御座います。

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