回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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様々信じる教えがあるかもしれませんね
拝読させて頂きました。
あなたが結婚したらどちらかの宗派にならないといけないのかと疑問に思っているのですね。
あなたがその様に思われるお気持ちとてもわかる様に感じます。なるほどあなたが疑問に思われるのももっともかと思います。
あくまでも一般的にな例ですが、どちらかの家をお継ぎになるならばそのお家の菩提寺の檀家さんになり、お墓を守っていくことになります。つまりはどちらかの宗派に属することになります。
しかし最近ではお墓を守る跡継ぎがいない場合にはいくつものお寺の檀家になっていく場合もあります。
ちなみに私と妻はお寺ですけれども、別に4箇所のお寺のお墓を守っていました。ウチのお寺は浄土宗ですが、他に浄土真宗本願寺派と日蓮宗と真言宗豊山派と曹洞宗のお寺を守っていました。ですから私と妻でそれぞれのお寺さんにお話ししてご供養してお墓を整理してウチのお寺にまとめました。
その様に様々な事情がある場合も沢山あるでしょうから、どこのお寺の檀家となるかは皆さんでよくよくご相談なさってみてご検討なさってもいいかと思います。
最近ではメディアの報道によって墓じまいがブームになっています。それも儲け主機で高額な請求もされたり騙されるケースもよくあります。何でも儲けのタネにしてしまう風潮は本当に嘆かわしことです。いずれにせよお墓や永代供養を検討なさる場合にはどうか充分気をつけて業者さんやお寺さんのご説明を伺って下さい。
ご先祖様はいつでもどこでもどんな状況でもあなたや皆さんのことをあたたかくお見守りなさっていて下さいますからね。
またこれからの時代は個人個人が信仰の自由のもとに様々な宗教や宗派の教えを選択する様になっていくかもしれません。ですからあなたやパートナーの方ももしかしたら信仰する宗教や宗派が変わってくる場合もあるかもしれませんね。
あなたや皆さんが自ら信じる教えを持たれて毎日を心から健やかに充実なさって生きることできます様に、皆さんが仲良く幸せに生きていくことできます様に心から神仏や皆さんのご先祖様にお祈りさせて頂きます。至心合掌
信仰と物理的なお墓(お骨)の管理
結婚相手の菩提寺の檀家になったとしても、あなたのこれまでの信仰や、あなたの実家のお墓の物理的な管理を別の宗派で継続することは可能です。
ただ、経済的な理由や、実家の菩提寺やお墓が遠方である場合に、墓終いすることはありますね。
それでも、あなた個人の信仰を継続することは可能です。
たとえば、他市町に嫁いだ人が、実家の法事を元の宗派のお坊さんに依頼することは多いです。
また、国際結婚等では仏教とキリスト教の夫婦もあるでしょう。
仏教の檀家だけど結婚式はキリスト教会で、初詣は神社に、などは日本人によくあります。
もちろん、結婚相手の菩提寺とのお付き合いや法事については、夫婦お互い様で協力し合う方が家庭円満にはなると思います。
一方で、夫婦どちらかの信仰がカルト的な過激な教えや排他的な宗教だったり、身の丈に合わない多大な経済的負担が必要な宗教の場合は、家庭不和のリスクがありますね。
とにかく、夫婦お互いのプライドを尊重し合い、よく話し合う必要がありますね。
質問者からのお礼
ありがとうございます。もし一緒になって仮に相手側の檀家になる場合、それまで信仰していた自分の元の宗派の教えを信仰することはできないのでしょうか。
ありがとうございます。
話し合いが大切だとわかりました。
しっかり親族とパートナーと良く話し合いをして気をつけて進んでいきたいと思います。
お二方のご回答、誠にありがとうございました。