考えても解決しない事をずっと考えています
回答 2
有り難し 40以前もご相談させていただいたものです。その節はありがとうございました。
あれから、前向きに前向きに考えようとしていますが、起きて寝るまで、ほとんど何をしていても、１つの後悔だけが、頭にへばりついて剥がすことができません。
それ以上の悩みがない恵まれた環境で生きているという事も分かっています。
でも、どうしても、まぁ良いか、何とかなるか、無事に生きてるだけで幸せなんだから、で済ますことが出来ないのです。
自分の顔の一部の後悔なので、今までは何とも思わなかったのに、気になり出すとそこに違和感まで感じてしまって、
悪くなったらどうしよう、どうしよう、どうしてあんな事をしてしまったんだろう、戻したいけど、もう戻せない、怖い怖いと、来るかもわからない未来の不安、過去の自分の事を取り憑かれたように考えてしまっています。
子供の前でも、いつでもどこでも考えて、うまく笑うことも出来ません。
もっと気楽に、その時はその時だと開き直るにはどうしたら良いのでしょう。
離婚した事や済んでしまった行いに対する後悔は、反省してもう繰り返さないと誓い、自分の中に仕舞うことが出来たのに、自分の身体に関する事だけは、毎日感じることなので、どうしても悩んでしまいます。
自分の事を差し置いてでも考えなくてはいけない事が見つかりません。
子供は可愛いし、親も元気だし、良いこともたくさんありました。
しかし自分の問題だけは別なんです。
自分が一番可愛いんでしょうね。
嫌になります。
自分の事で、１つのことに執着して、気を病むまでずっと考え込む癖はどうしたら治りますでしょうか。
これで最後の質問にいたします。
宜しくお願いします。
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
過去や未来も大事ですが、今を見ずして 何が見えますか？
人間は、どこまでいっても、執着の生き物です。自分で作り出す執着に、悩んでいく、キリのない煩悩から離れられない この私です。
口に出さなくても、この執着、皆 抱える問題です。
それにより、未来を案じて、悩んだり対策を練ったり。また、過去を振り返り、反省や後悔の念を抱く。どちらも、いい加減に生きるより、よっぽどイイ。でもね、あまりにも そのことに囚われると、今 この瞬間を 見失います。
過去や未来も大事ですが、今を見ずして 何が見えますか？
気にするなとは言いません。でも、自分の作り出す不安に 潰されないように。
この瞬間を、大事に生きていきましょう。一緒にね(*^^*)
また、訪れる不安があれば、一緒に考えていきましょう。だから。安心して、前を向こう。
かけがえのない後悔
ちい様はじめまして、以前の質問とあわせて拝見しました。
「自分が一番可愛い」その通りだと思います。容姿の悩みも大きいし、自分の心の苦しみは何よりも大きいですよね。
おそらく私たちの回答で問題が劇的に改善して瞬く間に目の前がパァッと明るくなるなんてことはありません。一緒に考えてゆっくり向き合っていきましょう。
さて、あらゆる相談でいわれる事ですが、「思い通りにならない」ということなのでしょう。そしてまた思い通りにしたいと執着することでは人は幸せにならないということでもあるのでしょう。
ちい様はご経験からよくおわかりになったことと存じます。もしも過去のご自身の身体にかんする経験が後悔するものでなく思い通りの結果になっていたとしたら今は幸せだと思いますか？
おそらくそうではないと思います。また次の思いがとめどなく溢れてきていつまでたっても満足しない。そして結局いつかは同じように後悔する結果に至ったのではないでしょうか？
容姿の悩みは大きいです。毎朝鏡を見ると嫌でも目に入ります。しかしだからこそこの経験を活かし中田様のご回答のように今を生きて参りましょう。
このおかげで私は大事なことを気づかせてもらったと、そんな風に教えてくれるかけがえのない後悔になったととらえることはできないでしょうか。
自分が一つの問題に執着し悩もうが、お子様や親御様をはじめ、ちい様を見捨てない大きくて温かい世界がちい様を包んでいます。
自分のとらわれを打ち破ってくれる、あるいはとらわれた自分のままでもそのままでよいよと包んでくれる、そんな世界に目覚め今を生きていきましょう。
その世界はどこか遠くではなく今目の前に広がっているのではないでしょうか。周りの存在、自分の今に目を向けてみましょう。
朝鏡をみたら「よし、このおかげで今の私がある」と気合をいれて大事な一日一日、一瞬一瞬を過ごしていきましょうね。
どう過ごそうがその一日一瞬はもう戻ることはないのですから。
質問者からのお礼
教善寺 中田様
御回答有難うございます。
中田様でも、執着や煩悩を感じるのですね。
いくつ歳を重ねても、執着は無くなりません。戻せもしない事、どうにもならない事、しかも自分が好きでしでかした事に固執してそれが嫌だと足掻く自分は、我儘な子供そのもので、全く成長出来ていないんだなと、自分が情けなさ過ぎて気が滅入ります。
今の自分なら、絶対にこんな事しないのにと思うけど、そう思うのはこの経験があったからこそで。
子供の成長は一瞬一瞬かけがえの無いもので、早く明るい母親に戻りたい一心です。
いつか来る治療の恐怖含め、全て受け入れて穏やかに暮らせる日が来るように、生きていきたいです。
暖かいお言葉有難うございました。
法覚寺 吉武様
御回答有難うございます。
このおかげで今の自分があるというお言葉、心に響きました。
思い通りにならない事が辛い。ごもっともです。
今となっては、なぜ過去の自分があそこまで容姿に取り憑かれていたかわかりません。
ありのままの顔で、それでも人に愛され幸せに生きている人は沢山いるのに、自分は一体なんなんだと自分が大嫌いになります。
でも、確かに、私がどんなに自分の事で悩もうが周りの人は変わらず優しいし、色々なことに気付かさせる感謝の毎日です。これは、かけがえの無い後悔のおかげとも思っています。
しかし、現実、歯の治療だけは避けては通れない道で、場合によっては莫大なお金がかかる事で、もし新しい歯に違和感を感じて、そのまま何十年も生きることになったらと思うと恐怖が拭えません。事故ではなく、自分で、しでかした事なので尚更情けなさがこみ上げます。
でも、元には戻せない一瞬一日を疎かにしないで、自分なりに自分を受け入れていけるように頑張ります。
思い通りにしたいという執着を減らして、いつか鏡を見てもその自分を好きになっているようになりたいです。
暖かいお言葉有難うございました。
