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今後どうやって生きていこう…

回答数回答 2
有り難し有り難し 22

大学に入ってうつになり四年も余計な曲折を経ている25歳医学部4年生です。

テスト前になると激越な鬱や不安、焦りが生じ、やがては死にたくなってテストを受けられず、入院して留年or休学ということの繰り返しです。
今年も同じく入院を経験して8ヶ月の休学期間を頂きました。

規約上あと一回でもしくじったら即留年と、もうあとがなくなってしまいましたが、薄氷の上を歩むようで勉強するのがとても辛いです。

ここで質問なのですが私は医学部をやめるべきでしょうか、それとも踏ん張るべきでしょうか…

もう自分でどうしたらよいのかわからなくなってしまいました…
本当は自分のように苦しんでる方のために精神科医になりたい、でも今が死ぬほど辛い…
しかし一方で大学を辞めても高卒では就職先はみつかりそうもありませんし…

因みに精神科へ通院はしています。

どうかご指導お願い致します。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

大丈夫です、あなたは救われます

拝読させて頂きました。あなたの病の状況大変心配に思います。そしてあなたのお辛い思いいかばかりかとお察し申し上げます。
私は今僧侶ですが、ものの5年前まではほぼ心療内科等にに通院しておりました。今は比較的病は緩和されております。そしてほんのわずかでも皆さんのお役に立てればと思って毎日を過ごしております。
そう考えると私は病を抱える身であってよかったと思えます。人の痛みや苦しみを身を以って体験しなければわかりませんし、ひとに寄り添いそして回復をお手伝いも自分が身を以って経験しなければ本来的にはできないと思うからです。
あなたの今置かれている状況は大変とは存じます。
もしも耐えられないお辛いようであればしっかりと療養なさって頂きます様お願いします。そして回復なさって頂いて己の志す道へと向き合って頂きたいと切に願います。
あなたでなければ救えない方々も必ずいらっしゃいます。未だ見えない方々かもしれませんがそういう方とあなたとのご縁はおそらくこれから通じてくるのではないかと感じます。
どうか心も身体も穏やかに保ちそしてあなたの思う道を決してあきらめずに進んで頂きたいと切に願い、あわせて心を込めてお祈りさせて頂きたいと存じます。
そしてあなたをこれからもかげながら応援させて頂きたいと思います。

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有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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時には少し距離をとって視野を広げてみること。

こんにちは。拝見いたしました。

私の個人的な考えで言いますとずばり医学部を辞めてしまうのはまだ早いと思います。辞めざるを得なくなったらそれはまた御縁ですが、自分から縁を切る必要はないと思います。あなた様は今苦しい中にいると思いますが、必ずその苦しみには終わりがやってきます。そしてその経験は今後医師となった時に何十倍もの自信と経験となってあなた様を支えてくれることとなるでしょう。今はあなたにとって「必要な時間」なのです。少し力を抜いてなきゆきにまかしてみても良いのではないでしょうか。

もし時間があるのでしたら旅行や医学以外の好きなことに目を向けてみるのも良いかと思います。海外旅行なども良いかもしれません。少し離れてみてみれば医学部のこと、自分のことが見えてきますし、自分が医学部へ進んだ初心へかえることも出来ると思います。外国へ出て初めて日本の良さを知ることがあるように、少し離れることで見えるものがあります。

もう一つは自分を支えていること、もの、ひとを思い返すこと、そして今の自分に有り難うと言い、自分のまわりの支えてくれているものに有り難うの言葉を口に出して言う生活をしてみてください。お仏壇があればその前で、なければ空に向かってでも近所のお地蔵さんや神社でも構いません。手を合わし感謝する時間を最初は少しだけで良いので持ち、実践してみてください。
あなたを必要としている人は必ずいますし、今の苦しみは必ず終わる時がやってきますよ。

合掌

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有り難し
おきもち

御縁があって一般人からお坊さんになりました。現在は小さなお寺の住職をさせて...
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質問者からのお礼

さっそくのご回答ありがとうございます。
ラストチャンスでこわくてこわくて仕方ありませんが、やはり医学部は辞めないでなんとか踏ん張って誰かのためになる人になれればと思います。
お互い無理のしすぎることのないよう、がんばりましょう。

回答ありがとうございます。
そうですね…焦りのあまり少しやぶれかぶれになってしまっているところがあったのかもしれません。
冷静に考えるとまだ一年チャンスはある、そのチャンスを無駄にしないよう、少しずつ少しずつ勉強して自信をつけたり、あるいは旅したりして視野を広げたいです。

感謝の気持ち、これまで以上に大切にしますね。

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