どうしてこんなに、執着してしまうのでしょうか。
結婚して9年になる既婚女性です。現在は契約社員としてフルタイムで働いていますが、子供が出来ない可能性が高いです。
夫とはもう15年の付き合いで、初めてお付き合いした異性でもあります。私にとって夫はこの人だけだと心に決めています。
それなのに、自分の気持ちがわからなくなりました。
上司に対する思い入れが強すぎるのです。
上司とはじめて面接した時、最初に目が合った一瞬で、昔の知り合いのような安心感を覚え「この人とは合う」と確信しました。
それは上司も同じだったようで、面接2分で採用が決まりました。
お互いの直感は当たり、仕事のやり取りが驚くほど円滑なのを感じました。何より二人で仕事をしていると、安心感や信頼感があります。
上司の人使いが上手いのかと思ったのですが、私が来る前は、癇癪を起して怒鳴り散らすので、人が逃げ出すほどだったとか。
私の知る上司は厳しいながらも穏やかなので、癇癪を起すような人ではありません。一緒に働くうちに、上司から離れがたく思うようになった頃、契約の更新も決まり、確定ではないですが、上司の補佐として正社員の打診がありました。一企業の仕事上の繋がりしかない関係ですから、正社員になれば、少なくとも契約社員よりは、ずっと長く一緒にいられます。
でも、そこまで考えてしまう自分が怖いです。私は上司を男性として愛し始めているのではないかと。
仮に、上司という立場を無くして、一個人の男性として想像してみて、上司と男女の関係を持つ姿など、想像もできません。
夫とは営みもあり、夫婦として大切に思っています。ただ、上司に対する気持ちは、ひたすらに一緒にいたいのです。仕事に関して言えば、夫とのコミュニケーションよりも親密であると思います。
私は上司の私生活は、独身であること以外、一切知りませんが、夫が不倫の心配をしているようなので、申し訳なく思います。
上司とは、相性が良いというだけの話でしょう。でも、この執着が恋愛感情に発展してしまうものなら、夫の気持ちを考えて、離れるしかありません。その場合、折角の職を失うことにもなります。
どうして、ここまで上司に執着してしまうのでしょうか。
肉欲ではなく、ただ一緒にいたいと思うことは、悪いことなのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
バランス-極端にならない-
泥れんこん様はじめまして、ご相談拝見しました。
「ひたすらに一緒にいたい」とはどの程度でしょうか?一緒に仕事をし続けていたいのか、食事をともにしてみたいとかプライベートの領域も一緒にいたいのか…
もしとにかく一緒に仕事をしたいというだけならそれは、信頼感、敬意、仕事の考え方の相性などがあいまった理想の上司、あるいは理想のビジネスパートナーがたまたま異性だったということが問題をややこしくしているだけかもしれません。
わたしも勤め人時代はそんな理想の上司のような方がいたものですが、たしかにその方が異性であったら自分の気持ちがわからなくなったかもしれません…
しかしだからこそ、あくまでも仕事上ということならONとOFF、仕事とプライベートをきっちり線引きできるようになりましょう。あなたがゆらぐことで「この人だけだと心に決めた」夫を悲しませるのはお辛いでしょう。
お子様ができないかもしれないということもあり、あなたにとって仕事への意識はそうとう高いものがあるのではないでしょうか。それならせっかくの正社員のお話も引き受けたいところですよね。
だからこそ、これからの人生を仕事で充実させつつも夫婦円満で穏やかにもすごせるよう気持ちの整理をしてみましょうね。
「ただ一緒にいたいと思うこと」は悪い事ではありません。
ただし、度が過ぎないよう、プライベートに食い込みすぎないよう、男女の関係と勘違いしないよう、バランスをとりながら、です。
気持ちには区画があるわけではないので実際には線引きなどできません。それでも見定めようとすることで、夫婦生活と仕事生活のバランスがとれ、泥れんこん様もご主人も安心の日暮らしが送れるのではないでしょうか。
追記
ご返信拝読しました。なるほどそれは気の迷いでも心のブレでもなくまぎれもない恋愛感情ではないでしょうか、それもとてつもなく大きな。むしろそちらに良心でセーブをかけている状態。であるならばどうするか。気持ちに従うか断ち切るか…ご決断の時がやがて来ます。
質問者からのお礼
ご回答ありがとうございます。
>「ひたすらに一緒にいたい」とはどの程度でしょうか?
>一緒に仕事をし続けていたいのか、食事をともにしてみたいとかプライベートの領域も一緒にいたいのか…
おかしな話ですが、食事や生活などのプライベートで一緒にいたいというよりも、最後まで見送りたいと思うのです。
その前に仕事は定年がありますから、生きている間にお別れすることになるでしょう。
何より、私は単なる部下であり、夫がありますから、最期を看取る役割は果たせません。
ですから、独身の上司が素晴らしい女性と巡り合い、愛情豊かに暮らし、家族に看取られながら寂しくないように一生を終えて欲しいと願ってしまうのです。
(もちろん、どのような女性をお選びになったとしても、私が口を挟むつもりはありません)
私も20年近く社会生活をし、色々な職場で色々な人に会い、色々な上司の下で働いてきましたが、このような深い感情をもつことなど一度もありませんでしたので、我ながら戸惑っています。
ですから、これは恋愛感情の前触れではないかと、自分が恐ろしくなってしまったのです。
何より、ここまで部下に思い入れられては、上司も気味悪がることでしょう。
このようなことは、ここでしか書けません。
しかし、そんなものもすべて、気の迷い、ブレなのだろうと、ご回答を見て思いました。
上司の良き部下であることのみに専念し、出来るだけ良い仕事関係が長く続くよう、努めて働いていきます。