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顔色を伺う癖を治したいです。

回答数回答 1
有り難し有り難し 16

昔から人の顔色(人の感情)に重きをおいて生きてきました。
人に逆らわず、人が喜びそうな言葉を選び、波風たたないよう、嫌われないようにする事がいつの間にか癖になり、気がついた時には自分の意見が無い、考えられない、人の顔色任せになっていました。自分を殺して生きるのに楽さを覚え気付いた時には自分が無い…出せなくなっていました。
本当の自分の思い、意見、考えを言えないという事は産んでくれた母にも、相手にも、自分にも残酷な事なのではないか?
嘘つきとかわらないですよね。
解ってても気づくと人に合わせ、顔色を伺ってからしか自分は行動に移せません。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

仲良くすることは良いことです

あなたの性格はそのままでいいと思います。
他人を思いやること、気をつかうこと、仲良くすることはとても良いことです。
自分らしさにこだわり過ぎなくても大丈夫です。
あなたの言葉や行いには意図しなくとも、あなたらしさが表れるものなのです。

ただ、一つだけ気をつけて欲しい事があります。
それは、他人の意見が正しいかどうか、ということ。
もし他人が間違った事をしようとしていたら、それは間違いですよと教えなければならないのです。
その為にはあなた自身が、何が正しいか、何が間違いか、判断ができなければなりません。
その判断をする為に、様々な知識や経験を積んでください。
そして、もし他人が間違ったことをしようとしていたり、間違ったことを話したりした時は、ちゃんと、それは間違ってるよ、と教えてあげてください。

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有り難し
おきもち

私は浄土宗の坊さんです。 少しでも何か参考になればと思って回答しています...
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質問者からのお礼

圓常寺/聖章様

ありがとうございます。
「そのままで良い」とお言葉を頂き、気持が軽く成りました。
ただし見極めが必要…。
冷静な判断ができるように努めて行こうと思います。

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