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他人からの評価、悪口を気にしてしまう私

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私のことを嫌っている人がいます。
昨晩の懇親会的飲み会で、話をしてみようと心に決めて隣に行って挨拶しました。

すると、
「私、貴方の事嫌いだから。はい!お戻りくださーい。行かないのなら私がどっか行きます。」
とはっきり言われて、私は苦笑い。
周りも苦笑い。空気はとっても気まずい感じでした。なので、私はすぐ退散。

向こうは看護師さん、40歳手前。
やはり、人生の先輩なので下から下からと思って近寄りますが、ことごとく跳ね返されます。
職場は違いますが、これから仕事をしていく上で、必ずといっていいほど関わる人です。

どんな対応がベストでしょうか。
もう、はっきり言われすぎて気持ちいいくらいでした。

《嫌われるまでに至った経緯》
私が、その人に相談する。自分の現状について。その人から今の仕事を辞めるよう言われる。しかし、私はこの仕事を目指して9年、やっと掴んだ仕事でした。そう簡単に辞めれるものでもなく、願書出したか?と聞かれて、面倒なので出したと言うた。実際、書きましたが、自分のしていることがアホのように感じて。何のために夢を叶えたのか。そんなに簡単に辞めれるほどの気持ちでこの仕事をしているのか。色々と考えて、願書は出せませんでした。すると、その人は願書が本当に出ているのか、向こう側に連絡をとっていました。出していない事を知り、なぜ嘘をついたのか責めてきました。色々と考えて、出せなかったと伝えれば、怒鳴られました。
私が向こうの親切心を裏切った形になったため、非は私にあります。

もう、関わらない方がいいのでしょうか。ボス的存在で、その人が嫌な噂を流せば一気に広まります。とても厄介な人なのです。

謝りたくて、お酒の力を借りてでも勇気を持って歩み寄った結果がこれで。
なんか、その人の事に悩むのももう疲れました。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

忍辱です

忍辱です。ニンニクと読みます。
食べ物ではありません。
辱めに忍び耐えることです。
これは六波羅蜜という仏道修行の一つです。
ですから修行と思ってください。

その人に言われた事は忘れてください。
頭の中で再生してはいけません。
再生すればするほど心が擦り切れますからね。
忘れる事、何度も思い出さない事、これも修行です。

そもそも、その人のアドバイスが間違っていた事が原因ではないでしょうか?
仕事を辞めろなんて普通は簡単には言えません。
かなり無責任な人なのではないでしょうか。
少なくともあなたに対しては。
そのような人とは今は距離を置いた方がいいと思います。

もちろん嘘をついた事は確かに悪いです。
その点だけは謝りましょう。
1度謝ったならそれで終わりです。
そのあとで、「あなたなんて嫌い!」なんて言われたら、「私の事が嫌いになっても、○○(あなたの所属する部署)の事は嫌いにならないでください!」と笑顔で言い返しましょう。

ニンニク食べてスタミナ付けて、忍辱で頑張ってください。あなたの為に、そしてあなたを必要としている人達の為に。

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有り難し
おきもち

私は浄土宗の坊さんです。 少しでも何か参考になればと思って回答しています...
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やるべきことだけを見つめて、精進を!

ひえー!
それは災難でしたね.. 
聖章さまのおっしゃるとおり、嘘をついたことを非難されたのであれば、それについて謝罪すればもう十分だと思います。互いに大人なんですから。あとは、先輩が「近づかないように」とのお望みのようですので、最低限の礼儀は保持しつつ、笑顔でやんわりと距離をとっておくのが得策かと思います。

さて、個人的に思うことですが、誰かに対して「助言」を述べるとき、相手が受け取った「助言」をどう扱うかは、相手の自由、権利だと思っています。そのラインを越すと「助言」ではなく「意見の押しつけ」になるからです。
つまり、今回の件であれば、「辞めたほうが良い」とアドバイスをするのは先輩の自由。しかし、そのアドバイスをどう活用するは、あなたに決める権利がある。アドバイスを聞き入れなかったとして、怒鳴るのは、相手のマナー違反。あなたが気にする必要はないと思います。

さて、影響力の大きい人の悪口や噂に打ち勝つには、周囲の人と直接コミュニケーションをとって、信頼関係を築くことが何より大切だと思います。人間は、一から十までまるっきり他人の噂を信じるほど単純な生き物じゃありません。今後、仮にその先輩に悪口を言われたとしても、目の前にいるあなたがきちんとしていれば、きっと周囲の皆さんは味方になってくれます。そうすれば、その先輩もあなたを無下にはできなくなってくると思います。

大切なのは、自分のやるべきことだけを見つめ、一生懸命仕事に取り組むこと。周囲に誠心誠意をもって接すること。

あなたのおっしゃるとおり、やっとの思いで掴んだお仕事なのですから、あなたを応援してくれる人たちのためにも、どうぞお励み下さい!応援しています!

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有り難し
おきもち

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