夢で見た映像と言葉の意味
明け方見た夢なのですが、
私の母親と父親が見たこともない御仏壇を掃除をしていて、
その側で亡くなったおじいちゃんが変わった船に乗っていて嬉しそうに笑っていたんです。
その時におじいちゃんとは違うおじいさんの声で[よきにはからき]と言う言葉が耳元で聞こえたんです。
何故おじいちゃんが船に乗っていたのか
[よきにはからき]という言葉は何を示しているのか教えてください。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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私の印象としては
先ず断っておきますが、私は夢占いなどできません。単なる印象を申しますと。
ご両親の姿を見習って、祖父や先祖の仏壇を掃除しなさいと、掃除してくれたら嬉しいな、そのように祖父があなたに伝えているのではないかと思います。
祖父が船に乗っているのは、覚りの世界から船に乗ってあなた達に会いに来たのでしょう。
また、聞こえたその言葉は、「良いことをしました」、という意味だと思います。
ご先祖様が、仏壇を掃除しているご両親に言ったのでしょうね。
また、仏壇は覚りの世界、あるいは浄土を表したものでもありますから、仏壇を掃除することは、仏道に努める、という意味にも受け取れます。
あなたが仏道を歩む、つまり、明るく正しく仲良く生きる、ということを祖父や先祖様が望んでいるのかもしれませんね。
ご先祖様からのメッセージ
仏壇を掃除しておじいちゃんが喜んでられるのは、ご先祖様を大事にされているかどうかのメッセージかもしれません。船に乗って喜ばれているのは居心地よくされているというメッセージなのかもしれません。
我々は色々な恩を受け、得難き人身を得てこの世に生を受けている存在です。
そしてその色々な恩の一つで大きなものが「ご先祖様への恩」であります。
命のバトンを受け、生を頂戴しております。
「よきにはからき」という、おじいちゃんではない、おじいさんの声は、仏様か神様のお声なのかもしれません。「よきにはからえ」という言葉であれば、いい具合にしなさいという意味です。それは、いい具合、つまり丁度いい加減にものごとと取り組みなさいということではないでしょうか。
機会を設けて、ご先祖様へのお勤めなどをされることをお薦めします。