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何に対しても悪い方向に物事を考えてしまう

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悩んでいます。

私は妻と6歳の長男と4歳の長女の4人で一軒家で暮らしています。

私は正社員として働き、妻はパートで仕事をしています。2人の給料を合わせても、家のローンや幼稚園の費用等を合わせると毎月ギリギリか少しマイナスの生活を送っており、貯金もほとんどありません。

最近、休みの日に家に居ても「眉間にシワを寄せて面白くなさそうにしている。」と妻に言われます。

毎月の生活がギリギリなのでそれが頭から離れずいい方向に考える事ができません。

また、仕事を頑張りたいと思うのですが、努力に結果が付いてきません。

仕事が製造業の為、結果が全てなので、周りの社員が出来ていて、自分だけ出来てないように見え、悪い方向に物事を考えてしまいます。

周りから「役立たずの人間」とか、「使えないやつ」って影で言われてるって思い込んでしまい、やる気が無くなってしまいます。

たまに残業の調整等の関係で早く帰る事があるのですが、「使えないから帰らせられるんだろうな」とか、

「今頃、皆で自分の事を笑ってるんだろうな」って思ってしまいます。

何に対しても悪い方向に考えてしまいどうしたらいいか分かりません。

日々の生活にも仕事にも先が見えません。

こんな私はどうしたらいいのでしょうか。

悪い方向に物事を考えないようにはどうしたらいいのでしょうか。

何を言いたいのか分からないとおもいますが、回答を頂けたら幸いです。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

その日その日を丁寧に生きる

昔、中国の禅僧、趙州(じょうしゅう)は師である南泉和尚に尋ねました。
「道とはどういうものですか?」
すると師はこう答えました。
「平常心是道」(びょうじょうしんこれどう)

若い趙州は、禅の道とは日常生活とはまるで違う、はるかに高尚な世界のものだと思っていたのですが、南泉和尚の答えは全く正反対でした。
日常の起居動作や行住坐臥の中に真実の道がある。という答えでした。

つまり、禅の修行は何も特別なことはしないでも、日常の何気ない立ち居振る舞いの中にあるんだ、ということ。

もちろん、つかさんパパに禅の修行をしろというわけではありません。
日常の中の立ち居振る舞いをおろそかにせず、その日その日を丁寧に生きる、生ききることが大事で、人の評価は二の次でいいんだということを自覚してほしいのです。

仕事も、人間関係も「丁寧に」

批判は、どんなにパ-フェクトな人間でもされるし、それをいちいち気にして右往左往しても、あなた自身がすり減るばかりで、誰も何も得しないし、時間のムダです。
あなたが思っているほど周囲の人間はあなたを気にしていない。
そんなもんですよ。

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有り難し
おきもち

様々なつらい別れや痛みを、私も経験しながら今日を生きています。 あなたの...
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質問者からのお礼

回答ありがとうございます。

自分なりにですが、今日から先の事をあまり考えず、毎日を丁寧に大切にしながら過ごしてみようとおもいましす。

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