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有り難し有り難し 12

人は苦労をすればするほど、寛容になり、人の意見を受け入れられるように成ることもあります。そして、人に優しく接っしていると、相手の方は、段々と気を使わなくなり、私には、何を言っても良いんだと、思うようになり、命令口調や嫌み、妬みの言葉を言うようになったり、そう言った態度で接して来ます。私も、相手があんまりな言い方であれば、きちんと言い返します。しかし、多くの人は何故人を表面上だけで見て、弱そうな者には、強く出て、強そうな者には、弱く出るのでしょうか?私は、本当の意味で芯が強いのは、人に優しく接することが出来る人達だと思います。しかし、この世では優しい人ほど、孤独で居ることが多いような気がします。そして、自分の事ばかり考える人の周りには、何故か同じような人達が大勢集まって居ることが多いです。何故こうなってしまうんでしょうか?


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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『孤独』ってなんだろう

ミムーさんこんにちは。

そもそも『孤独』とはなんでしょうか。

たくさんの人に囲まれているから『孤独ではない』のでしょうか?
山奥に一人、自給自足の生活をしているから『孤独』なのでしょうか?

私は『孤独』とはそんなものではないと思います。

大勢でいても『孤独』な人もいれば、一人で過ごしていても『孤独』ではない人もいるでしょう。

ミムーさんのおっしゃるように
本当の意味で芯が強いのは
人に優しく接することが出来る人達だと思います。
それがたとえ一人ぼっちであっても。

そんな人は一人ぼっちでも、
『人に優しくできる自分』と常に一緒にいるんです。
だから一人ぼっちではないのです。

どれだけ大勢でいても、一緒にいる人が絶え間なくいても
強者にペコペコ、弱者にガミガミ。
そんな自分から目をそらし、見えないようにたくさんの人間を集めてごまかしている。
そっちのほうがよっぽど『孤独』だと思いませんか?

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有り難し
おきもち

生きるための仏教 生身の私達のための仏教 私たちが人生を歩む上...
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質問者からのお礼

お言葉を頂来まして誠にありがとうございます。仰る通りだと思います。私も、自分と心から解り会える少数の人と出会えることを願い。例え、出会えなかったとしても、自分には、いつも自分が付いていると思い、日々を大切に
生きていきたいと思います。ありがとうございました。

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