くるりんさん、初めまして。

数珠（念珠）は一年で買い換えないといけないという決まりはありませんよ。
使っていて紐が伸びて切れるまで、切れても玉が揃っていれば数珠屋さんや仏具屋さんに修理に出せば直せますし、日々使っていて紐が伸びて緩んでくれば締めなおしてもらいます。
そうすれば数珠は十年〜数十年、長ければ一生使えます。

これは個人的な意見ですが、数珠は仏様、また仏教にご縁のある神様を拝むための法具ですので、できれば一つのものを大切に使っていただく方が良いかと思います。
（用途によって数珠を使い分けるのは構いません）

お守りとして買われた腕輪念珠に関してもそうです。

確かに、お守りは有効期限が一年間（もしくは願意が叶うまで）とよく言われますが、これは昔、正月の初詣で神社やお寺にお参りした際に新しい一年が無事で過ごせるようにとお願いしてお守りやお札を授かったからです。

一年ごとに買い換えられるのも悪くはありませんが、私は切れるまで同じ腕輪念珠を使っております。腕輪念珠が切れたら身代わりになってくれたと考えてます。
ちなみに今、私が普段しているのは約５年使っております。

あと、お守りであれば終わった後は頂いた（授かった）場所にお礼を込めてお参りし、お返しして拝んでいただいて処分（性根抜き、発遣とお焚き上げ）したいただくのがベストです。

ですが、デザインを気に入ったり思い入れがあり、手放すのが惜しければ、粗末にならないようにして家の目の届く場所に置いていただいても構いませんよ。
その場合もお守りをいただいたお寺にお礼参りはしていただけたら幸いです。
（助けてもらったら、相手にお礼を言うのは相手が仏様でも神様でも人間でも同じです。）

参考にしていただけたら幸いです。

合掌（^人^）

慈蔵房(氵門亠广)

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金剛寺

未だ愚迷凡夫の身ではありますが、皆様の一助になるようなお答えができれば幸いです。 私自身、いわゆる「お寺の息子」として生まれましたが、小さなお寺ということや両親の教育方針もあり、感謝すること、仏様、お大師様に手を合わせることの大切さは教えられてきましたが、後継者としてのプレッシャー等は全くありませんでした。 実際、当初は仏門に入る心づもりなどなく、仏教とは関係のない分野の理系大学に進学し、在学中に起業。 仲間とIT系の会社を立ち上げたり、飲食業や人材派遣などの運営企画に携わる傍、ディスコやクラブのDJやバーのマスター、占い師（手相、姓名判断、九星気学、宿曜）としても仕事しておりました。 が、その中で思うことが度々あり僧侶を志し、お大師様とご本尊様のご加護のもとご縁に導かれ仏門に進みました。 今もいつもお大師様とご本尊浪切不動明王様方にはお導き頂き、助けて頂いております。 （趣味程度ですが、暦の研究や宿曜経の読解、気学をメインに占いは現在も嗜んでおります） 「目に見える世界」「目に見えない世界」を共に大切にして釈尊の末弟、宗祖弘法大師空海の末弟として、真言僧侶の立場、金剛乗仏教・密教の観点からお答えさせていただきます。 皆様からの相談を通じて、また他の僧侶の皆様のご回答を通じて多くを学べればと思います。 皆様との御法縁に感謝して精進してまいります。 煩悩即菩提 即事而真 当相即道 また自坊（金剛寺）では護摩祈祷会や阿字観体験会（阿息観による密教瞑想体験）も開催しております。 また自治体や地元社会福祉協議会様や企業、団体様より依頼を受けて法話(講話)や瞑想指導を不定期で行っております よろしくお願いいたします。 合掌

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