男の人は
年末に3年近く同棲している彼氏から結婚に踏ん切れなくて迷っていると言われました。
付き合って3年半、わたしが29歳で彼が25歳です。
ただ、前々から彼の会社での雇用が契約社員から正社員になったら等結婚しようと思っていていつぐらいを目処に結婚しようと話し合って決めていました。
所が年末の忘年会にて同僚の女性陣から「そこまでの年月付き合ってて結婚する気ないなら別れてあげた方がいい」と言われ結婚に対して迷いを持った様でした。
その事を直接私に話をしてきて「正直迷ってる、でも一緒にいたい。でも私の年齢を考えたらもう結婚しなくちゃ。俺どうしたらいい?」とまで言われ。
本当に私はショックでした。結婚しよう、と決めてた訳ではないけど約束をして。私は結婚するし仕事頑張ろう、などの気持ちも無くなりました。正直裏切られた気分でいっぱいです。別に結婚しない、別れようという話ではないですが「まだ結婚したくない、でも私の年齢を考えてもう結婚しなくちゃいけない。誰かこの重圧から解放して!」という様にしか聞こえなかったです。
口ではもういつでもいい、と投げやりに返してしまいましたがそんな冷たい事言わないで等調子のいい事言ってきます。
どれだけ私がショックだったか。そして彼の同僚も私達2人の事も勿論だし私の事なんて何1つ知らないのによくも勝手な事ばかり言ってくれたなと。
彼のこのプレッシャーから解放してほしい、という態度と彼の同僚の余計な一言がとても腹ただしくてしょうがないです。
そして男の人は何かきっかけがないと結婚しようと思わないものなのでしょうか?
年末から年明けにかけてずっとこの事で悩んでいます。
どうか御回答宜しくお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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「お育て」
「男の人は」と、一概にはくくれないのでしょうね。
私なんて早く結婚したい性分でしたから…ある程度一人を楽しんだら、「もう一人で手に入れられる幸せは十分」という心境になりましたが、彼はいかがでしょうか??
25歳…見える世界も広がって来て、少しずつ昇給もしてきて?まだまだ遊びたい盛りかもしれませんね。
よく聞く言葉ですが結婚はゴールではありません。今の彼のままでは結婚しても大変だったのではないでしょうか??
お話を聞く限り、彼はまだ結婚してパートナーを支えられるような成熟した大人ではないようにお見受けします。
浄土真宗では「お育て」「お育てにあずかる」なんて表現をよくするのですが、一人の赤ん坊が子どもになり、少年になり、青年になり、そして大人になっていく段階で、数えきれないほどの人様の力が働いています。そして、その関わる人一人ひとりには仏様のお力が働いているのです。
人に育てられ、人を縁として仏様に育てられ…そういう意味で「お育て」と言います。
彼を育てられるのは、えな様かもしれません。しかし育った彼がえな様の所に留まるか、別の世界へ巣立っていくのかは私にはわかりません。
こうして私もご縁をいただいたので、できることならえな様のもとでオシドリ夫婦となってほしいなあと願うばかりです。
彼の同僚の言葉はよくある事です。誰だって人様の人生に口を挟みたくなります。人のふり見て云々…とは言ったものですが、私も同じようなことをしているものです。
問題はどちらかというとそれをそのままあなたに伝えてしまう彼にあるのかなと感じます。
何でも話せる間柄だからといって何でも話していいかどうかは別ですよね。
一人の大人として自分の迷いを自分が引き受け、決断できるような彼にどうぞ「お育て」ください。
もう待てないというのならそれも一つの縁なのかもしれません。
どうしたものか…待つか、見切るか…えな様もまた決断の時なのかもしれませんね。