最近不可思議なことが続いています。
これまでなんの怪異、不思議に出会うことなく平凡に生きてきましたが、ここ2.3週間 あまりに変なことが続きすぎて不安になっています。
駅のトイレにかけておいた傘が消えて また現れたり、道を歩いていて何かにぶつかって すみません、と言って振り返ったら誰もいなかったり、ベッドで横になっていたら突然金縛りのように体が動かなくなって体が下にゆっくりズレたり、知らない人の声が(適切な表現が見つからないので頭の中で、としか言えませんが)してわたしの知らない事を話していたり。
ただの錯覚や思い込みだと割り切ればなんてことないのですが、ふとした瞬間に また何かあるんじゃないか とビクビクしてしまいます。
でも もし本当に何かがわたしに悪戯してるとしても なんだか そんなに悪い子じゃないような気もしています。
修行僧の友達に相談したら 相性の悪い神様をお参りしたんじゃないかと聞かれましたが、いまいち分かりません。
2.3週間前というと、毘沙門天さま、稲荷宮、天満宮、御犬宮、十一面観音様をお参りしたことしか思い当たりません。
思い込みだ、とか 精神的なものだ、とかどんなことでもかまいません。意見をいただきたいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
私は私で精一杯
不思議なことがそれだけ続くと、仏教的見地から霊を問うなと言われても、困ってしまうと思います。
私自身、若い時にそういう経験を沢山すぎるほど持っていますから、霊の存在を無いとは申しません。
私自身の経験から言うなら、一番の回避方法は「ピントを合わせない」「チューニングを合わせない」ことです。
写真や絵を怖いと思ったことはありませんか?
そこに写真があると怖くても、布をかぶせて隠してしまうと,怖さがぐんと少なくなります。
テレビやラジオでも,チャンネルを合わせなければ、その番組は見ることも聞くことも出来ません。
それと同じように、何か起こった時に、そこから早くピントをずらすことに重点を置いて下さい。
金縛りなどは、来そうな予感があるはずです。
来そうな予感がしたら、迷わずバッと起きて下さい。
起きて飲み物でも飲んで一息つくとか、何かで気分転換して下さい。
もしそれでも来てしまったら「イヤ」とハッキリ態度で示すことです。
私はあなたの相手をしている余裕はない,自分のことで精一杯だとハッキリと言うのです。
気にしないことが一番ですが、気になっている時に気にするなと言うのは無理ですよね。
無理なことは、別のことで気分を逸らすしかありません。
最初はなかなか出来ないかも知れませんが、そのうち自然に出来るようになります。
しかも、これは他の場面でも役に立つようになります。
他でイヤなことがあった時にも、サッと気分を切り替えることが出来るようになります。
試しにやってみて下さい。
そのような霊のたぐいは、身体や気持ちが弱っている時に来やすいものです。
寝る前にストレッチなどをして身体や気分をほぐすことも有効です。
たとえ誰かにお祓いをしてもらっても、相手が納得しない限りは一時的に離れるだけで、あなたの身体や気持ちが弱っていれば,また同じようなことが繰り返してしまいます。
でも、思い出してみて下さい。
あなたが楽しくて仕方ない時には来たことはないはずです。
ほどよく気分転換をして、気持ちを楽にしていることが避ける秘訣かも知れませんね。
と、ここまで書きましたが、
お釈迦様は、霊のたぐいについて語るべきではないとされています。
なぜなら、今ここに在る人生に集中するためです。
あなたのための人生です。
目の前にあることを精一杯楽しんで下さいね。
気持ち悪いと思わずに
そんなことが続くと、本人は気持ち悪いし、かといって他者に話しても信じてもらえないばかりか変人扱いされるのがオチということになると多いと思います。
さて、ある仏教学者の本の受け売りみたいなことを申してみたいと思います。あなたが体験されたことを仏教の立場から説明するなら、一種の餓鬼(餓鬼にもいろいろあるようです)があなたに助けを求めていることになります。
幽霊も餓鬼の一種なのですが、幽霊が見える人と見えない人がいますね。恨みをかう覚えのない幽霊が見える場合、幽霊はその人に助けを求めているのだそうです。だから幽霊が見えたら、人助け(幽霊助け?)をするよい機会だと思って、この亡者が苦しみがなくなりますように。この方が心豊かになられますように、とその人の苦しみを除き幸福を願ってあげる。するとその幽霊の心に喜びが生じ、その喜びにより幽霊は苦しみの境涯を離れることができるそうです。
自分の周囲に説明のつかないことがたびたび起こることを気味悪いと考えるのは世の常です。そのことを、たたられているとか、取りつかれていると考えがちです。ある種、そういえないことはありませんが、逆に心優しい人と思われ、頼りにされているとお考えになってみては如何でしょう。その仏教学者によれば、上記のように願うことで餓鬼は即座に救われ、あなたは他者を助ける善行を積むことができるのです。
どうぞ気味悪がいらないで、すべての生きとし生けるものの幸せを願う仏様の教えに目覚めるよい機会と考えるようにしてください。
不思議なことと
きんぴらさん初めまして
質問を読ませていただきました。
本当に不思議なことが続いて起こったようですね。
私は幽霊やその他の存在はあると思いますが、主観的なことなので、科学的 客観的に証明することが難しいことなので、あるやないを論じることは無意味なことだと思います。きんぴらさんがいると思えば存在していると思います。
きんぴらさんは、この現象を起こしているものが悪いものではないと感じているのなら多少の不便はあると思いますが、今のところほっといても良いように思います。
もし、怖いとか危ないかも知れないと感じた時は、改めて相談されたので良いと思います。
色々なことをして人を試すものもいるようですし、目に見えないものを否定することは簡単ですが、おおらかか気持ちを持って接してあげてもください。
危ないと思った時は心を落ち着けて毅然として「ダメ」と自分の意思を伝えることも大切です。
文書がグダグダですが、ご寛恕ください。
質問者からのお礼
みなさん、ありがとうございます。
あれから 私自身の心身が安定したこともあってか ピークの時ほど 不可思議なことが続くことはなくなりました。
ピントを合わせない、とアドバイスをいただいたように あ おかしいなって気付いた時にはピントを合わせないよう努めています。
だいぶ過ごしやすくなりました。
訳が分からず混乱していたあの時 みなさんのお答えでとても気持ちが軽くなりました。
お礼が遅れて申し訳ありませんが、本当にありがとうございました。