大切な人への行き過ぎた自己犠牲をやめるには?
先日は親身なご回答ありがとうございました。前回の続きにあたる件で、再びお導きを頂きたく思い質問させていただきました。
前回の質問で取り上げた彼とは、その後一旦縁が切れたのですが、そのわずか一日後に彼のほうから折れる形で復縁しました。
そこからしばらくは良好な関係だったのですが、またしても私が「彼のために」と思うあまり繰り返し過剰な(身の丈に合わぬ)自己犠牲を払おうとしてしまい、再び彼に疎まれております……。
どうやら私には、大切に思う人に尽くそうという気持ちが行き過ぎて、自分では手に負えないレベルにまで大風呂敷を広げて自己犠牲を払おうとする傾向があるようです。
これが決して上手くいかず、むしろ関係悪化に繋がってしまうことは既に何度も繰り返し経験済みであり、いい加減これを直したいと思っているのですが、未だに繰り返してしまいます。
普段は「もう繰り返すまい」と思っていても、いざその人を前にするとその決意はあっさり崩れてしまうのです……。
行き過ぎた自己犠牲を払うことなく、自分に出来る範囲で身の丈に合った形で大切な人に尽くすには、どうすればよいのでしょうか。
お導きのほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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相手を自分を見つめて
拝読させて頂きました。人と人とのお付き合いや距離感とはなかなか難しいものです。自分が思う距離感と相手が思う距離感は実は大いに違いがあると感じます。それが例え相思相愛の関係であったてしても育ってきた環境も価値観も違うのですからおのずと感覚は違って当たり前かと思います。
であるならばよくよくお互いがコミュニケーションを取ってお互いを理解して尊重することから始まることかと思います。そしてそれぞれお互いの為のルールを作ってみることも大切かと思います。
共に成人して人格を持っていらっしゃるのですからそれぞれの先ずは存在や価値観を尊重することは必要ですよね。仕事もあるでしょうしお互いが学び成長する過程にあるはずです。また人生山あり谷ありですから様々な岐路もあるでしょうし、挫折することだってありますからね。
どんどん自分の思う通りに主張することばかりが良いわけではありませんし、一歩引いて相手の態度や言葉をしっかりと受け止めることも本当に大切なことです。
そう受け止めることができて初めて相手の思いを理解することができるはずです。そして自分の幅が少し広がり人として成長することができると思います。
先ずは相手の存在をしっかりと認めて尊重なさってくださいね。
あなたがこれからも人としてお健やかに成長なさっていかれます様にと心からお祈りさせて頂きます。
どうかあせらず先走ることなく相手を自分を見つめてくださいね。
質問者からのお礼
一向寺 kousyo Kuuyo Azuma 様
ご回答ありがとうございます。
確かに彼の言葉をきちんと受け止めてはいなかったと思います……自分の「こうするから受け取って」という意志ばかりぶつけていた気がします。
一方的に自分の思いをぶつけるばかりではなく、きちんと彼を受け止めて尊重するように心がけます。
いつもついつい「早く何とかならないものか」と焦って行動してしまうので、そこも気をつけていきたいです。
本当に、ありがとうございました。