学生時代親に心配をかけていました。
はじめまして。
結婚1年3ヶ月、昨年末で7年間勤めた会社を辞め、今年初めより専業主婦をしております。
過去の自らの行動、言動にとても後悔をしております。
特に学生時代、荒れていました。
例えば恋愛においても、
とても『いい恋愛』というような恋愛ではありませんでした。
親にたくさん心配をかけました。
無断外泊もしましたし、大学にもあまり行かず、両親の助言もあまり聞き入れず、好き勝手に生活をしていました。
両親にひどい言葉を言ってしまったこともありました。
そんな私ですが、
ある時このままじゃダメだと思い、そこから少しずつ心も行動も改めるように心掛けました。
大学を卒業し、一流ではないけれど、ある程度の企業に勤め、いまの夫に出会い、結婚をしました。
夫は私にはもったいないくらいの素敵な人で、とても優しく、尊敬出来、私の両親もとても大切にしてくれ、
両親も私たちの結婚をとても喜んでくれました。
結婚前に少し一人暮らしをしていた時期があったのですが、その頃から『親のありがたみ』をとても感じるようになりました。
結婚をしてからは尚のことです。
そして、いままで両親に心配をかけてしまったこと、離れて暮らしてみて、昔はいつまでも居てくれると思っていた両親ですが、いつかは居なくなってしまうことを考えると、過去の自分の過ちを後悔してしまいます。
両親を悲しませてしまったこと、心配をかけてしまったこと、そんな私のことを見捨てず大切に育ててくれたこと。
考えると、涙が止まらなくなります。
大切な人たちとの時間は永遠ではないということに気付くのが遅すぎたと思っています。
もっと早く気付いて、もっと早くから親孝行をしていたかったと強く思っております。
が、後悔しても時が戻ることはありません。
わかってはいるのですが、
その頃の両親の気持ちを考えると胸が張り裂けそうになります。
今は、大好きな夫もいて、両親とも仲良く定期的に会うことが出来、とても幸せです。
ですが、ふとその時のことを考えると後悔が溢れ出してきます。
このような後悔は消えることは無いと思います。自業自得ということも分かっておりますし、忘れてはいけないこととも思います。
しかし、とても辛くなってしまうことがあります。
アドレス、助言等いただけると幸いです。
お手数ですが、
よろしくお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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人生は長いよ
kekeさんはまだ20代ですが、社会人として立派に働き、今は主婦として家庭を守っていらっしゃる。
親としてこれほど誇らしいことは無いと思いますよ。
私も子を持つ親としてわかります。
我が子が幸せな人生を送ってくれることが、何よりの幸福です。
過去にどれだけ迷惑かけていようが、そんなことはたいしたことではないんです。
そんなもんですよ^^
親御さんを思う、あなたのその想いが、すでに親孝行だと思います。
まだ20代、人生80年としても、まだ半分も来ていませんよ。
これからゆっくりお返ししていきましょう。
頂いた恩をバトンパス。
こんばんは。読んでいて、正しくそのとおり、と思いました。私の親も、大学からの帰りが(飲み会の帰りが)いくら遅くなっても起きていて、「ご飯食べたの?」と聞いてきました。もちろんなにがしかを用意して。それを疎ましく思っていた過去の自分にバカヤローと言いたいです。
親からの恩を気づけたこと、思い出せたこと、本当に良かったですね。林師のおっしゃるとおり、まだ一緒にこの世で生きる時間はあるでしょうから、折に触れ親孝行されるとよいと思います。
そして同時に、貴女に人を育てる機会があったら、ぜひ貴女の扱われようを思い出し、親の側の気持ちを思いめぐらしていただきたいのです。それは、間接的に親御さんの生き様を後世に伝えていくことだと思います。
私の子どもたちも、じき大学時代を迎えます(合格したら)。あの頃の両親の姿を思い出しつつ、育てていきたいと考えています。
質問者からのお礼
龍興寺
林 浩道 様
お忙しい中、迅速なご回答をありがとうございました。
とてもあたたかいお言葉、何度も読み返しております。
つい涙してしまいました。
私の両親と同じ“親”としての立場よりのお言葉大変嬉しいです。
今までの行いは忘れずに、まだまだ一緒にいられる時間を大切に、これからも恩返しをしていこうと思います。
本当にありがとうございました。
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光圓寺
佐藤 良文 様
迅速なご回答ありがとうございました。
私の親も同じで、どんなに遅くなっても、自分は翌日仕事があるにも関わらず起きて待っていてくれていました。そして私もそれを疎ましく思っていました。本当にバカ野郎でした。
仰るとおり、
私に子どもが生まれたら、
私の両親のしてくれたことをしっかり思い出し、私も母のようにはなれなくても、少しでも近づけるようになろうと思います。
これから、一緒にいられる時間を大切にして恩返しをしていこうと思います。
お忙しい中あたたかいお言葉、本当にありがとうございました。