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私が18歳の時、母がなくなりました。46歳という若さでした。

母が亡くなって2年が経ちましたが未だに後悔と悲しみで前向きになれません。

私は母がなくなる9か月前に母と大喧嘩をし家出をしました。それから体調を崩し朝起きると亡くなってたと弟から連絡があった時に私のせいだ、私が母を殺したのだと夜になる度に思います。

今私は結婚して子供も、います。このまま前を向けないのはダメだと思いここに、投稿させて頂きました。
何かお言葉を頂けたら幸いです。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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関係を変えていく

日常の生活のなかでお母様を感じてみてはどうでしょうか?洗濯をしているとき、料理をしているとき、子供と接しているとき…。お母様との記憶がたくさんあると思います。考えるというよりかは、「感じる」というほうです。

たしかに大喧嘩をして家を出たことは事実なのでしょうが、べべさんが殺したのではありません。べべさんが「そう思っている」だけです。その思いが頭の中で繰り返されることによって、あたかもそれが直接的な原因かのように固定されて、自分をそこから動けないようにしているのかなと思います。

お母様は亡くなりました。新しく関係を築き直していきましょう。それが供養です。何もお経をあげるだけが供養ではありません。供養は日常の中にあります。

お母様のことを一日中「考える」のではなく、「感じる」。感じれるようになってくると、今までと違う思いも湧いてくると思います。自分の中の母と和解をしていく。ゆっくりやっていきましょう。すでにべべさんはゆるされてると思いますよ。合掌

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若輩者ですが、宜しくお願い致します。
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