外を歩くことを不安に感じてしまいます。
こんにちは。私は最近になってまた外を歩くことに自信がもてず常に不安を感じています。
外を歩くときはよくすれ違う人にじっと見られたり、時には睨まれ怖くなってしまったり、買い物をしていても周りの視線を気にしてしまい不安になり、もう外を歩きたくないなと思うことも時々あります。自分では目を合わせないよう普通にしているのですが、視界に入ってきます。
おばあちゃんに話したら気にしすぎだよとかどこも変じゃないし普通なんだから堂々としていれば大丈夫と励まされますが、なぜか素直に受け止めることができずにいます。
どうしたらもっと自分に自信をもつことができるのか、どうしたらもっと外を歩くことに対し、不安を感じなくなるのかとても悩んでいます。
このような相談で申し訳ありません。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
歩くために歩いてみる
かなさん
まわりの視線が気になって外を歩くことが不安になってしまうのですね。こういうことを普通の人に言うとたいがい「気にすぎ」と言われてします。でも気になる人には解決にはなりませんよね。
こういうやり方もあるという提案です。歩くときは歩くことだけを目的にして、しっかりと歩いてみてください。「歩くために歩く」のであり「何かのために」歩くのではありません。すれ違う人の視線を感じたりするのは歩くことに意識が向いていないからです。
歩いているときには歩いていることに意識を向けてみる。そのための方法として、簡単に「右足、左足、右足、左足・・・」と心のなかでいってみてもいいでしょう。「歩いている」という言葉でもいいかもしれません。あなたにとってしっくりくる言葉がいいでしょう。そして自分の足が動いていることをしっかり感じながら歩くのです。
自分の身体に感じる日差しの暖かさや風の感触、車の音や鳥のさえずり、土の香りや鼻に触れるにおいなど自分の身体に触れる感覚に意識を向けてみてください。足がしっかり大地に触れていることを感じながら、ほんとうにしっかりと歩いてみるのです。
お役にたつかどうかわかりませんが、かなさんが少しでも不安なく外を歩くことができるようになればと思い提案してみました。トライしてみてください。仙如