自己開示が苦手。克服法を教えてください。
ご相談です。
私はどちらかと言うと人懐っこい方で、人が集まる場は好きです。
でも、「休みの日何してるの?」「今どこに住んでるの?」などプライベートな質問をされた時、本心のままに答えられません。
"こう答えたらどう思われるかな""そもそもこの人ってどんな人なんだろう"とアレコレ考えすぎて、口つぐんでしまいます。
この事を人に相談したとき、「それって他人を信用してないからじゃない」と言われました。
でも、これは父母・家族にも同じです。例えば、「ボーナスどの位もらったの?」「家賃いくら位?」とか聞かれたとき曖昧にかわします。=家族にも自己開示を渋るので、人を信用してないという訳ではないです。
私が思うに、【シンプルに、自分の事をペラペラ人に話したくない】が答えだと考えてます。
ですが、自己開示をする事で、より人と仲良くなれたり、仕事上の付き合いもスムーズになることも分かってます。
つらつらと書きましたが、冒頭タイトルについて、何かアドバイスをいただけると嬉しいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
あわてることはありません
拝読させて頂きました。
あなたは人から様々なことを質問された時に素直に答えることができずにお悩みなさっておられるのですね。あなたが人とご縁を深め合う中では素直に答えていく方がいいと思っておられるのですね。あなたがその様に思われるお気持ちわかる様に感じます。
人があなたに対して質問なさってくる場合には様々な思いや意図があるでしょう。あなたのことを好意を持っている方もいるでしょうし、親しくなりたいと思う方もいるでしょう、あなたのことを興味や関心持ってくる人もいるでしょう。或いはあなたのことを好奇心で聞いてくる方もいるでしょう、あなたに作意を持ってくる人もいるでしょう、あなたをおとしめようと悪意を持ってくる人もいるでしょう。
ですからその人その人によってだいぶ違うでしょうからね。コミュニケーションを交わしていく中でその様です質問のやりとりをなさっていくのでしょう。
ですからあわてることなくその人の質問の意味するところを推しはかることも必要かと思いますし、その人が何故その様に感じてご質問なさっていらっしゃるのかを逆にご質問なさっても宜しいかと思います。その際にその人が誠意や信頼できる言葉をあなたに返してくれるならばあなたの可能な範囲にてお答えなさっていけばよいでしょうからね。あなたにはあなたのプライバシーがあるのですから無理にお答えなさる必要はありませんし、仮に正直に答えたとしても相手が誠実に受け止めて下さる方なのか分かりません。
ですからあわてないで一つ一つお考えなさって可能な範囲で答えていきましょう。そうして積み重ねていかれる中で人の気持ちも姿勢もわかり信頼できるかどうかもわかるでしょうからね。
あなたがこれからの未来を素晴らしい方だとのご縁に恵まれながら信頼関係を深め合い、皆さんと仲良く充実した毎日を生きていかれます様に、健やかにご成長なさっていかれます様に切に祈っております。
自己開示出来なくても、あなたの魅力は損なわれません。
こんにちは。亀山純史と申します。
例えば、ある契約を結ぶときに、その契約条件としてその人のプライベートに関わる内容を求められることがあります。そのようなときに、自己開示を渋るのはよくありませんよね。それに対して、ただの興味本位での質問だったりした場合には、何でもかんでも話す必要もないでしょう。(なお、人の話の多くは、ただの興味本位から来ているのではないかと、私は思っていますよ。)
コミュニケーションはよくキャッチボールにたとえられますが、それは相手からのボールをそのまま直球で返さなければいけない、ということではありません。直球でなくて少し曲がった返球だとしても、あるいは、弧を描くような返球だったとしてもいいはずです。
大切なことは、それを相手が無理なく取ることが出来ればよいのです。
そうすれば、話したくないことは無理に話すことはなく、曖昧に話をかわすことだってOKでしょう。
確かに、自己開示をすることで、より人と仲良くなれたり、あるいは仕事上の付き合いもスムーズに行くかもしれませんが、自己開示をしなかったら、仲良くなれないとか、仕事上の付き合いがスムーズに行かないのかと言えば、そうではないはずです。人は人のどこにその人の魅力を感じるものでしょうか。仮に自己開示をあまりなさらない人だとしても、仕事を誠実にこなすとか、自分のことを大切に思ってくれている、気にかけてくれている、そのような態度やしぐさなどに、人は魅力を感じるのではないかと思っています。
以上が私からの回答です。少しでもご参考になれば幸いです。
信用と信頼
er 様 相談ありがとうございます。
信用することは、銀行でお金を借りたときに担保や保証が付くようなもので
かならず、評価などがついてきますが、
信頼は、頼ることですから、その人を信じ切らなければ頼れません、。
つまり
「それって他人を信用してないからじゃない」といわれたら「そうあまり信用していません」と応えて、そして「信頼できる人には自己開示をちゃんとしますよ」と
応えればいいのです。
父母・家族に自己開示をしないのは、開示したらあれこれ言われて嫌なだな・・などは信用しても信頼しきれていないからですし、より人と仲良くなれたり、仕事上の付き合いもスムーズになるのであれば、自分から信頼関係を築ていくことが必要となります。
自分を信頼して、他人から信頼される、これを理想として目指していけば、自己開示もマイペースで自己のプライバシーを守りながら家族にも友達にも打ち明けられることが出来るでしょう。
参考にしてください。一礼
質問者からのお礼
皆様ありがとうございました。