倦怠期…？
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有り難し 6私には遠距離ですが付き合って一年以上になる恋人が居ます。その恋人とは付き合って半年くらいまでものすごく平和でお互い｢喧嘩なんてこの先絶対しないだろう｣と言っていたくらい仲が良かったのですが…私の恋人は体が弱く最近よくなにかしらの病気にかかってしまっているのです、そのことを心配してすこしでも体に異変があったらすぐ病院を勧めたり入院を勧めているんです。でも仕事が休めないなど、なかなか行ってくれません。そしてついこの間、心臓に病気を抱えたことを知らされました。私は慰めの言葉をかけるのではなく｢だから言ったのに｣と冷たく返してしまい、そこから喧嘩になってしまいました。それからというもの恋人のちょっとした発言にイライラしたりもう話したくないなどと思ってしまいます、お互いがお互いに気を遣うようにもなりました。どうにかしたいと思っている今はまだその人のことが好きで離れたくないと思っているのは間違いないと思うのですが、これは倦怠期というものなのでしょうか？私にも落ち度があるのは充分承知の上ですし、そういう気持ちになると後々罪悪感が襲ってきて特に何も無かった日にまで｢こんなんでごめん｣と謝ることが多々あります。たった１年とはいえ、一緒にいるとこうなるのは普通なことなのでしょうか？時間が解決してくれるものなのでしょうか？どうにかしたいです。
お坊さんからの回答 1件
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彼が嫌がることをしない
pinoさん、はじめまして。質問を拝読いたしました。
pinoさんは遠距離恋愛で付き合って1年の彼氏がいるのですね。ケンカをするなど考えられないほど相思相愛でしたが、彼の体調を気遣うあまりにpinoさんと彼氏との関係がギクシャクし始めたのですね。
私も若かりし頃に遠距離恋愛をしたことがあるので、pinoさんの困り具合が分かります。
恋愛をしているときはすべてのことが楽しく、幸せです。永遠に幸せが続いていくような気がします。でも、幸せなのは相手の良いところや好きなところばかり見ているときだけです。どうしてもpinoさんから見て、彼が「もう少しこうすればいいのに」というところが出てきます。
２０年以上もお互いに別々に生活して、互いに人格が確立しているので、かみ合わないところがあるのは当然です。恋愛の陰に隠れてしまい、pinoさんが気になるところは見ないようにしてしまうものです。
恋愛をして互いに愛を育んでいる間にしておかなくてはいけないことが、ひとつだけあります。それは「相手の嫌がることをしないこと」です。
彼氏にとって体調のことを言われるのは嫌なことだろうと思います。彼氏自身も体調に自信がないことは重々分かっているはずです。彼が自信のないことをpinoさんに言われたので喧嘩になってしまったのです。
彼はpinoさんの「こんなんでごめん」という言葉よりも、「身体が弱くても、心臓に疾患を抱えていても、一緒に居てほしい」と思っているのではないでしょうか。
空海は「我らは御仏（みほとけ）の子なり」と説きました。
pinoさんも、彼氏も仏の子です。互いを認め合い、慈しみ合えることを祈念しております。
