自分のミスの多さに耐えきれない
自分は医療系の仕事に就いています
一つのミスで多くの患者に被害が及ぶ業界です
理解はしているつもりですが、うっかりミスや思い込みから来るミスなど
日に多くのミスを犯しています
そんな状態のため、直接そういった態度を取られたわけではありませんが、上司や同僚にもかなり嫌われていると思っています
現在、自分に自信が持てず、帰宅するたびに絶望している状況です
いっその事、今の仕事をやめて、全く違う職業を始めるべきなのでしょうか
どうかこの先の人生の指標を示してくださいませんか
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
人はミスをするものです
nonnonさんこんばんは、医療系のお仕事ですので患者さんの命にも関わることも多々あられますのでご自身がミスを犯さないように日々緊張がピークのもとお仕事に就かれているのかと思います。わたしはそのお気持ちをありがたく思います。どのような仕事も人の人生に関わっているものであり些細なミスが他人の人生に深く関わることはあり得るのですが、そう言っても医療関係はやはりはっきりと身近に感じられるのでだと思います。ある大学病院の看護師長さんとお話ししたときにこんな言葉を聞きました。「医療現場で一番恐ろしいことは医療に従事する者がその医療行為に対しての怖さを感じなくなること」。たぶんミスそのものよりも怖さを忘れる事のほうが遙かに危険と言いたかったのだと思います。私のお檀家の方にも医療関係の方々はおられます。そしてあなた同じご相談も受けたことがあります。その看護師長のお話しはたまたまそのご相談受けた直後でしたのであなたと同じご相談内容についてご意見を伺ったときそうのようなお話しをいただきました。正直、ミスは人間するものです。気をつけること慣れることにより減らすことは出来ても完全になくすことは出来ないのだと思います。だからこそミスを犯したときにその影響を最小限にするために職員同士でのチェック体制やフォロー体制が必要なのだとは思います。そして先輩方もそのミスを重ね(本当はあってはいけませんが)仕事に慣れ自ずと減らして来られたのではないでしょうか。どうぞミスをした分以上に患者さんに思いやりを込めて接して頂きたいと思います。そしてその怖さを忘れないでください。どうぞ患者さんの気持ちを思い量れるプロになってください。その怖さをお持ちになっているあなただからこそ、私はこのお仕事に向いていると思います。
これからです
拝読させて頂きました。今あなたはお仕事なさっている中で大変苦労なさっておられるのでしょうか、自分のミスで様々波及してしまって強い自責の念を毎日抱えておられてお悩みになっていらっしゃるのでしょうか。
あなたのお気持ちをお察し申し上げます。
まず社会人の先輩として申し上げさせて頂きたいと思います。
どの様な仕事でもやはり三年間は続けてみないと最低限のことはわかりませんし、自分の適正についてもわかってきません。同時に周りの人たちも三年間経過してこないと認めてはくれません。
人間だれしも経験を積み重ねていかなければ仕事も周りのことも自分のことさえもわからないのが実情です。一生懸命に打ち込んでいれば多少ミスがあったとしても挽回できます。
人の生命に関わる仕事であれば余計にミスがあったとしても次の対処を適切になさっていかれる局面もたくさんあるはずです。
人間は万能ではありません。だからこそしっかりと目の前のことに真摯に向き合いながら今自分のできることを一生懸命取り組み精進することが大切かと思います。
やめることはいつでもできます。
逃げることや言い訳するよりも今自分は自分の大切な人生の経験を積んでいる真っ最中にあると思いながら明日からも前向きに精進なさって頂きたいと切に願います。
あなたの力を必要としていらっしゃる方々がたくさんいらっしゃるはずですし、これからより多くの方を助けることができるようになってこられるでしょう。
あなたにはまだあなたが知らない潜在的な力があるのです。
どうかあきらめず、心と身体が疲れたらしっかりと休んで睡眠をとってくださいね!そして心も身体も癒やして頂き明日に備えてくださいね!
あなたがこれからたくさんの経験を積んで実力をつけて頂きたくさんの方々をサポートなさっていかれますようにと心から祈っておりますね!
心よりあなたを応援しておりますね!