心の持ちよう
10年ほど前に仕事が原因で精神を病んでから、少し具合がよくなって仕事につこうと何回か前職に似た仕事についてはぶり返して辞め、その都度落ち込んでおりました。
前職はダメなのかと、他を探しても書類、面接でことごとく落ち、すでに何社受けたかわからなくなった頃には面接すら恐怖になってしまい、何もできずに、今は実家でお手伝いをする程度の毎日。大変、自分が情けなく、なのに、身動きがとれません。
今年2月にはリアルで唯一の友人と連絡が取れなくなってしまいました。
精神の不調が体調に直結して、体調の浮き沈みが激しく、何回かイベント系を断ったりしていたのですが、行けそうと約束した予定のイベントに行けなくなったのがきっかけと思われます。ですが、それ以前から、何か私に不満があったのだと思います。まず、働いていないこと自体が、自分に厳しい友人には不満だったと思うのです。それでも、病んでからも10年も友達でいてくれたのですが。
恋人もおりません。結婚も憧れますがいまの状態では難しいでしょう。仕事もできず、友人もなく、親にかかりきりで迷惑をかけ通しで、相談できる人もいない。ただ、また具合が悪くなりはしないかとビクビクしながら生きているのが悲しく、どうしていいのかわからないです。
たまに、私が死んでしまえば、少なくとも両親の金銭的負担はなくなるだろうな、とは思いますが、死んでしまおうとは思わないのです。こんなに迷惑なだけの存在なのに。
これから、どういう心の持ちようで過ごしたらいいでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
ごめんなさいじゃなくて、ありがとう
人にはそれぞれ事情があります。
働きたくても働けない人もたくさんいます、みんぱさんのように心を病んでしまって働けない方も珍しくはありません。
先の見えない不安や、どうしようもない絶望感、自分だけが取り残されたような劣等感・・・様々な感情が渦巻いて、辛いのですね?
心の持ちようといっても、いきなりポジティブ人間に変身!というのはちと難しいかな。
他人があれこれ言っても、あなた自身が「変わろう」と決心しなければ、何も始まりませんからね。
私は、みんぱさんはそんなに自分を責めることはないと思っています。
だれだって人生に波はあります、調子が悪い時は休めばいいんです。
だれだって、どこかで誰かの世話になっています、どこかで誰かに迷惑をかけています、みんなそうやって迷惑をかけたりかけられたりしながら、お互い様で生きています。
だから、あなた1人が罪悪感を感じることは無いんです。
ひとつ、あなたに挑戦してみて欲しいことがあります。
「感謝」の気持ちを持って日常生活を暮らしてみませんか?
感謝の謝の字は「礼を言う、ありがたく思う心を言葉にして言う」ということ。
感謝は、ありがとうと思う心を敏感に感じ取ることです。
日常の中で親御さんに「ありがたいな」と感じたら、素直に感謝の気持ちを言葉にしてみよう。
外に出ても同じ、お店で食事をしたら「ごちそうさま、ありがとう」とお店の人に声を掛けてみよう。
コンビニで買い物したときも、店員さんに「ありがとう」と言ってみよう。
どこかで誰かによくしてもらったら、迷わず「ありがとう」と笑顔で言おう。
慣れてきたら、今度は自分と直接関係なくても「ありがたい」と感じた人に「いつもありがとう」と言ってみよう。
ゴミ収集車の人、パトロ-ル中の警察官や消防署員、見えないところで社会を支えてくれている人は沢山います、そういった方々に笑顔で声をかけられたらたいしたもんですよw
それは、あなたにとっては何の得にもならない行為かもしれませんが、「ありがとう」と声を掛けられた人は、きっと幸せな気持ちになるはず。
あなたにも、誰かを幸せにできるんです。
「ごめんなさい」とか思わなくていいから、世話になった人には笑顔で「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えよう。
他人を幸せにすることが、結局はあなたを幸せにしてくれるよ。
質問者からのお礼
林さま、回答いただきありがとうございます。
罪悪感を拭い去るのも、確かにいきなりポジティブになるのも難しいですが、感謝のありがとうは実践できそうなのでやってみます。
前職が洋服の販売だったこともあり、こと、接客業の方にはありがとうはすんなりというか、半ばクセのように言ってはいたのですが、感謝の気持ちをキチンとのせていきたいと思います。
少し心が軽くなりました。ありがとうございました。