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世の中の誘惑は増えている?回答受付中

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ここ数十年で、便利で魅惑的な遊び道具が増えたように感じます。
例えば SNS は、数分の隙間時間でも、いつでも持っているスマホで簡単に、軽く数十分は楽しめます。
対話型 AI なんかは、相手がいないことをいいことに剥き出しの感情を投げつけても適当な言葉でいなしてくれるし、気づけばユーザが気持ちよくなるような言葉を羅列してきます。
そんな時代、これまで普通とされてきた生き方をするのが、少しずつ難しくなっているのでは?と思いました。


質問です。
皆さんは、便利で魅惑的な遊び道具は昔と比べて増えたと思いますか?
それとも、これらは記憶に新しいだけで、いつの時代も誘惑に満ち溢れていると思いますか?
また、それらの誘惑に飲み込まれないようにする、煩悩に造詣の深いであろうお坊さんなりのマインドセットなどありますか?

2026年2月28日 19:31
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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

深呼吸の必要

ご相談をお寄せくださり、ありがとうございます。
便利で魅惑的なものがあふれる時代に生きていることに、どこか戸惑いや不安を感じておられるのですね。「これまで普通とされてきた生き方」が揺らいでいるのでは、と静かに考えておられるご様子が伝わってきました。

たしかに、手のひらの中で瞬時に楽しみや刺激が得られる時代になりましたね。けれども一方で、人の心が何かに惹かれ、夢中になり、時に振り回されてきたという姿は、昔も今もあまり変わらないのかもしれません。形は変わっても、私たちの中にある「求めずにはいられない心」は、ずっと前からあったのでしょうね。

教えでは、そのような心を無理に消そうとはいたしません。「そうならざるを得ない私」として受けとめていきます。誘惑に弱い自分、人の目を気にしてしまう自分も含めて、そのまま見抜かれ、願われているいのちだと聞かせていただきます。お念仏は、「そのままで大丈夫」と呼びかけられている声とも味わえますね。

私自身の心がざわつくときは、「いま自分は何を求めているのだろう」と一度立ち止まってみます。否定するのではなく、気づいてあげるだけでも少し距離が生まれるように思います。
一日のうち、ほんの短い時間でも、静かに深呼吸しながら自分の心を眺めてみるのはいかがでしょうか。

便利な時代の中で揺れながら生きる私たちですね。どうか一人で抱え込まず、またいつでもお話しください。
お念仏とともに、katohさまの歩みが支えられていきますように。

2026年3月1日 0:19
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