人にも自分にも迷惑かけたくないです
楽しみにしていた大学生になって、ほとんどのことがうまくいかなくて、バイトすらできない自分が嫌いになりました。
バイトに行く前に腹痛と吐き気が出てきて、賄いも吐き気で食べられなくなってから、バイトはやめました。
それがトラウマで別のバイトに応募することすらできなくなり、世の大学生が当たり前にしていることさえできない自分に失望し、そこからどんどんメンタルがやられていきました。
だいぶ回復はしましたが、今でも情緒不安定で、定期的にフラッシュバックするように色んな理由で苦しくなります。それと同時に、今まで周囲に言われてきた言葉も蘇ってきて、言ってきていた人たちは悪い人ではないはずなのに、恨むような気持ちが出てきてしまったり、逆に居心地のいい人にその怨嗟を吐き出しまくったりしてしまったり、負の連鎖です。
私は仏教用語の一切皆苦という言葉が好きで心に留めているのですが、それだけでは耐えきれないように今は感じています。一切皆苦だとわかっていても、一時しのぎでもいいから、雨から身を守る傘が欲しいです。
どうにかこの苦しみに折り合いがつけられないでしょうか。人に迷惑かけずに友人と好きなこと話したいです。アドバイスをください。
読みづらくて申し訳ないです。
お坊さんからの回答 4件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
はじめの第一歩がある。ペースを掴むまで、迷いながら進むもの。
ほとんどのことがうまくいかないって… バイト以外にも、困難なことが起きたのですね。重なると、私は何をやってもダメだと自信を失くしてしまいますよね。
みんな誰だって、はじめの第一歩があるのです。周りが出来ているように見えていても、失敗や挫折も経験していくものなんじゃないかしら。他人には自分の失敗談は言わないから、こちらからは見えなくて、キラキラ輝いているように映りますけれどね。自分に合う仕事を見つけたり覚えるペースを掴むまでは、迷いながら進むものなんだろうと思いますよ。
ひとりで抱えるには、重いものもありますね。日頃の関係性があると、遠慮や我慢も溜めがち。だからこそ、愚痴や嘆きは知らない誰か、聞いてくれる誰か、わかってくれる相手に話すほうが気が楽ですよ。誰だって、どこかで息を抜き、自分を労っていると思うのですよ。
頑張るだけでなく、休む時間、癒やす空間を持ちながら、自分ペースを見つけていけばいいのです。一歩 二歩とゆっくりでも、あなたは歩みを進めていけるわ。
いつでもハスノハに気持ちを下ろしにきてくださいね。
苦しみの中で、ひとりにならない道
ご相談をお寄せくださり、ありがとうございます。
こうして正直な気持ちを書いてくださったこと、それだけでも本当にすごいことだなあと私は感じました。
楽しみにしていた大学生活だったのに、思うようにいかない。
バイトに行こうとするだけでお腹が痛くなって、吐き気まで出てしまう。やめざるを得なかったことも、きっと悔しかったですよね。
「みんな普通にできているのに、どうして自分は」と、何度も自分を責めてしまったのではないでしょうか。
フラッシュバックのように思い出して苦しくなったり、言われた言葉が刺さったり。
恨みたくないのに恨む気持ちが出てきたり、安心できる人にぶつけてしまったり。
本当はそんなことしたいわけじゃないのに、止められない感じもつらいですね。
「一切皆苦」という言葉を大事にされているのですね。
生きることは思い通りにならない、という見方。
でもそれは、「だから我慢しなさい」という言葉ではないと、私は思うのです。
むしろ、「思い通りにならなくて当たり前なんだよ」と、私たちの弱さをそのまま見つめる言葉なのかもしれませんね。
傘がほしい、という表現が胸に残りました。
大きな解決じゃなくていい、今この雨をしのげるものがほしいのですよね。
もしよかったら、苦しくなったとき、心の中で小さく「もう無理かも」とつぶやいてみてください。きれいな言葉じゃなくていいんです。
そして、できれば「南無阿弥陀仏」と、ため息みたいに口にしてみるのもいいかもしれません。
それは立派な修行ではなくて、「今しんどいです」とこぼす声なんですね。
その声ごと受けとめるはたらきがある、と聞いています。
それから、体の症状やフラッシュバックが続くようなら、心療内科やカウンセラーさんに頼ることも、全然大げさではないと思います。体がちゃんと反応しているということは、それだけ無理をしてきた証拠かもしれませんしね。
「人に迷惑をかけずに話したい」と思えるあなたは、もう十分にやさしい人です。
少しくらい揺れてしまう日があっても、「ああ、今日も必死だったなあ」と自分に言ってあげてもいいのではないでしょうか。
どうか一人で抱え込まず、またいつでもお話しにきてくださいね。
お念仏とともに、あなたの毎日が少しずつやわらいでいきますように。
「四無量心」を好きになってください。
そぼろ 様 相談ありがとうございます。
簡略的な解釈として思い通りにいかないことを「一切皆苦」といいます。
人は苦しみ、悩むようにできているのです。
それは、嫌なことや辛いことを脅威と感じて記憶に残し、闘争したり逃走したり凍りついたりして反応するように脳ができているからです。
この脳の反応はあなたのせいではありません。進化した人間の脳の習性なのですから。(この反応に良い面もあります。脅威をとっさに感じ危険を回避できるからです)
脳の反応をここで詳しくのべませんが、苦しみ悩みから我々は何とかしないといけません。
あなたにとって心身を守る傘となるものです。
それは、「思いやり」です。仏教でいえば「慈悲」「慈しみの心」です。
この「思いやり」の気持ちを自分に向けるのです。
あなたがこれまでの経験で、「優しさ」や「心温まること」を感じたことを思い出してください。すぐ思い出せない時は、映画やテレビドラマを見た時でもかまいません。その「優しさ」や「心温まる」こと、あるいは思いやりに満ち溢れていることを感じてみてください。イメージでかまいません。
ゆったりとゆっくりとした呼吸と共に繰り返し充分に感じてみましょう。
そしてその時の身体の感覚はどうでしょうか?
少し穏やかで、リラックスして、心も落ち着いたのではないでしょうか?
この「思いやり」を自分に向けるということを、だんだんと育てていけばよいのです。瞑想などの練習が必要ですが、育ててれば、「思いやり」を他人に向けることもでき、やがて大きな傘となり、友人と一緒に入るような感じで、屈託なく好きなことを話して、ポジティブに過ごしていけるようになるでしょう。
勉学にも、バイトにも、やがて社会人になっても、明るく過ごしていけるでしょう。
そしてもう一つ、「四無量心」という言葉も好きになってください。
「あなたが慈しみに溢れ幸せになりますように。悩み苦しみから解放されますように。喜びに溢れますように。平穏でありますように」ご祈念いたします。合掌礼。
困った時はいつでもご相談を!。
人間関係は誰もが「お互い様」で生きています。
いただいたお悩み、拝読いたしました。アルバイトでのご経験、心身ともに本当に苦しかったですね。
「当たり前」ができないとご自身を責めておられますが、人生は山あり谷ありです。誰しもが立ち止まり、深く落ち込む時期があります。どうか、ご自身に失望したり、卑下したりしないでください。
「一切皆苦」という言葉を大切にされているのですね。これは「世の中は思い通りにならない」という真理ですが、決して「冷たい雨にただ耐え続けなさい」という意味ではありません。辛い時は、雨宿りをし、身を守る傘を求めて良いのです。たとえば、冷たい雨の中で待つ小鳥に、そっと傘を差し掛けてくれる大きなクマのように、あなたを雨から守り、温かく寄り添ってくれる存在は必ずあります。
「人に迷惑をかけたくない」と悩むのも、あなたの優しさゆえでしょう。しかし、人間関係は誰もが「お互い様」で生きています。過剰に気にする必要はありません。今はご友人の傘に入らせてもらい、安心して好きなことをお話ししてください。そしていつか、あなたが元気を取り戻した時、今度は誰かのために傘を持ってあげればよいのです。
阿弥陀様は、私たち一切衆生を「必ず救う」と約束されました。そこに条件はありません。安心してお任せしましょう。
焦らず、まずはゆっくりと羽を休めてくださいね。
拝
縁起寺 釋聴法
質問者からのお礼
たくさんご返答いただきありがとうございます。
読んでいる間涙が止まりませんでした。私のお守りになっています。
お世話になっているカウンセラーさんからいただく、分析による返答とはまた違う、より心に寄り添った返答は、私が無意識に求めていた、心を包んでくれる言葉たちになってくれています。
またお世話になることがあると思います。その時もご縁があればよろしくお願いいたします。



午後から夜の時間帯は都合がつきやすいです。
◆こちらから、無理に聞き出すことは致しません。
言いにくいこと、言えない気持ちも大切にします。あなたのお気持ちのままに、ゆっくり待ちながら、その気持ちを大切に受け止めたいと思っています。
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(相談は、hasunohaオンライン相談より受付下さい。お寺へのいきなりの電話相談は受けていません。法務が優先なので)
◆一人で悩まないで。待っていますね(﹡´◡`﹡ )