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人にも自分にも迷惑かけたくないです回答受付中

回答数回答 2
有り難し有り難し 1

楽しみにしていた大学生になって、ほとんどのことがうまくいかなくて、バイトすらできない自分が嫌いになりました。
バイトに行く前に腹痛と吐き気が出てきて、賄いも吐き気で食べられなくなってから、バイトはやめました。
それがトラウマで別のバイトに応募することすらできなくなり、世の大学生が当たり前にしていることさえできない自分に失望し、そこからどんどんメンタルがやられていきました。
だいぶ回復はしましたが、今でも情緒不安定で、定期的にフラッシュバックするように色んな理由で苦しくなります。それと同時に、今まで周囲に言われてきた言葉も蘇ってきて、言ってきていた人たちは悪い人ではないはずなのに、恨むような気持ちが出てきてしまったり、逆に居心地のいい人にその怨嗟を吐き出しまくったりしてしまったり、負の連鎖です。
私は仏教用語の一切皆苦という言葉が好きで心に留めているのですが、それだけでは耐えきれないように今は感じています。一切皆苦だとわかっていても、一時しのぎでもいいから、雨から身を守る傘が欲しいです。
どうにかこの苦しみに折り合いがつけられないでしょうか。人に迷惑かけずに友人と好きなこと話したいです。アドバイスをください。
読みづらくて申し訳ないです。

2026年2月26日 20:16
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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

苦しみの中で、ひとりにならない道

ご相談をお寄せくださり、ありがとうございます。
こうして正直な気持ちを書いてくださったこと、それだけでも本当にすごいことだなあと私は感じました。

楽しみにしていた大学生活だったのに、思うようにいかない。
バイトに行こうとするだけでお腹が痛くなって、吐き気まで出てしまう。やめざるを得なかったことも、きっと悔しかったですよね。
「みんな普通にできているのに、どうして自分は」と、何度も自分を責めてしまったのではないでしょうか。

フラッシュバックのように思い出して苦しくなったり、言われた言葉が刺さったり。
恨みたくないのに恨む気持ちが出てきたり、安心できる人にぶつけてしまったり。
本当はそんなことしたいわけじゃないのに、止められない感じもつらいですね。

「一切皆苦」という言葉を大事にされているのですね。
生きることは思い通りにならない、という見方。
でもそれは、「だから我慢しなさい」という言葉ではないと、私は思うのです。
むしろ、「思い通りにならなくて当たり前なんだよ」と、私たちの弱さをそのまま見つめる言葉なのかもしれませんね。

傘がほしい、という表現が胸に残りました。
大きな解決じゃなくていい、今この雨をしのげるものがほしいのですよね。

もしよかったら、苦しくなったとき、心の中で小さく「もう無理かも」とつぶやいてみてください。きれいな言葉じゃなくていいんです。
そして、できれば「南無阿弥陀仏」と、ため息みたいに口にしてみるのもいいかもしれません。
それは立派な修行ではなくて、「今しんどいです」とこぼす声なんですね。
その声ごと受けとめるはたらきがある、と聞いています。

それから、体の症状やフラッシュバックが続くようなら、心療内科やカウンセラーさんに頼ることも、全然大げさではないと思います。体がちゃんと反応しているということは、それだけ無理をしてきた証拠かもしれませんしね。

「人に迷惑をかけずに話したい」と思えるあなたは、もう十分にやさしい人です。
少しくらい揺れてしまう日があっても、「ああ、今日も必死だったなあ」と自分に言ってあげてもいいのではないでしょうか。

どうか一人で抱え込まず、またいつでもお話しにきてくださいね。
お念仏とともに、あなたの毎日が少しずつやわらいでいきますように。

2026年2月26日 21:28
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有り難し
おきもち

個別相談可能
真宗山元派上西山正善寺住職

「四無量心」を好きになってください。

そぼろ 様 相談ありがとうございます。

簡略的な解釈として思い通りにいかないことを「一切皆苦」といいます。
人は苦しみ、悩むようにできているのです。
それは、嫌なことや辛いことを脅威と感じて記憶に残し、闘争したり逃走したり凍りついたりして反応するように脳ができているからです。
この脳の反応はあなたのせいではありません。進化した人間の脳の習性なのですから。(この反応に良い面もあります。脅威をとっさに感じ危険を回避できるからです)
脳の反応をここで詳しくのべませんが、苦しみ悩みから我々は何とかしないといけません。
あなたにとって心身を守る傘となるものです。
それは、「思いやり」です。仏教でいえば「慈悲」「慈しみの心」です。

この「思いやり」の気持ちを自分に向けるのです。
あなたがこれまでの経験で、「優しさ」や「心温まること」を感じたことを思い出してください。すぐ思い出せない時は、映画やテレビドラマを見た時でもかまいません。その「優しさ」や「心温まる」こと、あるいは思いやりに満ち溢れていることを感じてみてください。イメージでかまいません。
ゆったりとゆっくりとした呼吸と共に繰り返し充分に感じてみましょう。
そしてその時の身体の感覚はどうでしょうか?
少し穏やかで、リラックスして、心も落ち着いたのではないでしょうか?

この「思いやり」を自分に向けるということを、だんだんと育てていけばよいのです。瞑想などの練習が必要ですが、育ててれば、「思いやり」を他人に向けることもでき、やがて大きな傘となり、友人と一緒に入るような感じで、屈託なく好きなことを話して、ポジティブに過ごしていけるようになるでしょう。
勉学にも、バイトにも、やがて社会人になっても、明るく過ごしていけるでしょう。
そしてもう一つ、「四無量心」という言葉も好きになってください。
「あなたが慈しみに溢れ幸せになりますように。悩み苦しみから解放されますように。喜びに溢れますように。平穏でありますように」ご祈念いたします。合掌礼。
困った時はいつでもご相談を!。

2026年2月26日 22:29
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有り難し
おきもち

個別相談可能
お寺の法務(法事などのご先祖の供養)と 唱題行・写経・法話・カウンセリング、コーチングなどで活動しています。 メールでの相談も受け付けています。hasunohaの回答後のフォローアップはメールで致しておりますので、メールでお問い合わせください。また面接でのカウンセリングセラピーをご希望の方もメールで連絡をお願いします。 amrita.offcourse@docomo.ne.jp へどうぞ。
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