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今後の生活について

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有り難し有り難し 8

私は、3年程前から激しい頭痛、手足の痺れなどが有りました。
病院も5件程回り検査を行いましたが、異常は見つかりませんと診察をされました。

諦めかけていた6件目の病院で脳波に異常が発見出来、先生から「一刻も早く手術をしないと死にますと告げられました。」

先生に手術を勧められ昨年、頭の手術を行いました。
手術後は、激しい頭痛、手足の痺れなどは有りません。
(定期検診と薬の服用は継続中です。手術1年後に再入院)

体調は良くなって来たが、主治医の先生から手術後はあんまり仕事は無理をしない程度に言われました。
『先ず最初は身体ならしでアルバイトからでも良いじゃないですか?』と言われました。

同級生は正社員として仕事をしており結婚している方もいます。
アルバイトでは給料も安く、将来もとても不安な為
この年でアルバイトで働くことにとても抵抗があります。
私の考えが間違っているのでしょうか?

従兄弟、友達からの連絡で結婚致しました等と連絡がある時、私は、無職で彼女もなくこの先、明るい未来は待っているのかと考える時間が凄く多くなってきております。

まともに正社員として就職できるのか?

今は、実家に暮らしておりますが、定年退職の父との仲が非常に悪く(まともに話したのが小学生くらいだと思います。)
母にもとても迷惑をかけております。

今後の人生に何かアドバイスを頂きたくご連絡致しました。

宜しくお願い致します。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

人と比較した幸せではなく、あなた自身の幸せを見つけましょう。

拝読させていただきました。

SHINJOUさん、私も30代でしてとても共感できるご相談ありがとうございます。

体調はいかがでしょうか?少しでもよくなられたらいいですね。

私も同じような体験がありまして、いまだに未婚、恋人もおりません。

兄弟が結婚しており、子どもも三人いてとても羨ましく、情けない自分の姿を見ております。

同年代がどんどん家庭を持つと、とっても焦りますね。よく分かります。

変わりまして仏教が説く本当の幸せとは「いついかなるときも色あせること無い幸せを求める」ことです。

家族を持っても、いつか分かれるときが来ますし、お金があってもいつか借金に変わります。
いくら若くて健康でもいつか年老いて、病になり苦しみます。

あの人と比較して幸せ、この人と比較して不幸では、本当の幸福にはなれません。

あなたの幸せの基準は、あなたが作らないといけません。

SHINJOUさんは、他の方にはない体験をされました。

いっぱい苦しい思いもされていると思います。

ですが、仏教は「苦しみは幸せの種」ととらえます。

「泥があるから花が咲きます」。苦しい体験が栄養分となり、幸せの花が咲きます。

あなたにしかない幸せが必ずあるはずです。

その幸せを是非、自分と向き合って見つけていきましょう。

私も同じように、兄弟と比較せず自分の本当の幸せを探している途中です。

一緒に、生きていきましょう。

南無阿弥陀仏

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有り難し
おきもち

質問者からのお礼

早速ご回答、ありがたいお言葉誠にありがとうございます。

体調は手術後、頭痛、手足の痺れなどもなく減って来ており回復に向かっている所です。

私も今後の生活において、人と比較した幸せではなく、自分自身の幸せを見つけながら生活して活きたいと思います。

お世話になっております。
昨日は有り難いお言葉を頂きありがとうございました。

今後の生活において、これから生きてく為に何かアドバイスが御座いましたら教えてください。
宜しくお願い致します。

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