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自分を否定する人との関係 怒りを静め自分を納得させるには?

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有り難し有り難し 15

私は、人それぞれに価値観は違い、一人一人が特別な存在で尊重されるべきだ、と思うように心掛けています。

同居している姑が、年をとるに連れてますます愚痴っぽく、人の悪口しか言わないのが腹立たしいのです。見るだけで私の心は乱れます。当然語尾もきつくなります。

あのときこんなひどいことを言われた、と思い出してしまって、許せないのです。特に、義母が義父に私の悪口を言っている場に遭遇すると、もう自分の怒りが抑えられなくなります。私が学生のころ、就職してからもイジメにあい、孤立、疎外された経験から余計怒りがわくのだと思います。私に聞こえないところで話して、と強く思います。

私は、できれば人の悪口は言いたくもなく、聞きたくもありません。加点主義でいたいとも思っています。また、相手の悪いところやできなかったところがあれば、自分はできるだろうか?と振り返り、人のことは言えないと思うように心掛けています。

親だから嫁を評価する。悪いところがあればダメ出しするごとく叱る。勝手に自分の思い込みで判断し、こちらの考えも聞かず怒る。自分ができもしないことを偉そうに言う。完璧主義。

年寄りだから、親だから、大切にされるのは当たり前。プライドが高く、ないがしろにされたと思うと怒る。

子供を産むべきでなかった、誰も頼んで嫁に来てもらったわけではない。そう言った人たちが、孫にも悪口を言っているから自分たち(義父母)になつかない、などと言う。

そのくせ、姑が最近忘れっぽくて心細い、と私に弱音をはいたときがありました。私も忘れっぽいのは同じですよ、子供たちですらよく忘れます、と励ましたけれど。正直本音は、私が落ち込んでいたとき、さらに落ち込むようなことを言いましたよね~、なんで私はこの人を励まし、慰める必要があるの?と思ってしまいました。さんざん人をけなしといて、年をとって気弱になったから寄ってくるのですか?

できれば関わりたくないのです。顔も見たくないくらいです。自分を否定する、認めてくれない人たちとは。別居したい。でも、旦那は親の面倒をみたいと思っている。だから今までも我慢してきたつもりです。

文頭の私の考えは、義父母たちに対してはそうしてないと思います。反感しかありません。他人と思うか、仕事とでも思うか、もう自分の感情では優しくできません。乱文ですみません。よろしくお願いします。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

尊重するとはどういうことか?

「自分を否定する人との関係」において「怒りを静め自分を納得させる」には、正に冒頭のはなさんのお言葉である

「人それぞれに価値観は違い、一人一人が特別な存在で尊重されるべき」

これを実践することでしょう。
私たちは相手を尊重するとはどういうことかをついつい勘違いしてしまいます。相手の問題を自分の問題としてしまうのです。

自分を否定する人であっても相手を尊重するとは、その否定意見を理解して納得し同意することではありません。相手がそう考えていることをそのまま認めるのです。

「(自分はそうは思わないけど)あなたはそう思うのね。」

という様に。
人が何をどう思うかは自由です。それは思い通りにもなりません。そこに付き合っていたらキリがありません。

「なんでそう思うの?」「私とは違うなあ」

そんな風に相手の考えを自分の頭で考えてしまうから疲れるし、分かり合えないので納得できません。
相手は相手の縁でそう考えています。私は私の縁で私の考えです。それぞれを認めるのです。それは二つをおなじ考えにすることではありません。別々のものとして認めるのです。

ここを見極められると大分楽になると思います。

しかし問題は考えは別々で認められても一緒に生活する以上は行動を共にすることがあるでしょう。別々の考えで一つの物事をなすことはできません。そこはやはり話し合うしかないのでしょうが…これは何とも骨の折れる作業であります。

「あなたはそう思うのね。私はこう思うは。ではどうしましょうか?どこに妥協点を持っていきましょうか?」

なんて建設的に話し合える関係って難しいですよね…。

まあとりあえず姑さんの考えを理解・納得・同意できなくとも、「この人はこう考えたいんだなあ、こう感じるんだなあ」と認めてあげましょう。

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有り難し
おきもち

はじめまして。北海道の片田舎の農村のお寺で住職をしております。 人生...
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質問者からのお礼

吉武文法様

お礼が遅くなり申し訳ありません。
また、長文を読んでいただいたこと、本当にありがとうございました。

私が考え違いしているとご指摘いただき、ふっと肩の荷がおりた感じです。納得できなくてもいいのですね。相手がそういう意見なんだ、と思うだけでいいのですね。

今の私には、傷つけられた言葉は許せませんが、余計な感情を入れずに、ただその相手の意見を聞いてみる、相手の問題を自分の問題にしないよう、努力します。

本当にありがとうございました。

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