憑きもの、結婚相手の良し悪しについて
回答 2
有り難し 64怖くて仕方ないです。半年ほど前、白蛇が体に入ってきそうになったところえお黒蛇に助けられる夢を見ました。
それを、ある知人に話したところ、その知人がみてもらっている日蓮宗の方に遠隔で霊視してもらい蛇が３体ついていると言われ、盛り塩を朝して夕方に流すという作業を三日間続け、憑き物は払われたといわれました。
その後、半年はなにもなかったのですが先月突然その日蓮宗の方から連絡があり、また蛇が憑いていると。
さらに、その蛇は現在の私の恋人の色欲因縁が原因だといわれました。
ここまでは直接お会いしたことがなかったのですが、お祓いのために会うことになり、現在の恋人と別れるよう言われました。
そうしなければ悲惨な人生を送ることになると。
また、別れれば蛇はいなくなると。
現在の恋人とは、結婚を考えています。
まだわかれていないし、そのつもりはありません。
ですが先週、再度一度見ていただいた日蓮宗の力をお持ちの方から連絡があり、次はその方の御前様？という高僧の方から、現在の恋人との結婚の良し悪しをみたいという理由で、私から連絡をするよう言われました。
こうした遠隔での霊視やお祓いは信じてもいいのでしょうか？
信じたくないのですが、すごく怖いと思ってしまいます。
長文で、なかなか上手に表現できず申し訳ないですが、どなたかご回答をお願いいたします。
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
離れましょう
霊視やお祓いについて私は日蓮宗ではありませんし、そうしたものが可能なのかわかりかねますが（私個人としてはそうしたものにはかなり否定的です）、今回お聞かせいただいた件についてはあきらかにウサンクサイです。速やかに関係を断ちましょう。
夢というのはその時の心理状態の影響を受けるものでしょうから、何か不安なものを感じる類の物をみることもあるでしょう。
そうした時人はその原因を何かと結び付けたがりますが、夢は夢なのです。わからないものをわからないままにしておく勇気を持ちましょう。これは不吉だから…と何かのせいにしたがる人間の弱い心に今回のようなウサンクサイ輩はつけ込んできます。気をつけましょう。
最後にシンプルに申し上げます。
蛇に憑かれることはありません。
憑いているのは蛇ではなく蛇のせいにする自分の弱い心、そして蛇のせいにして不安がらせ一儲けしようとするウサンクサイ輩です。
基本的には平日１３時～１５時のみ対応可能です。お寺の行事、急な法務で対応できない場合もあります。胡散臭いことこの上なし
まず胡散臭いことを言う人間は公の場にさらすことです。
すると、たいていの人は引っ込みます。
後ろめたいことがあるからです。
根拠のないことをいう人間は姿かたちが僧侶であっても信用しないほうがよいでしょう。
私も占い師やら霊媒師に「黒蛇がついている」といわれたことがありました。
その黒蛇とやらはその人は「良いものだ」と言っていました。人によっていうことが違うって、なんでしょうね。はい、根拠がないのです。
人間の心理として多くの人がおそれる動物をツールとして用いて相手に恐怖心を与えて、そのスキを狙って心に入り込んで相手を意のままにコントロールしようとしているのでしょう。
その坊さんをこそお祓いしましょうか？
その友達も今後のかかわりは気を付けたほうがよいでしょう。
ものの道理にきちんと精通していないと、人に騙されるのです。
もちろん当の本人は価値があると思っているのでしょうし、実際に価値を見出してしまう人もいる。（営業妨害にならんように１０００歩譲ります）
確かに人間には錯覚パワーがあり、その力を上手に使えば迷いを断ち切って良い方向へ導く力にもなることはなるのでしょう。ですが、それは所詮、想念・ファンタジーの世界での条件付けの世界。現実ではないもの。あなたの肉眼が半径10箕内に黒蛇を見ることなどありません。せいぜいyoutube動画で「くろへび」を検索するくらいなものでしょう。
黒いひもや枝を蛇だと思うのは一瞬そう見えたとしても錯覚です。
想念越しに見た世界です。
肉眼はそのものを見る。枝、ひもであるときちんと認識します。
そもそも会ったこともない人間がどうしてまたあなたをつかまえて、その彼氏が悪いだとかなんだとか言ってくるのでしょうね。そこに大きく疑問を持つべきです。
先日４００万近く占い・霊視につぎ込んだ方からお電話がありました。
最終的に私のところで問題は解決されました。
初めからうちに電話くだされば400万損しなくて済んだものを。ｱｰﾓｯﾀｲ
世間知らずであると変なのに捕まると本当に痛い目にあいます。勉強です。
占○師、霊○師という類の人間は心の弱い人間を脅迫したり、ヨイショしたり、押したり引いたりの心理テクニックを使って、あなたより引っ掛かりやすい人をちょろまかして金をふんだくる、ぎりぎり法に引っ掛からない詐欺の一種だと思っているくらいの方が良いと思います。
個別相談可能今月の法話
文殊の剣
❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞（本文より）
「大丈夫、慧の剣を取る。」
大いなる菩薩や老師は智慧の剣を取って、人の迷いの見解を断ち切り真実の姿をみせてくださいます。
智慧の剣とは人間の自我、我見の無いこころからなる、無垢で清らかなる「事実の様子」「本来の様相」を見極める力ともいえましょう。
それこそが智慧の剣なのです。
文殊とは自己を鎮め得た者の姿。
人間の内なる思慮分別の猛獣を修め得て、その上に鎮座する姿。
事実を事実のとおりに見るということは、余分なものがないということです。
そこに現れる余分な見解というものを断ち切った姿。
そもそも、もともと一切の事象、事実というものには余分なものはありません。
とは言えども、それでも人は人の習癖・習慣的に物事に思いをつけたす。
いまや「写真で一言」という要らぬ添え物をするバラエティ文化もあるぐらいですから、ものを本当にそのままに受け取るということをしない。
文殊様の持つ剣、智慧の剣というものは、そういう人間の考えを断ち切る働きを象徴したものです。
その文殊の剣とはなにか？
お見せしましょう。
いま、そこで、みているもの、きこえていること。
たとえ文字文言を観るにしても、そのものとして映し出されているという姿がありましょう。
文字として見えているだけで意味を持たせてもいない、読み取ってもいないままの、ただの文字の羅列のような景色としてみている時には、文字であっても意味が生じません。
本当にみるということはそこに安住しています。他方に向かわない。蛇足ごとが起こらない。
見届けるという言葉の方が適しているかもしれませんね。
❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞それはものの方を見るというよりはそれを見ている己を見つめる姿ともいえましょう。
そういうご自身のハタラキ・功徳に気づく眼を持つことです。
あなたの手にはすでに文殊の剣がありますよ。用いることがないのはもったいないことですね。質問者からのお礼
ありがとうございます。金銭の要求は一切なく、あくまでも私のためにということで全てやっていただいています。このままでいると命を取られることになるとも言われ、怖くてたまりませんでした。こうした、私の弱い心を強く保てば見え方が変わるのかなとおもいました。
本当にありがとうございます。
