報われる日はいつかくるのでしょうか
去年、私は死にたいと思う日々が続き、半年間塞ぎ込み、仕事をやめてしまいました。
もう2度と男性をすきになることはないと、諦めておりました。
しかし、時間がかかりましたが、気持ちの整理もつき、また新たに大好きな人ができ、一年程片思いをし、念願のしあわせを見つけることができたはずでした。
苦手だった、人と向き合ったり本音で話すことを、この方と付き合い、将来を見据え、深い愛情を持ち、全力で向き合うことで克服できたように感じていました。
しかし、幸せは長く続きませんでした。
お付き合いをし、3ヶ月ほどで好きになれなかったから別れたい。と言われてしまいました。
たった3ヶ月でしたが、幸せでした。
でもたった3ヶ月で何がわかるの?と納得できない自分もいて、別れたがっている彼に嫌だと泣いて縋ってしまい、異常だと言われてしまいました。
スタートからお互いの温度差はありましたが、まめに連絡をし、彼女として扱ってくれ、向き合おうと試みてくれました。本当に感謝しています。
旅行やキス、毎日のメール全て愛おしく、忘れられないです。
突然に別れを告げられ、やっっと手にした幸せなのに。
結局またひとりぼっちになり、愛しましたが愛されなかったと悔しいです。
彼のしあわせを願っているはずなのに、手放せず
苦しいです
もう傷ついたり、1人になりたくない。
見捨てないで
そんな気持ちで将来が不安で耐えられません
しあわせになりたい一心なんです。
彼が今度は大好きな彼女ができ、大切にし結婚する姿見たくありません。
どうしたらよかったのですか
うまく気持ちを言葉にできません
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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ひとりはいつもひとり
siriusさんはじめまして。
ご質問読ませて頂きました。
いきなりですが、
時宗という宗派(なむあみだぶつとお称えする宗派)の宗祖
一遍というお方がこんな事をおっしゃっておられます。
「おのづから相あう時も別れてもひとりはいつもひとりなりけり」
現代っぽく言うなれば
「人は、誰かと一緒にいるときも、一人でいるときも、ひとりはいつもひとりなんだ。」
というような意味です。
なんてさみしい事を言うんだ!一遍さん!
とお思いかもしれませんが、「幸せ」になるにはここをしっかり肝に銘じておかなければならないと思います。
人間だれもが一人ぼっちはさみしい。
いいや!俺は一人が好きなんだ!というお方も三日も誰とも会わなければ、誰かの顔が見たくなるでしょう。
人は一人が寂しく、辛いものです。
しかし、人間誰かと一緒に過ごしていようと、基本的にはひとりなのです。
ひとりとひとりが一緒にいるのです。
私は一遍さんの言葉を借りて寂しい、わびしい話をしたいのではありません。
ひとりはいつもひとり。という毅然とした事実を目をそむけることなく見つめたとき、
他人に依存することのないお付き合いができるのです。
もちろん素晴らしい彼、彼女。素晴らしい夫、妻と過ごす時間は素晴らしいものであるでしょう。しかしそこに依存しては、その素晴らしい関係性が素晴らしくなくなってしまうのです。
ひとりはいつもひとり。
この一遍さんの言葉は「他人への依存では幸せになれない。」ということを教えてくださっているのだと思います。
そして、ひとりはいつもひとりではあるが、
ひとりひとりに常に仏様は寄り添っておられる存在であります。
前へと進めているのは確かです。
sirius様
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。
「しあわせ」は、一人ではなれません。幸せは、「仕合せ」です。
hasunoha回答僧侶様方もよく引用されますが、中島みゆきさんの「糸」の歌詞の中に、「縦の糸はあなた 横の糸は私 逢うべき糸に 出逢えることを 人は 仕合わせと呼びます」とありますように、お互いがバランスよく織りなす糸のようでなければ、織り進めていくことは難しくなります。
一方的に縦糸だけを通しても、何も織れないのですよね・・
でも、その方と三ヵ月だけでも織れたのであれば、それはそれで誠に「仕合せ」であったのではないかと存じます。そして、貴女様も以下のように述べられたように、成長されておられます。
「苦手だった、人と向き合ったり本音で話すことを、この方と付き合い、将来を見据え、深い愛情を持ち、全力で向き合うことで克服できたように感じていました。」と。
前へと進めているのではないかと存じます。
次は、もっともっと、いや、ずっと糸を織れる方との出逢いへと向けて、まだすぐには切り替えは無理かもしれませんが、できれば前を向いて参りたいものでございます。
川口英俊 合掌
質問者からのお礼
大乗様
依存しないようにと頑張ってはいたものの、綺麗になったりする目的が自分のためなはずなのに、相手のためになっておりました。。彼を失い、1人で立ち上がることができなかったわたしはやはり依存していたように感じます。まだまだ気持ちに波はありますが、しっかりと向き合い今度は1人で大丈夫で、2人いればもっと強いそんな関係を築けていけるような女性になれるよう、またいちから頑張ろうと思います。
貴重な時間をいただき、ご返答をありがとうございます。
川口様
たった数ヶ月ですが、本当に彼には感謝しております。とっても幸せで、自分の底力を信じることもできました。せっかく学び得たのですから、これを糧にもっともっと強くしあわせになれるよう、少しずつ少しずつ努力していきます。
ご返答をありがとうございます。