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知らない人に自分の近況が知られている

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有り難し有り難し 2

所属する部署とは異なる部署の人間であったり、休暇に街の通りや店内でも発生します。
A「あいつや」B「今度〇〇するらしい」
C「え!?」A「昔は(可笑しな調子で私のモノマネ)言ってたって」

聞き耳を立てていると、すれ違い後や、路の反対側で、こういう具合に伝播されています。
人数の多い職場なので、私が感知できない所や間柄でも、こうして情報のやりとりがされている様子です。

男女問わず、見た目は自分と年の近い人間なので、おそらく私がどんな人間が知ろうと情報を探っているうちに運悪く、かつての同級や知人に辿り着いてしまい、色々と話されてしまうのと思います。

実際、10年以上前に勝手に付けられた仇名でさえ、当時から100キロ以上は離れた転居先であるにも関わらず、ネタを一体どこから仕入れて来たのか、他人に同意なく語り継がれています。

気の持ちようは、一人で過ごす時間を多くすることで少しずつ回復して来ますが、全く外出しない訳にはいきません。ふとした思わぬところで、古い悪縁や、新たに加わった準悪縁と遭遇してしまいます。

どうにか止めたいのですが、新しい人は直接言いに来たわけでもなく、関係を持っている相手でもないので、わざわざ立ち向かって警告することが困難です。

しかしながら、これまでもこうして勝手になされる噂や話題を放置した結果、彼らにとって面白く、私にとって不都合な形に風評被害が残ってきたので、前向きな人生にこれ以上の横槍を入れられないために、なんとか彼らの口を塞いだり、噤ませるための抑止力が欲しいです。

汚された名や、それを知る者からの誹謗中傷を跳ね除け、望まぬ扱われ方を回復したいのです。
悪縁切りの祈祷をお願いしたほうがいいのかなと、最近は思い始めました。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

切り捨てましょう

拝読させて頂きました。
確かにありもしないうわさ話をされることはありますが、それでも人のうわさも三月ほどです。たわいもないうわさ話ほど飽きられるのも早いものです。

以前私も会社勤めの時にありもしないうわさ話をやたらとされたものです。
人事から呼び出しを受けてヒヤリングを受けましたが、全く根も葉もない話でした。
勝手に作られたうわさ話でしたがしばらくして発信源がわかりました。
当時の私の部下が流していたうわさ話でした。
その者はあれこれ人のうわさ話をやたらと流していましたから最終的には詰問を受けて会社を辞めることになりましたね。

本当に愚かなことです。

しかしそのように愚かな行いを我欲の為にする者もいるということを学びました。

そのような者に振り回されることもあるのが人生ですが、瓢箪から駒で結果は良い方に転ぶこともあるのです。

人のうわさ話やありもしない誹謗中傷はいずれは必ず淘汰されて参ります。

あなたはそのような愚かなことに振り回されることなく落ち着いて冷静に対応なさってくださいね。

あなたにとって大切なことはもっともっと沢山あるはずですし、今も取り組んでいかなくてはならないことは別にあるはずですからね。

しっかりとそのような愚かなことは切り捨てましょう。

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有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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質問者からのお礼

飽きられるまでに、更に誰かに伝播されていることが多いので、
言われる側の私にとっては、シフトしながら継続している感じです。
また全く根拠のない誹謗中傷では無いところが厄介なのです。
半分は勘違いやアレンジが含まれています。

なにより本来、私の失敗談や何気ないワンフレーズを知るはずのなかった人たちに、
過去を蒸し返して面白おかしく吹き込んでいるところが許せません。

彼・彼女らはそうした愚行によって低い自尊心や劣等感を埋めることが好きなタイプで、
そんな渦中へとわざわざ嘲笑されに転居したような格好になってしまっていることが、
やり切れなさや不幸感を一層引き立てて、情けなく悲しい此の頃です。

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