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理想が高かったかも。

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こんにちは
私は自分に対しても周りの人に対しても理想が高くてそれで悩みを作っていたかもしれません。

友達が少ないとか悩んでいたけど、旅行に行ったりなんでも相談できる友達はいました。ちょっとご飯を食べに行く関係の人もいたし、会社でも気の合わない人はいるけど、笑いながらおしゃべりできる人はたくさんいました。

私は異性に人並み以上に相手にしてもらえないと思っていた時期があり、自分でモテているっていう子に、私が告白をしてもらえた話をしたら『からかわれてるんだと思う』と言われたり、私のパートナーの事も『あなたの事好きじゃない』と言ってきたりして、『そうなのかもしれない…こんなモテる子がいうなら』と思って、また自分は相手にされない様な人間だって思ってしまったり…

友達も親友レベルじゃないと数にいれられない、だから友達が少ないとか、モテるって外で言うってことはこの子は少女漫画の主人公並みにモテてるんだろう…じゃなきゃ自分でモテるなんてとてもじゃないけど言わないだろうなと思い込んで、よくよく話を聞いたら街で声をかけられたとか、あの人はきっと私を好きとかレベルで、『そんなの社会に出れば誰にでもある事じゃ…信じちゃったじゃん、裏切られた』って思って勝手に幻滅したり。

自分が頑張ったことでもちょっと指摘されただけでやっぱりダメなんだ、調子に乗るな自分!と素直に喜ぶ事もあまり出来ない人間でした。

否定的な事を言う人をどこかで『この人は私の見えないものが見えているのかも!じゃなきゃそんな自信満々に否定できないよね?』とか勝手に信用してしまって後々性格が悪かっただけとか…

とにかく自分基準で物事を考えていて、その基準が少し非現実的だったのかも知れない…

でも周りの人の人並みなんて掴めないし…ちゃんと自分は人並みなのかなと不安になってしまう。

十人十色で考えても無駄なのかも知れませんが、
ヒントを頂けると嬉しいです。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

その時どきでいいと思いますよ

拝読させて頂きました。
いろいろと試行錯誤迷いや悩みは尽きませんよね。
あなたの価値観や基準もあるのでしょうし、周りの人たちの価値観や基準もあります。私もありますね。
ただそれは生まれながらのこともあるでしょうけれども、歳を重ねて様々な経験を積んでいくうちに移り変わるものです。
見た目重視や社会的立場を重視する場合もあるでしょうし、やっぱりお金持ちかどうかを重視することだってあるのでしょう、或いはやっぱり内面や優しさや包容力を重視することもありますよね。自分にも付き合う相手にも。
ですからそのような価値観は日々変わっていくものなのかと思いますよね。
人の心は移ろいやすいものです。そして私達は皆風に吹かれれば簡単になびいてしまう草のように弱く儚いものなのです。
どんなに強固にしようとしてもあっけなくもろく崩れてしまうような砂の器のようなものなのです。
ただそれはそれでいいのではないでしょうか、その時どきで私達はどのようにも移り変わりながら柔軟に対応していければなんとか生きてはいけますからね。
この世には絶対不変のものなどはないですから。

人は人ですから参考にしながらその時どきで自分の思いと比較しながらあなたにとってふさわしいご判断をなさってくださいね。
例え間違ってもいいのです。人生何度め繰り返しですからね。

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有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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質問者からのお礼

ありがとうございます。

価値観は変わるものなんですね、どこかで『これを曲げてはダメになる、自分じゃなくなる』と理想が曲げられなくて葛藤したことも多々あり、でも、最近心理学の用語が軽く説明してある本を読んだ時に『もしかして、向こうはこの状態だったんじゃないか?余裕がない状況なのは把握していたし…じゃあ相手をそんなに恨んでしてくれた事全部なかったことにするよりもっとこうすればよかったんじゃ?』

と何年も経って急に考えてしまったり、前は後悔なんてしてなかったことがここ最近になって気になりだして、してくれてた事に対しては『ありがとう』ぐらい言っておけばよかったかな?と思ったり。

それもこれも価値観が変わってきたってことなんですね、私もみんなも強くないんですね。それでいいんですね。

『間違っても良い』なんて言われた事がほとんどなく、子供時代間違ったことをするとちょっとした事でも強く怒られるか時には殴られる事もあったので間違えてもいいと言われると不安にもなってしまいますが、そう言ってくれる人もいる事を覚えておきたいです。

参考になりました。

「心構え・生きる智慧」問答一覧

ヘルパーに酸素マスクを外され、、、

母は老人施設で老衰で亡くなりました。最後は点滴も出来ない体になり、息も上がっていたので酸素もチューブで鼻から入れてもらっていました。亡くなった当日面会に行っていたのですが目も開ける事なく、問いかけにも微動だにせず、腕も指も動かない状態でした。途中看護師が「口も開いているのでマスクに替えますね」と鼻のチューブをマスクに替えて退室。暫くしてヘルパーがオムツ交換に来たので退室し、終わったのでと声をかけに来てくれてから再度部屋に戻ったところ、鬼の形相(に見えました)で亡くなっていました。その時は亡くなったという現実で頭がいっぱいで気が回らなかったのですが、酸素マスクが外されベッドに置いてあったということが2日後に気付きました。 葬儀を終えてから施設の方へ挨拶へ行き、その際にマスクが外されていた事も話しました。ヘルパーからは何の報告も上がっていなかったので私たちの話で初めて知ったとの事でした。 マスクがあれば看取れたかもしれない。マスクが外されていたので苦しいまま息を引き取ったのかもしれない。それが悔しくて残念でなりません。ただ、マスクがついていたとしても、命の限りは決まっていたでしょうから、施設やヘルパー個人を責める気は無かったのですが、施設からビデオで確認した所オムツ交換をすると言って来たヘルパーと実際にオムツ交換をしたヘルパーは違うヘルパーである。オムツ交換をしたヘルパーに聞いた所顔には触っていない。オムツ交換をした時にマスクがずれたかもしれない。退室時にマスクの確認はしなかった。と曖昧、ウソばかりであろう報告を受けました。 こちらとしては特に報告をして欲しいと言っていなかったので、逆に気持ちを逆撫でされる報告を受け苛立ちや悔しさ、腹立たしさばかりが込み上げてきています。 施設の言い訳、ウソを聞く度にモヤモヤが増して行きます。事を大きくしたく無いと思っていましたがウソをつかれると言い返したくなってしまいます。この気持ちは時が解決してくれるのでしょうか。気の持ち方を教えて頂きたくお話しさせて頂きました。どうぞよろしくお願いいたします。

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夫にかける言葉や心持ちについて

お坊さんはじめまして。私は三十代半ばの女性です。昨年結婚した三十代後半の夫についてご相談させていただきます。 私たち夫婦に子どもはいません。共働きで円満に暮らしております。しかし最近夫が自身の実家との関わり方に疲弊しているようで、妻として一人の人間としてどういったフォローをすれば良いかわからない状況です。 夫は小学生の頃に父親を病気で亡くしており、母と年の離れた妹と三人の家庭で育ちました。社会人になってからは単身で暮らしていたそうです。 そして今現在は家から車で一時間ほどの距離で義母と義妹(三十代前半)が同じ家で暮らしています。 数年前から義妹の体調が優れず(原因不明)身体に不調が滲み出ており、私から見ても心配になる顔つき体つきをしています。 またその義妹を支えるためか義母も老体にむち打つようにアルバイトをしています。 義妹には義妹の、義母には義母のストレスがあるのだと思います。二人は言い争いが多々あるようです。 そんな二人の板挟みとなっている夫は、息子・兄の立場以上に「亡くなった父親の代わりに自分がなんとかしなければいけない」と使命感があるようで、私から見ると不要な心配や気遣いをして神経をすり減らしているように見えます。 亡くなった父親の代わりに〜というのは夫本人から出た言葉です。 そんな生真面目で優しい夫に惹かれて結婚したのですが、いつかどこかで夫がぽっきり折れてしまいそうで怖いのです。 私自身も病気がちで夫に助けてもらっている部分がたくさんあります。 なので夫からしたら、病気がちで手のかかる妻、日に日にやせ細り見放せば死んでしまいそうな妹、年老いて体が悪くとも働かなければならない母の三者に気を配る生活をしています。でも夫自身は誰にも助けを求めていないように思うのです。 父親と死別した長男というのは、これからもずっと残された家族を守る使命感に縛られていくのでしょうか。夫自身がそのような使命感から放たれる日は来ないのでしょうか。 義母義妹について悩む夫を見ているのがとても辛いです。 なにか私がかけてあげられる言葉や、知った方が良い心持ちがあれば教えていただきたくご相談とさせていただきます。 まとまらない文章で申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。

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賢く生きるのが難しいです

 春休みが長期間あったので、バイトをたくさん入れました。しかし、一日数時間しか入れないので、1ヶ月で合計すると、そんなにバイト代はもらえません。  しかし、バカな私は、いつもよりたくさん入れたら、たくさんもらえるというように考えていました。  バイト代が入ったときに、春休みにしては全然稼げてなかったので、シフトを入れた時に計算しなかったことに、自己嫌悪に陥りました。  新しいバイトを探そうとはしていますが、周りの人が当たり前にできてることにつまずくのが悔しいです。  高校までぬるま湯で生活していたので、社会の厳しさを垣間見たのもあります。  もともと、生活やあらゆることをうまく賢くするのが苦手だったのですが、周りが賢く生きている話を聞いたり、今回のつまずきで、一気にこの先の自信がなくなりました。  周りの人が考えたら失敗しないようなミスを、私は失敗しないと間違えることに気づけなかったりなど、全部失敗していって学んでいくスタイルが嫌です。  春休みは、資格も取ったり、友達と遊んだり、バイト以外にもしましたが、バイトで稼げなかったことで、自信とやる気を失いました。  どうしたら、賢くうまく生きれて、失敗しても立ち直れますか?全部失敗していって学んでいくスタイルは、なおせますか?

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普通の幸せを手に入れたけれど。

 こんにちは。 30代後半の専業主婦です。  私は10代のときに精神病を患いましたが、実家の家族の懸命なサポートのおかげで寛解をし、30代で結婚もでき、子供も授かることができました。 子供が幼稚園に通い始めるようになると、お母さんたちとの付き合いも増えるようになり、いわゆる「健常者」の方との付き合いも出てきました。  普通ならば、ママ付き合いはたやすく出来そうなものですが、私は10代で精神病になり、20代全てを療養に費やしてきました。 なので、皆が一般的にやっている就職や社会人経験がゼロの状態で結婚、出産、育児をしていることになり、周りのお母さんたちとは、どうしても「違い」を感じてしまいます。テンションも違うし、話す話題も仕事の話ばかり。 人の裏を常に警戒しているような人だらけで、あまりに空気感が違いすぎて付き合いなんて私には無理、と不安でいっぱいです。  実家の両親は、「社会人経験なんて、ないほうがいい。社会に毒されてしまった女の子に本当の人付き合いなんて出来ない。 あなたは、社会人経験がないおかげで人とオフで表の顔で付き合いができるんだよ。」と言ってくれています。  しかし、どうしても他のお母さんたちと接すると、彼女たちのほうがうんと「大人」に見えて感じてしまい、私はまるで10代から精神的な時間がストップしているみたいに感じています。  友人には健常者の友達はいて、プライベートな話もできる仲です。でも、幼稚園のママさんたちは、それとは違うように思います。  どうしたら彼女たちと対等に、劣等感を感じずに付き合えるでしょうか?

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温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ