hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

一般雇用か障害者雇用か回答受付中

回答数回答 2
有り難し有り難し 0

いつもありがとうございます。

以前もご相談させて頂きましたが、私の発達障害(アスペルガー症候群)のことについてご相談させてください。

私は発達障害(アスペルガー症候群)と診断されて1年程が経ちました。以前の相談の後、主治医とも話し合い、障害者手帳と自立支援医療制度を申請し、どちらも申請が通り、障害者手帳と自立支援医療制度を活用しながら生活をしています。その中で今後このまま一般雇用でやっていこうか障害者雇用でやっていこうか凄く悩んでいます。現状は休む事はありますが、仕事には辛いながらも行けてはいます。しかし、体調の悪い時の波がきてしまうと

「一般雇用は限界だな」
と思ってしまう事もあるのも事実です。

ただ、私の中でもう少し一般雇用(会社に環境調整をしてもらいながらにはなりますが)で頑張りたい気持ちと同時に両親の人生ではありませんが、両親が自分の子供が障害者雇用で働いていると周りに言い、周りの目が気になる事の両親の気持ちを考えると一般雇用で無理してでも頑張りたい気持ちがあり、中々障害者雇用に前向きになれません…

この一般雇用が限界に近い気持ちと障害者雇用で働くことへの気持ちをどのように整理していっていいか分かりません…アドバイス等頂けると幸いです。

2026年2月13日 21:26
この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

拝読させて頂きました。
あなたが障がいの診断を受けてこれからどのように働いていけばいいのか、どのように生きていけばいいのかお悩みなさっておられることを読ませて頂きました。詳細なあなたのことや障がいの状況やご両親様との関係はわからないですけれど、あなたがとてもお悩みなさっておられること心よりお察しします。
具体的なあなたの状態についてはわからないですが、先ずはあなた自身のことをこれからも大切になさって頂くことが第一優先かと思います。
一般雇用であっても障がい者者雇用であったとしてもその仕事によってだいぶ違うでしょうからね。たとえ障がい者雇用の仕事であったとしてもあなたと相性がよくなければあなたの心身への負担も大きいものになってしまうこともあるでしょうし、どのような仕事であってもやはりうまくいくいかないはあるかと思います。
一度担当医師からあなたがこれからどのような仕事をなさっていくことがあなたにとって望ましいのかアドバイスをしてもらいあなたなりにご検討なさってみてはいかがでしょう。また仕事の形態についてもあなたがこれからやっていきたいことがあったり、あなたが志していきたいことがあるのであれば様々な方法や道があると思います。
一般でなければならない、障がい者でなければならないと決めてかからずに様々柔軟にお考えなさってみて下さいね。またこれから先あなた自体の状況も周りの状況も変わってくると思います。その時その時で変わっていってもいいのではないでしょうか。
いずれにせよ家族の手前というよりはあなた自身のことやあなたの意志を大切になさって下さいね。
あなたがこれからの未来に素晴らしい出会いやご縁に恵まれ、自信もってあなたの人生を皆さんと一緒に生きることできます様に、あなたが自らの人生を心から健やかに豊かに生き抜いていかれますように切に祈っています。
そしてあなたを心より応援させて頂きます。

2026年2月14日 9:24
{{count}}
有り難し
おきもち

個別相談可能
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラーメンが有名な処です。)これからも皆様のご質問に対して誠心誠意回答させて頂きたいと存じます。まだまだ修行中の身ですので至らぬ点あろうかとは存じますが共に精進して参りましょうね。お寺にもお気軽に遊びに来てください。
ご相談は朝から午後5時まで受け付けております。 人間関係や恋愛のお悩み、自殺願望、大切な方の死に直面した苦しみなど、どんな内容でも構いません。一人で抱え込まずに、ぜひお辛いお気持ちを吐き出してください。 仏様や神様、ご先祖様は、いつもあなたを見守り、聞いてくださっています。あなたが少しでも穏やかな気持ちになれるお手伝いをさせていただきます。

まず、診断から一年、自立支援や手帳の申請まで自分で向き合ってきたこと、それだけで本当に大きな事だと思います。

発達障害を受け止めること自体が簡単ではないのに、制度を使いながら生活を整えようとしている。その姿勢は素晴らしいと思います。

いま揺れているのは、「働き方」以上に「自分の価値の置きどころ」なのだと思います。一般雇用で頑張りたい気持ちは、本心でしょう。同時に、体調の波が来ると限界を感じるのも現実。そしてそこに、ご両親の気持ちや世間体が重なって、選択が重くなっている。

けれど一つ、静かに考えてほしいことがあります。あなたの人生の責任を最後まで引き受けるのは、ご両親でも世間でもなく、あなた自身です。

両親の「周りの目」を守るために無理を重ねて体調を崩すことは、本当に親孝行でしょうか。私は違うと思います。あなたが長く穏やかに働き続けられることの方が、結果的には一番の安心になるはずです。

一般雇用か障害者雇用かは、「上か下か」の話ではありません。どちらがあなたの特性に合い、持続可能かという適合の問題です。発達特性は努力不足ではなく、脳の使い方の違いです。

環境との相性で疲労度は大きく変わります。限界を感じる自分を「甘え」と切り捨てないでください。それは身体と心からの重要なサインです。

一方で、「もう少し一般雇用でやりたい」という気持ちも大切です。ならば、期限を区切るという考え方もあります。例えば半年間、環境調整を最大限活用してみる。その間の体調や欠勤頻度、心の安定度を記録してみる。それでも波が大きいなら、障害者雇用は「逃げ」ではなく「戦略的変更」です。

大切なのは、どちらを選んでも「自分を否定しない」ことだと思います。

障害者雇用で働くことは、社会の中で自分に合った形を選ぶ成熟した判断です。一般雇用を続けることも挑戦です。どちらにも価値があります。

最後に。あなたはすでに十分頑張っています。働き方を変えるかどうかは、あなたの尊厳の問題であって、世間体の問題ではありません。

どうか「親がどう思うか」よりも、「10年後の自分が倒れていないか」を基準にしてください。あなたが安定して生きていること。それが何より大切です。

ご自愛ください。

2026年2月14日 8:34
{{count}}
有り難し
おきもち

広島の山あいで、今日も「なんまんだぶつ」とつぶやいています。 浄土真宗本願寺派の僧侶、ケンコウと申します。 日々の中には、言葉にならない思いや、誰にも言えないもやもやがあるものです。 そんな時こそ、仏さまの教えが、ふっと心に灯りをともしてくれることがあります。 この「はすのは」では、あなたの声に耳を傾けながら、一緒に“いま”を見つめ直す時間をつくっていきたいと思っています。 堅苦しくなく、あたたかく、時にゆるく。 どうぞ、あなたのお話、聞かせてくださいね。

煩悩スッキリコラムまとめ