「女の敵の女」をやめたいです。
初めまして。このたび、お坊さんに喝を入れていただきたく、ご相談させていただきます。
私はいま、社員の7割が女性の会社で働いています。7割が女性とはいえ、役職についているのはほとんどが男性です。
今日、所長(男性)から、今後の働きに期待しているから、客先訪問についてきてほしいと言われました。大口のお客様ですから頑張ろうと思ったのですが、直属の上司である女性に、「あなたは若くてかわいくて良い子だから接待にあてがわれるのだ」「あなたが行くと言えば私たちも行かなければいけなくなる。迷惑だ」と言われてしまいました。
所長はあくまで、接待ではなく学びの機会だと言います。私ももっと成長したいし、何より所長のお気持ちを信じたいです。
ですが、所内の、ひいては世間の女性の思いを踏みにじる行為であるなら、喜んでばかりもいられないと青ざめました。
もとより私は、心身が丈夫で、家族に熱心に育ててもらい、人に恵まれて大きな失敗なくここまで生きてくることができました。
家族からも「世間にお返しするべきだ」と教わったし、私自身もそうありたいと考えています。
ですがやはり、今回のようなことがあると、世間(今回は女性)の矢面に立って戦うより、自分自身の学びや成長を追いかけたい気持ちが前に出てきてしまうのです。
これは煩悩というほかないと思います。
自分の欲ではなく、世間のほうを向いて自己研鑽するための心構えをお授けいただけないでしょうか。
社会に出てもう4年が経ちます。いつまでも子どものままではいけないと思っています。
ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
大卒、現在は関東で一人暮らしをしながら会社員として働いています。 四人家族の長女です。(7つ下に妹がいます) 主な疾患履歴は2年前の卵巣嚢腫のみです。手術して完治済です。 鈍臭く頑固だと言われる性格ですが、大きな失敗やトラブルには見舞われず、人に恵まれて今日まで難なく生活することができています。
・他人を自分より大切にできないこと(思いやりが足りない) ・勉強でも仕事でも、自分が一番でないと気がすまないこと
お坊さんからの回答 4件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
逸脱した接待はコンプライアンス違反に。準備や役割の確認を。
私があなたの立場であっても、良き機会にと同行したいと思うでしょう。ビジネスの世界では、取引先との円滑な信頼関係構築のため、会食などの接待の場が設けられることもあります。そこでの親交が良き情報に繋がったり、こちら側の熱意も届きやすくなるメリットがありますね。経験豊富な所長の同行ということで、学びも多く期待したいですね。
ただ、上司(女性)の言葉が引っかかりますね。7割が女性の職場で、男性所長に同行はよくあることではありませんか。ですが、「若い・かわいい・女性」という安易な人選、評価なのであればハラスメントですよね。そういった過去例があったのではないでしょうか。
「迷惑だ」とは、とても厳しいですね。あなたが慎重さに欠けているということなのでしょうか。そのような言葉ではなく、「同行のマナーやセクハラ防止、安全確保を」と指導くださったらいいのにね。
現状、何も起こっていない訳ですから。
ただ、逸脱した接待はコンプライアンス違反になりますから、しっかりと所長とも接待に向けての準備や役割の確認をしておきましょうね。
弱肉強食(武器は全て使う)、適当な具合
勤務時間外の飲食(接待)を伴う訪問ということでしょうか。
現実的に、飲み会等で連帯感が生まれることはありますし、仕事関係の人と親しくなると日々の勤務も楽しくなる場合がありますから、悪いことではありませんね。
社内ルール等に違反しないのであれば問題ないと思います。
一歩引いて考えてみると、人間も動物であり、弱肉強食の世界で生きています。
法律がちゃんと機能している国はごく一部であり、海外では警察官ですら観光客を脅して金を取る場合があります。
弱肉強食の世界では、あらゆる武器を総動員して生き残るのです。
それが「若い女性」ならではの武器であっても。
ただし、仏教では、お坊さんではない在家の人であっても殺生・盗み・嘘・不倫・飲酒はできるだけやらない方が良いとされます。
接待も、他人に口外できない(後々嘘をつかねばならない)内容であれば最初から避けた方が良いでしょう。
飲酒する(させる)場合もほどほどに。
何事も、適当な(ちょうど良い)具合を探り続けることが寛容ではないでしょうか。
長年の慣習が時代に合わなくなることもあれば、世間の風潮が極端すぎる場合もありますから、「適当」も、その都度その都度判断して調節し続けましょう。
自己研鑽を望む向上心は、決して蓋をすべき悪い欲ではありません
ご相談ありがとうございます。いただいた文面から、仕事に対する大変前向きで真摯な姿勢が伝わってまいりました。
まず、現実的な職場の問題として状況を整理しましょう。おっしゃる通り、過剰な接待は昨今のコンプライアンス上、慎重になるべき側面はあります。しかし、直属の女性上司の「若くてかわいくて良い子だからあてがわれる」「迷惑だ」という言葉はあまりにも辛辣です。これはあなたの意欲を削ぎ、尊厳を傷つけるパワーハラスメントに該当し得るものです。あなたが「女性の敵」になっているわけでは決してありません。理不尽な言葉をすべて背負い込む必要はありませんよ。
ご自身の中にある「成長したい」という純粋な思いを「煩悩」と捉え、世間のために滅却しなければと悩んでおられますね。しかし、私たちは煩悩を抱えたまま、その身のままで慈悲の光に照らされ、生かされていく存在です。自己研鑽を望む向上心は、決して蓋をすべき悪い欲ではありません。
あなたがしっかりと学び、実力をつけ、いずれ理不尽な思いをする後進を守れる立場へと成長していくこと。それこそが結果として、教えられた「世間へのお返し」に繋がっていくのではないでしょうか。
どうか周囲の心無い言葉に萎縮することなく、ご自身の真っ直ぐな成長の機会を大切になさってください。あなたの歩みを心より応援しております。
拝
縁起寺 釋聴法
落ち着いて理解を得ていきましょう
拝読させて頂きました。
あなたがどう行動していけばいいのかお悩みなさっておられることとても伝わって参ります。具体的な状況がわからないのでなかなか難しいところですね。あなたがお悩みなさるお気持ち心よりお察しします。
あなたが自己研鑽の為に所長さんから言われて同行することはいいことだと思います。
ただ今の上司の理解を得ることも必要なのではないかと思います。ですから再度所長さんから上司にご説明なさって頂けばよろしいのではないでしょうか。
社員の業務として同行することですからね。
具体的にお客様のこともわからないですから真意の程はわからないですけれども、周りの人達からも理解を得てもらいながらこれからお仕事に向き合っていきましょう。
社内では様々な思惑が渦巻いているのかもしれないですが、あわてることなく理解を得ながら落ち着いてお勤めなさって下さいね。
あなたがこれからも様々な出会いやご縁に恵まれながら、沢山の素晴らしい経験をなさり研鑽なさっていくことできますように、あなたが人として健やかにご成長なさっていきますように、周りの人達とお互いを理解し合い助け合いながら充実した毎日を生きることできますように切に祈っております。
そしてあなたを心より応援させて頂きます。



午後から夜の時間帯は都合がつきやすいです。
◆こちらから、無理に聞き出すことは致しません。
言いにくいこと、言えない気持ちも大切にします。あなたのお気持ちのままに、ゆっくり待ちながら、その気持ちを大切に受け止めたいと思っています。
◆自死で大切な人を亡くされたり、死別により 死が受け入れられなかったり、心の整理がつかない方へ。30分ずつでも、オンラインで定期的に気持ちに向き合っていきませんか。吐露したり泣ける時間も、大事なグリーフケア 。
◆個別電話ってドキドキして勇気のいることだけれど、声が届くから、聞こえてくるから、ちゃんと繋がっているようで、そばにいるように安心出来ることもあります。
◆ 終末期ターミナルケア、看取り、希死念慮、自死、グリーフケア、トラウマ、PTSD、子育て、産前産後うつ、不妊、傾聴、手話、要約筆記者 としても、サポート
◆出来るだけ希望時間にお応えしたいと思いますが、午前中は毎日 法務があります。
(相談は、hasunohaオンライン相談より受付下さい。お寺へのいきなりの電話相談は受けていません。法務が優先なので)
◆一人で悩まないで。待っていますね(﹡´◡`﹡ )